OC4Jで提供される一連のAntタスクでは、特定のOC4Jインスタンス、またはグループ内のすべてのOC4Jインスタンスで同時にデプロイ関連操作を実行できます。グループは、同じクラスタ・トポロジ(2つ以上の粗結合のOracle Application Serverノード)に属するOC4Jインスタンスの同期セットです。
この章では、Antタスクについて説明し、タスクをアプリケーション・ビルド・プロセスに統合するためのガイドラインを示します。OC4J Antタスクでは、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループに対して次の操作を実行できます。
Webサイトを追加する。
アプリケーション(EAR)、スタンドアロンWebモジュール(WAR)、スタンドアロンEJBモジュール(EJB JAR)またはスタンドアロン・リソース・アダプタ(RAR)をデプロイする。
アプリケーション、Webモジュール、EJBモジュールまたはリソース・アダプタをアンデプロイする。
デプロイ済EJBモジュールを変更されたクラスで増分更新する。
WebサイトへのWebモジュールのバインド、WebサイトからのWebモジュールのアンバインド、およびWebバインディングの詳細の一覧表示を行う。
アプリケーションに対する共有ライブラリを作成、変更または削除する。
アプリケーションを起動、再起動または停止し、アプリケーションのステータスと詳細を一覧表示する。
OC4Jインスタンスやインスタンス・グループを再起動または停止する。
データソースとデータソース接続プールを追加、テスト、一覧表示および削除する。
JMS接続プールとJMS宛先を追加および削除する。
表10-1はOC4J Antタスクをその参照先とともに示します。
表10-1 OC4J Antタスク
Antタスク名 | 説明 |
---|---|
addDataSourceConnectionPool |
|
addDestination |
|
addWebSite |
|
addImportSharedLibrary |
|
addJMSConnectionFactory |
|
addManagedDataSource |
|
addNativeDataSource |
|
addRemoveInheritedSharedLibrary |
|
bindWebApp |
「Webサイトへの特定のWebモジュールのバインドとコンテキスト・ルートの設定」 |
bindAllWebApps |
「1つのWebサイトへのすべてのWebモジュールのバインド」 |
compileJsp |
『Oracle Containers for J2EE JavaServer Pages開発者ガイド』のAntタスクを使用したJSPのプリコンパイルに関する項 |
deleteImportSharedLibrary |
|
deleteRemoveInheritedSharedLibrary |
|
deploy |
|
getDataSourcesDescriptor |
|
getDestinations |
|
getJMSConnectionFactories |
|
listApplications |
|
listDataSourceConnectionPools |
|
listDataSources |
|
listWebBindings |
|
modifySharedLibrary |
|
publishSharedLibrary |
|
redeploy |
|
removeDataSourceConnectionPool |
|
removeDestination |
|
removeJMSConnectionFactory |
|
removeManagedDataSource |
|
removeNativeDataSource |
|
removeSharedLibrary |
|
restartApp |
|
restartServer |
|
shutdownServer |
|
start |
|
stop |
|
testDatabaseConnection |
|
testDataSource |
|
testDataSourceConnectionPool |
|
unbindAllWebApps |
|
unbindWebApp |
|
undeploy |
|
updateEJBModule |
|
Application Server Controlまたはadmin_client.jar
コマンドライン・ユーティリティで同様のデプロイ・タスクを実行できます。第9章「デプロイに対するApplication Server Controlの使用方法」では、デプロイに対するApplication Server Controlの使用方法を説明します。第11章「デプロイに対するadmin_client.jarユーティリティの使用方法」では、デプロイ・タスクに対するadmin_client.jar
の使用方法を説明します。
次の項目について説明します。
注意: この章で説明するOC4J Antタスクは、Apache Antバージョン1.6.5での使用を目的としています。Apache Ant製品の最新のドキュメントを入手するには、次のリンクを参照してください。 http://ant.apache.org/manual/ |
「EclipseによるOC4J管理クライアントのAntタスクの使用方法」の説明にあるとおり、EclipseからのWebアプリケーションのデプロイにOC4J Antタスクを使用することもできます。
この項では、OC4J Antタスクを使用するための前提条件とガイドラインを示します。次の項目について説明します。
このドキュメントで説明されているデプロイ関連のOC4J Antタスクを使用するには、次の前提条件が必要です。
1.6.5以上のAntバージョン
Ant 1.6.5は、OC4JのORACLE_HOME
/ant
ディレクトリ構造にインストールされます。
OC4Jがインストールされたディレクトリに設定されているORACLE_HOME
環境変数
Java2 Standard Edition SDKの場所に設定されているJAVA_HOME
環境変数
環境変数の設定の詳細は、『Oracle Containers for J2EE構成および管理ガイド』を参照してください。
OC4JのインストールではAnt 1.6.5とOC4J Antタスク用のファイルが含まれます。Antタスクを使用する前に、これらを環境に組み込む必要があります。
ant-oracle.jar
ファイルは、デフォルトでORACLE_HOME
/ant/lib
ディレクトリにインストールされます。次のAnt関連ファイルは、OC4JのORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリにインストールされます。
ant-oracle-classes.jar
コンパイル済Antタスク・クラスを含むJARファイル
Antタスクの実行プロパティを指定するため編集可能なプロパティ・ファイルのant-oracle.properties
ant-oracle.xml
Ant <import>
タスクを使用して、Antビルド・ファイル(build.xml
)にインポートできるXMLファイル。これが必要になるのは、ant-oracle.jar
がORACLE_HOME
/ant/lib
ディレクトリにインストールされていない場合のみです。
OC4JのORACLE_HOME
/ant
(デフォルト)にインストールされたAnt 1.6.5実装を使用するためのビルド環境を設定するには、次の手順を実行します。
ORACLE_HOME
/ant/bin
をシステムPATH環境変数に追加します。
Antビルド・ファイル(build.xml
)の<project>
要素でoracle
ネームスペースを宣言します。OC4J Antタスクは、build.xml
でこのネームスペースを使用して参照されます。次に例を示します。
<project name="test" default="all" basedir="." xmlns:oracle="antlib:oracle">
(オプション)ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリのant-oracle.properties
ファイルを、ビルド・ファイル(build.xml
)があるディレクトリにコピーします。
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
でファイルを変更し、そのファイルをビルド・スクリプトから参照することもできますが、元のファイルはテンプレートとして保存することをお薦めします。
(オプション)Antタスクに渡す引数の値をant-oracle.properties
ファイルで設定します。
ファイル内のプロパティは、OC4Jのデフォルト値に設定されます。このファイルには、ORACLE_HOME
やJAVA_HOME
などの環境変数設定も読み込まれています。必要に応じて、ターゲットのOC4Jインスタンスの構成を反映するように、これらのプロパティを編集できます。
(オプション)ant-oracle.properties
ファイルをビルド・ディレクトリにコピーした場合、コピーしたファイルをビルド・スクリプト(build.xml
)内で参照する必要があります。次に例を示します。
<property file="ant-oracle.properties"/>
この項では、OC4J外部のAnt 1.6.5実装を使用するようにビルド環境を設定する手順を説明します。
ANT_HOME
/ant/bin
をシステムPATH環境変数に追加します。
ANT_HOME環境変数をインストール済Antを示すように設定し、JAVA_HOME環境変数をJava2 Standard Edition SDKの場所を示すように設定します。
共通のANTインストール・ディレクトリはORACLE_HOME
/ant
です。
Antビルド・ファイル(build.xml
)の<project>
要素でoracle
ネームスペースを宣言します。OC4J Antタスクは、build.xml
でこのネームスペースを使用して参照されます。
<project name="test" default="all" basedir="." xmlns:oracle="antlib:oracle">
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリのant-oracle.properties
ファイルを、ビルド・ファイル(build.xml
)があるディレクトリにコピーします。
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
でファイルを変更し、そのファイルをビルド・スクリプトから参照することもできますが、元のファイルはテンプレートとして保存することをお薦めします。
Antタスクに渡す引数の値をant-oracle.properties
ファイルで設定します。
ファイル内のプロパティは、OC4Jのデフォルト値に設定されます。このファイルには、ORACLE_HOMEやJAVA_HOMEなどの環境変数設定も読み込まれています。必要に応じて、ターゲットのOC4Jインスタンスの構成を反映するように、これらのプロパティを編集できます。
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリのant-oracle.xml
ファイルを、ビルド・ファイル(build.xml
)があるディレクトリにコピーします。
ビルド・ファイルの最上位レベルにこの<import>
要素を追加します。
<import file="ant-oracle.xml"/>
管理クライアント・ユーティリティにより、構成およびデプロイにOC4J Antタスクを使用できます。
管理クライアント・ユーティリティでAnt 1.6.5を使用するOC4J Antタスクを組み込む手順:
Oracle Technology Networkの次の場所からoc4j_admin_client_101350.zip
ファイルをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/htdocs/utilsoft.html
管理クライアント・ユーティリティとその使用方法の詳細は、「リモート管理クライアントのダウンロードと抽出」を参照してください。
oc4j_admin_client_101350.zip
の内容を任意のローカル・ディレクトリ(oc4j_admin_client
など)に抽出します。
ORACLE_HOME
/ant/lib/ant-oracle.jar
ファイルをOracle Application Server 10g(10.1.3.5.0)のホーム・ディレクトリからoc4j_admin_client_101350.zip
の内容を抽出したローカル・ディレクトリのOC4J_ADMIN_CLIENT_DIR
\ant\lib
にコピーします。
ORACLE_HOME
環境変数をOC4J_ADMIN_CLIENT_DIR
ディレクトリに設定します。
ANT_HOME
/ant/bin
をシステムPATH
環境変数に追加します。
ANT_HOME
環境変数をインストール済Antを示すように設定し、JAVA_HOME
環境変数をJava 2 Standard Edition SDKの場所を示すように設定します。
共通のANTインストール・ディレクトリはORACLE_HOME
/ant
です。
次のように、Antビルド・ファイル(build.xml
)の<project>
要素でoracle
ネームスペースを宣言します。
<project name="test" default="all" basedir="." xmlns:oracle="antlib:oracle">
build.xml
でのOC4J Antタスクに対する参照では、このネームスペースが使用されます。
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリのant-oracle.properties
ファイルを、ビルド・ファイル(build.xml
)があるディレクトリにコピーします。
ORACLE_HOME/j2ee/utilities
でファイルを変更し、そのファイルをビルド・スクリプトから参照することもできますが、元のファイルはテンプレートとして保存することをお薦めします。
Antタスクに渡す引数の値をant-oracle.properties
ファイルで設定します。
このファイル内のプロパティは、OC4Jのデフォルト値に設定されます。このファイルには、ORACLE_HOME
やJAVA_HOME
などの環境変数設定も読み込まれています。必要に応じて、ターゲットのOC4Jインスタンスの構成を反映するように、これらのプロパティを編集できます。
ORACLE_HOME
/j2ee/utilities
ディレクトリのant-oracle.xml
ファイルを、ビルド・ファイル(build.xml
)があるディレクトリにコピーします。
ビルド・ファイルの最上位レベルにこの<import>
要素を追加します。
<import file="ant-oracle.xml"/>
Antタスクに渡される主要属性は、deployerUri
であり、この属性でタスクのOC4Jターゲットを指定します。URIの構文は、ターゲットによって異なります。
このURIの書式は、次の項目を参照してください。
グループ内のすべてのOC4Jインスタンスをデプロイ・ターゲットとして指定する場合は、次のURIを使用します。グループは、同じクラスタ・トポロジに属するOC4Jインスタンスの同期的なセットです。たとえば、クラスタ内のデフォルト・グループ(default_group
)に属する、すべてのOC4Jインスタンスで同時にデプロイ操作を実行するターゲットとして、default_group
を指定できます。
このURIでは、OPMNベースのクラスタリング・フレームワークが使用されます。クラスタ内のOracle Application Serverノードに対するホスト名と、オプションでOPMNリクエスト・ポートのみを指定する必要があります。これによってアプリケーションは、クラスタ内の他のノードすべてに対するホスト名およびOPMNポートを取得することが可能になります。
URIの構文は次のとおりです。
deployer:cluster:[rmis]:opmn://host[:opmnPort]/groupName
次に例を示します。
deployer:cluster:opmn://node1/default_group
表10-2 ターゲットがグループの場合のURIパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
オプション。ターゲットでORMI over SSL(ORMIS)を利用している場合に指定します。 |
|
必須。クラスタ内のOracle Application Serverノードのホスト名。任意のノードを指定できます。クラスタの他のノードのリストは、このノードから取得されます。 |
|
オプション。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスが属するグループの名前。 |
クラスタ内のインスタンスを含めた、特定のOPMN管理のOC4Jインスタンスをターゲットとする場合は、次のURIを使用します。URIの接頭辞では、cluster
がoc4j
で置き換えられます。
インスタンスのホストとして機能するOracle Application Serverノードのホスト名を指定します。ノードのホスト名またはポートが不明な場合は、クラスタ内の別のノードのホスト名とOracle Application Serverインスタンスの名前を指定することができます。アプリケーションはOPMNクラスタリング・フレームワークを使用して、Oracle Application Serverインスタンスのホストとして機能するノードを見つけます。
URIの構文は次のとおりです。
deployer:oc4j:[rmis]:opmn://host[:opmnPort]/[iASInstanceName] /oc4jInstanceName
次に例を示します。
deployer:oc4j:opmn://server.company.com:6015/instance2/oc4j_2
表10-3 ターゲットが特定インスタンスの場合のURIパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
オプション。ターゲットでORMI over SSL(ORMIS)を利用している場合に指定します。 |
|
必須。ターゲットとするクラスタ内のOracle Application Serverノードのホスト名。 |
|
オプション。 |
|
オプション。ターゲットとするOracle Application Serverインスタンスの名前( |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの名前。 |
Javaロギングを有効にすると、Antタスクの実行中に発生するエラーのトラブルシューティングに役立ちます。ログ・メッセージはコンソールに出力されます。
ロギングを有効化する手順は、次のとおりです。
ANT_OPTS
環境変数を作成し、値を-Djava.util.logging.config.file=logging.properties
に設定してから、Antタスクを実行します。
次の1行を含むlogging.properties
ファイルを作成します。
oracle.oc4j.admin.jmx.client.CoreRemoteMBeanServer.level=INFO
このファイルをORACLE_HOME
/ant/bin
以外の場所に作成した場合は、ANT_OPTS
環境変数にこのファイルのパスを指定する必要があります。
logging.properties
ファイルの値は、表10-5内のいずれかのJavaログ・レベル値に設定できます。
表10-5 Javaログ・レベル
Javaログ・レベル | 説明 |
---|---|
SEVERE |
システム管理者の注意を要するシステム・エラーをロギングします。 |
WARNING |
確認の必要があり、エラーが発生する前に処理が必要になる可能性がある操作や条件の検出をロギングします。 |
INFO |
通常の操作またはイベントをロギングします。これには、ログイン完了などのユーザー操作や、ログ・ファイルのローテーションなどの自動処理が該当します。 |
CONFIG |
構成に関連するメッセージまたは問題をロギングします。 |
FINE |
デバッグやパフォーマンス監視に使用されるトレース・メッセージまたはデバッグ・メッセージをロギングします。通常、詳しいイベント・データが含まれます。 |
FINER |
非常に詳細なトレース・メッセージまたはデバッグ・メッセージをロギングします。 |
FINEST |
さらに詳細なトレース・メッセージまたはデバッグ・メッセージをロギングします。 |
次に例を示します。
oracle.oc4j.admin.jmx.client.CoreRemoteMBeanServer.level=FINE
OC4J 10g(10.1.3.5.0)では、ログ出力用のログ・レベルをApplication Server Controlで次のように設定できます。
OC4Jのホームページで「管理」
をクリックします。
管理タスクから、「ログ出力の構成」ページに表示する「ログ出力の構成」
を選択します。
「すべてを開く」
をクリックして、現在OC4Jにロードされているすべてのログ出力リストを表示します。
ページに表示されている任意のログ出力のログ・レベルを選択します。
OC4Jで提供されたデプロイ関連のAntタスクを、ビルド・ファイル(build.xml
)で起動します。各タスクは、ビルド・ファイルの<target>
要素のサブ要素に、<oracle:
taskName
. ... />
という書式で指定されます。サブ要素でoracle
はOC4J Antタスクの参照に使用するネームスペースを表します。
次のサンプルbuild.xml
ファイルには1つのデプロイ・タスクが含まれています。このタスクによって、指定したEARがスタンドアロンOC4Jサーバーにデプロイされます。
<project name="test" default="deploy" basedir="." xmlns:oracle="antlib:oracle"> <property name="lib.dir" value="/scratch//temp"/> <property name="app.name" value="hello-planet"/> <property name="deployer.uri" value="deployer:oc4j:localhost:23791"/> <property name="oc4j.admin.user" value="oc4jadmin"/> <property name="oc4j.admin.password" value="password"/> ... <target name="deploy-ear" depends="setup,check-oc4j-available> <echo message="-----> Deploying the application module deployment (ear) file"/> <oracle:deploy deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" file="${lib.dir}/${app.name}.ear" deploymentName="${app.name}" bindAllWebApps="default-web-site" logfile="${log.dir}/deploy-ear.log"/> </target> ... </project>
addWebSite
タスクを使用して、スタンドアロンOC4Jインスタンスまたはクラスタ内のOC4JインスタンスにWebサイトを追加できます。新しいWebサイトには、デフォルトWebサイトからのデフォルトWebアプリケーションが含まれます。OC4J Webサイトの詳細、およびWebサイトの手動での追加方法は、『Oracle Containers for J2EE構成および管理ガイド』の第13章「OC4JでのWebサイトの管理」を参照してください。
注意: addWebSite タスクは、グループ内の複数のOC4JインスタンスにWebサイトを作成する場合には使用できません。 |
次の例では、クラスタ化された環境におけるOC4J home
インスタンスにセキュアなHTTP Webサイトを追加しています。
<oracle:addWebSite deployerUri="deployer:oc4j:opmn://localhost:6003/home" userId="oc4jadmin" password="welcome" webSiteName="test-web-site" protocol="https" port="9443" keystorePath="/tmp/testkeystore.jks" keystorePassword="welcome" logfile="${log.dir}/my.log" />
表10-6 addWebSiteタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者ユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者パスワード。 |
|
必須。Webサイトの名前。 |
|
必須。Webサイトで使用されるプロトコル。プロトコルは、 |
|
必須。Webサイトで使用されるポート番号。2つのWebサイトで同じポート番号を共有できるのは、 |
|
オプション。キーストア・ファイルのファイル名(パスを含む)。このパラメータは、 |
|
オプション。キーストア・ファイルのパスワード。このパラメータは、 |
|
オプション。サード・パーティ |
|
オプション。出力に使用するログ・ファイル。 |
次の項ではdeploy
タスクの起動方法を説明します。
deploy
タスクを使用して、EARファイルとしてパッケージされたJ2EEアプリケーションや、標準のエンタープライズ・アプリケーション・ディレクトリ構造のJ2EEアプリケーションを、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループにデプロイします。J2EEアプリケーションのモジュールは、パッケージすることも、ディレクトリ構造のままにしておくこともできます。EARファイルをデプロイするために通常指定する属性を、次に示します。
<oracle:deploy
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
file="${lib.dir}/${app.name}.ear"
deploymentName="${app.name}"
bindAllWebApps="default-web-site"
deploymentPlan="localPath/filename
"
logfile="${log.dir}/deploy-ear.log"/>
表10-7に、EARファイルをデプロイするときdeploy
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-7 EARデプロイのためのdeployタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。デプロイするアーカイブまたはアプリケーション・ディレクトリのファイル・パス。ディレクトリ・ベースのデプロイを使用する場合は、アプリケーション・ディレクトリを標準のJ2EEアプリケーション・ディレクトリ構造でアセンブルする必要があります。 |
|
必須。ユーザー定義のアプリケーション・デプロイ名。OC4J内でのアプリケーションの識別に使用されます。 |
|
オプション。すべてのWebモジュールを指定のWebサイトにバインドします。Webサイトを構成する |
|
オプション。アプリケーションに適用するデプロイ・プランのパスとファイル名。プランは、以前のデプロイ時にXMLファイルとして保存されている場合があります。このファイルはローカル・ホストに存在する必要があります。 |
|
オプション。このアプリケーションの親アプリケーション。デフォルトは、グローバル・アプリケーションすなわち |
|
オプション。EARのデプロイ先のディレクトリ。指定しない場合、EARはデフォルトで デプロイ済EARファイルもこのディレクトリにコピーされます。連続してデプロイを行うと、毎回このEARファイルが上書きされます。 |
|
オプション。OC4J固有のデプロイメント・ディスクリプタと生成されるファイル(コンパイル済JSPクラスやEJBラッパー・クラスなど)を含むディレクトリ。 デフォルト・ディレクトリは |
|
オプション。IIOPクライアント・スタブをOC4Jサーバーで生成するときに指定します。 すべてのEJBモジュールに対して生成されたアプリケーションレベルのスタブは、 この機能を使用するには、 |
|
オプション。IIOPクライアント・スタブを出力するJARのパスとファイル名。 すべてのEJBモジュールに対して生成されたアプリケーションレベルのスタブは、 また、個別のEJBモジュールに対するスタブは、 この機能を使用するには、 |
|
オプション。グループ内の各OC4Jインスタンスに順にアーカイブをデプロイする場合に指定します。各ターゲットOC4Jインスタンスへのデプロイが完了しなければ、次のターゲット・インスタンスへのデプロイは開始されません。OC4JインスタンスにEARがデプロイされている間は、リクエストはそのインスタンスにルーティングされません。
この属性を指定しない場合、デフォルトでターゲット・グループ内のすべてのOC4Jインスタンスにアーカイブが同時にデプロイされます。 この属性は、Oracle Application Server環境でのみ有効です。スタンドアロンOC4Jでは無効です。 |
|
オプション。アプリケーション・クラスタを実行中の異なるOC4Jインスタンスに対する順次デプロイ間の秒数を指定します。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログのパスとファイル名。 |
deploy
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループに、WARファイルにパッケージされたスタンドアロンWebモジュールをデプロイします。
注意: deploy タスクは、スタンドアロンWebモジュールのディレクトリ・ベースのデプロイをサポートしていません。Webモジュールは、WARファイルとしてパッケージする必要があります。ただし、Webモジュール・ディレクトリが個別のMETA-INF/application.xml ファイルとともにJ2EEアプリケーション・ディレクトリ構造に含まれている場合は、Webモジュールのディレクトリ・ベースのデプロイがサポートされます。この場合は、Webモジュールではなくアプリケーションをデプロイしてください。 |
次に例を示します。
<oracle:deploy deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" file="${lib.dir}/${app.name}.war" deploymentName="${app.name}" contextRoot="/myapp" bindAllWebApps="default-web-site" logfile="${log.dir}/deploy-war.log"/>
表10-8に、WARファイルをデプロイするときdeploy
タスクに設定できるWAR固有属性の一覧を示します。
表10-8 スタンドアロンWARデプロイのためのdeployタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。デプロイするアーカイブのパスとファイル名。 |
|
必須。ユーザー定義のモジュール・デプロイ名。OC4J内でのモジュールの識別に使用されます。 |
|
必須。Webモジュールを指定のWebサイトにバインドします。Webサイトを構成する |
|
必須。Webモジュールのコンテキスト・ルート。Webブラウザを介してアプリケーションにアクセスするときに、URLの最後に付加されます。 たとえば、コンテキスト・ルートとして
|
|
オプション。このモジュールの親アプリケーション。デフォルトは、グローバル・アプリケーションすなわち |
|
オプション。アーカイブのデプロイ先のディレクトリ。指定しない場合、アーカイブはデフォルトで デプロイ済アーカイブ・ファイルもこのディレクトリにコピーされます。連続してデプロイを行うと、毎回このファイルが上書きされます。 |
|
オプション。OC4J固有のデプロイメント・ディスクリプタと生成されるファイル(コンパイル済JSPクラスやEJBラッパー・クラスなど)を含むディレクトリ。 デフォルト・ディレクトリは |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
deploy
タスクを使用して、JARファイルとしてパッケージされたスタンドアロンEJBモジュールをデプロイします。次に例を示します。
<oracle:deploy deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" file="${lib.dir}/${app.name}.jar" deploymentName="${app.name}" logfile="${log.dir}/deploy-jar.log"/>
表10-9に、EJB JARファイルをデプロイするときdeploy
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-9 スタンドアロンEJB JARデプロイのためのdeployTask属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイするアーカイブのパスとファイル名。 |
|
必須。ユーザー定義のEJBモジュール名。OC4J内でのモジュールの識別に使用されます。 |
|
オプション。EJB JARのデプロイ先のディレクトリ。ディレクトリを指定しない場合、EJB JARはデフォルトで デプロイ済EJB JARファイルもこのディレクトリにコピーされます。連続してデプロイを行うと、毎回このEJB JARファイルが上書きされます。 |
|
オプション。EJBモジュールがデプロイされる親アプリケーション。デフォルトは |
|
オプション。OC4J固有のデプロイメント・ディスクリプタが含まれるディレクトリ。デフォルト・ディレクトリは |
|
オプション。デプロイ後にサーバーのファイル・システムからJARファイルを削除します。 |
deploy
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループに、アーカイブにパッケージされたスタンドアロン・リソース・アダプタをデプロイします。スタンドアロンRARファイルをデプロイするために通常指定する属性を、次に示します。
<oracle:deploy deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" file="${lib.dir}/${app.name}.rar" deploymentName="${app.name}" grantAllPermissions="true" logfile="${log.dir}/deploy-rar.log"/>
表10-10に、RARファイルをデプロイするときdeploy
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-10 スタンドアロンRARデプロイのためのdeployタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。デプロイするアーカイブのパスとファイル名。 |
|
必須。ユーザー定義のコネクタ名。OC4J内でのコネクタの識別に使用されます。 |
|
リソース・アダプタにランタイム権限が必要な場合は必須。必要であれば、指定して |
|
オプション。アプリケーションに適用するデプロイ・プランのパスとファイル名。プランは、以前のデプロイ時にXMLファイルとして保存されている場合があります。このファイルはローカル・ホストに存在する必要があります。 |
|
オプション。RARファイル内のネイティブ・ライブラリ(DLLなど)を含むディレクトリのパス。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
Antタスクを使用すると、WebサイトへのWebモジュールのバインド、WebサイトからのWebモジュールのアンバインド、およびWebサイトの現在のWebモジュール・バインディングの一覧表示を行うことができます。これらのタスクは、特定のOC4Jインスタンスに対して実行することも、クラスタ内のOC4Jインスタンス・グループに対して実行することもできます。
次の項目について説明します。
OC4JにデプロイするすべてのWebモジュールは、アクセスに使用されるWebサイトにバインドする必要があります。
通常、Webモジュールをバインドするのは、EARファイルまたはWARファイルがdeploy
タスクのbindAllWebApps
属性を使用してデプロイされるときです。ただし、EARまたはWARがデプロイされるときにbindAllWebApps
属性が指定されなかった場合は、デプロイ後にモジュールをWebサイトにバインドすることができます。次の項目で詳しく説明します。
bindAllWebApps
タスクを使用して、以前にデプロイしたEAR内のWebモジュールを指定のWebサイトにバインドします。次に例を示します。
<oracle:bindAllWebApps deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" deploymentName="${app.name}" webSiteName="${oc4j.binding.module}" shared="false" loadOnStartup="true" accessLog="true" />
表10-11に、bindAllWebApps
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-11 bindAllWebAppsタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。Webモジュールが含まれるアプリケーションのユーザー定義名。アプリケーションがデプロイされたときに設定された名前です。 |
|
オプション。Webモジュールのバインド先のWebサイト名。この名前は、WebサイトXML構成ファイル名と同じです。たとえば、 この属性を指定しない場合、WebモジュールはターゲットOC4JインスタンスのデフォルトWebサイト( |
|
オプション。HTTPとHTTPSの間でアプリケーションを共有できます。デフォルト値は |
|
オプション。起動時にアプリケーションをロードできます。デフォルト値は |
|
オプション。アプリケーションのアクセス・ロギングを有効化できます。デフォルト値は |
bindWebApp
タスクを使用して、J2EEアプリケーション内の特定のWebモジュールを、指定したWebサイトまたはdefault
Webサイトにバインドします。Webモジュールへのアクセスに使用するコンテキスト・ルートを指定することもできます。次に例を示します。
<oracle:bindWebApp deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" deploymentName="${app.name}" webModule="${web.name}" webSiteName="${oc4j.binding.module}" contextRoot="/${context.root}" shared="false" loadOnStartup="true" accessLog="true" />
表10-12に、bindWebApp
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-12 bindWebAppタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。Webモジュールが含まれるアプリケーションのユーザー定義名。アプリケーションがデプロイされたときに設定された名前です。 |
|
必須。WebサイトにバインドするWebモジュールの名前。EARファイルに含まれるWARファイルの名前から |
|
オプション。Webモジュールのバインド先のWebサイト名。この名前は、WebサイトXML構成ファイル名と同じです。たとえば、 この属性を指定しない場合、WebモジュールはターゲットOC4JインスタンスのデフォルトWebサイト( |
|
必須。Webモジュールのコンテキスト・ルート( |
|
オプション。HTTPとHTTPSの間でアプリケーションを共有できます。デフォルト値は |
|
オプション。起動時にアプリケーションをロードできます。デフォルト値は |
|
オプション。アプリケーションのアクセス・ロギングを有効化できます。デフォルト値は |
デプロイ後にWebモジュールをWebサイトからアンバインドできます。WebサイトからすべてのWebモジュールをアンバインドすることも、Webサイトから特定のWebモジュールをアンバインドすることもできます。
unbindAllWebApps
タスクを使用して、OC4Jインスタンス内、またはクラスタを構成するOC4Jインスタンス・グループ内の特定のWebサイトから、すべてのWebモジュール・バインディングを削除します。次に例を示します。
<oracle:unbindAllWebApps deployerUri="${connection_url}" userId="{username}" password="${password}" deploymentName="${appname}" webSiteName="default-web-site" logFile="${log.dir}/my.log" />
表10-13に、unbindAllWebApps
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-13 unbindAllWebAppsタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。Webモジュールが含まれるアプリケーションのユーザー定義名。アプリケーションがデプロイされたときに設定された名前です。 |
|
オプション。WebモジュールをアンバインドするWebサイト名。この名前は、WebサイトXML構成ファイル名と同じです。たとえば、 この属性を指定しない場合、WebモジュールはターゲットOC4JインスタンスのデフォルトWebサイト( |
|
オプション。出力に使用するログ・ファイル。 |
unbindWebApp
タスクを使用して、OC4Jインスタンス内、またはクラスタを構成するOC4Jインスタンス・グループ内のWebサイトから、特定のWebモジュール・バインディングを削除します。次に例を示します。
<oracle:unbindWebApp deployerUri="${connection_url}" userId="{username}" password="${password}" deploymentName="hello" webModuleName="hello-web" webSiteName="default-web-site" logFile="${log.dir}/my.log" />
表10-14に、unbindWebApp
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-14 unbindWebAppタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。Webモジュールが含まれるアプリケーションのユーザー定義名。アプリケーションがデプロイされたときに設定された名前です。 |
|
必須。アンバインドするWebモジュールの名前。EARファイルに含まれるWARファイルの名前から |
|
オプション。WebモジュールをアンバインドするWebサイト名。この名前は、WebサイトXML構成ファイル名と同じです。たとえば、 この属性を指定しない場合、WebモジュールはターゲットOC4JインスタンスのデフォルトWebサイト( |
|
オプション。出力に使用するログ・ファイル。 |
listWebBindings
タスクを使用して、OC4Jインスタンス内、またはクラスタを構成するOC4Jインスタンス・グループ内のWebモジュールごとに、Webサイト・バインディングを表示します。デフォルトでは、アプリケーション名、モジュール名、コンテキスト・ルート、Webサイト名の順に情報が表示されます。さらに詳細な情報を表示するには、後述するverbose
属性を使用してください。次に例を示します。
<oracle:listWebBindings deployerUri="${deployer.uri}" userId="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" webSiteName="${oc4j.binding.module}" verbose="true" logfile="${log.dir}/my.log" />
表10-15に、listWebBindings
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-15 listWebBindingsタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
オプション。すべてのWebバインディングを表示するWebサイトの名前。この名前は、WebサイトXML構成ファイル名と同じです。たとえば、 Webサイトを指定しない場合、すべてのWebサイトのすべてのWebバインディングが表示されます。 |
|
オプション。より詳細な情報が表示されます。追加の詳細には、事前ロード、共有、アクセス・ログおよび最大非アクティブ時間が含まれます。 |
|
オプション。出力に使用するログ・ファイル。 |
redeploy
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループに、以前デプロイされたアーカイブを再デプロイします。スタンドアロン・リソース・アダプタ(RAR)を再デプロイする場合は、isConnector="true"
属性を指定する必要があります。以前のバージョンのアーカイブは、このプロセスの中でアンデプロイされます。次に例を示します。
<oracle:redeploy
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
file="${lib.dir}/${app.name}.archiveType"
deploymentName="${app.name}"
keepsettings="true"
sequential="true"
logfile="${log.dir}/deploy-ear.log"/>
表10-16に、redeploy
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-16 redeployタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。再デプロイするアーカイブのパスとファイル名。 |
|
必須。ユーザー定義のアプリケーション・デプロイ名。OC4J内でのアプリケーションの識別に使用されます。この値は、サーバー上の既存のアプリケーションの名前と一致する必要があります。 |
|
スタンドアロンRARに対しては必須。スタンドアロンRARを再デプロイする場合は、指定して |
|
オプション。この属性を指定すると、再デプロイされたアプリケーションが、以前のデプロイのデプロイ・プランをフェッチして使用します。アーカイブにパッケージされているデプロイメント・ディスクリプタに設定された値は無視されます。 この属性を指定しない場合、アーカイブにパッケージされたデプロイメント・ディスクリプタの値が設定されます。 |
|
オプション。OC4Jインスタンス・グループ内の各OC4Jインスタンスに順にアーカイブを再デプロイする場合に指定します。各ターゲットOC4Jインスタンスへの再デプロイが完了しなければ、次のターゲット・インスタンスへの再デプロイは開始されません。OC4Jインスタンスにアーカイブが再デプロイされている間は、リクエストはそのインスタンスにルーティングされません。
この属性を指定しない場合、デフォルトでグループ内のすべてのOC4Jインスタンスにアーカイブが同時にデプロイされます。 このオプションはクラスタ環境のみで有効です。スタンドアロンOC4Jでは無効です。 |
|
オプション。アプリケーション・クラスタを実行中の異なるOC4Jインスタンスに対する順次再デプロイ間の秒数を指定します。 |
|
オプション。失敗した再デプロイからのリカバリを可能にします。可能な場合、以前のアーカイブが再デプロイされます。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
redeploy
Antタスクのsequential
属性に基づいてグループにアプリケーションを再デプロイする場合、再デプロイ操作は順番に実行されます。再デプロイは、一度に1つのOC4Jインスタンスに対して実行されるため、デプロイされるアプリケーションが完全に停止状態になることはありません。順次再デプロイでは、現在のインスタンスに対する再デプロイ操作が完了すると、デプロイメント・マネージャにより、アプリケーション・クラスタのメンバーを実行している次のOC4Jインスタンスに対する再デプロイが即座に開始されます。この結果、次の再デプロイが開始される前に新規アプリケーション・インスタンスを完全にアクティブにするために、システムの安定性が失われる可能性があります。これにより、次の副次的影響が発生する可能性があります。
あるOC4Jインスタンス上でアプリケーションが停止されている間、アプリケーションが他のインスタンスで使用可能であるとmod_oc4j
に通知されるまで、アプリケーションにアクセスできなくなる可能性があります。
セッション・レプリケーション・アクティビティは、実行の機会を失う可能性があります。
一部の環境では、redeploy
タスクでクラスタにアプリケーションを再デプロイする場合に、sequential
およびkeepsettings
属性を指定していてもアプリケーションのセッション状態が失われることがあります。
OC4J 10g(10.1.3.5.0)では、redeploy
タスクのsequentialDelay
属性を使用して、アプリケーション・クラスタを実行中の異なるOC4Jインスタンスに対する各再デプロイ間の秒数を指定できます。この遅延により、セッション状態のレプリケーションに十分な時間を確保できます。
オプションのsequentialDelay
属性が指定されると、デプロイメント・マネージャは、グループ内のOC4Jインスタンスに対する各再デプロイ操作間において指定の秒数待機します。この遅延により、システムでは、グループ全体にわたる再デプロイ操作の発生時に安定性を保つことが可能となり、アプリケーションにアクセスできなくなる可能性やセッション状態が失われる可能性が低減します。
sequentialDelay
属性の設定されたredeploy
Antタスクの例は、次のとおりです。
<oracle:redeploy deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" file="${lib.dir}/${app.name}.archiveType" deploymentName="${app.name}" keepsettings="true" sequential="true" sequentialDelay="15" logfile="${log.dir}/deploy-ear.log"/>
sequentialDelay
オプションは、deploy
Antタスクにも適用されます。
undeploy
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループから、アプリケーションまたはモジュールを削除します。スタンドアロン・リソース・アダプタ(RAR)をアンデプロイする場合は、isConnector="true"
属性を指定する必要があります。次に例を示します。
<oracle:undeploy
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
deploymentName="${app.name}"
logfile="${log.dir}/filename.log"/>
表10-17に、undeploy
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-17 undeployタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。アンデプロイするアプリケーションまたはモジュールのユーザー定義名。これは、アーカイブのデプロイ時に設定した名前です。 |
|
スタンドアロンRARに対しては必須。スタンドアロンRARをアンデプロイする場合は、指定して |
|
オプション。アンデプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
updateEJBModule
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループで実行するアプリケーション内のEJBモジュールの増分再デプロイ、つまり部分的な再デプロイを行います。この機能により、EJB JAR内の変更されたBeanのみを再デプロイすることが可能になります。モジュール全体を再デプロイする必要はありません。次に例を示します。
<oracle:updateEJBModule
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
deploymentName="${app.name}"
ejbModuleName="${ejb.jar}"
file="${new.ejb.jar}"
logfile="${log.dir}/filename.log"/>
注意: CMPまたはBMPエンティティBeanについては、増分再デプロイがアプリケーション全体の再デプロイよりも効率がよい場合がありますが、セッションBean、メッセージドリブンBeanまたはEJB 3.0 JPAエンティティには当てはまりません。この機能を使用する場合の詳細は、「更新されたEJBモジュールの増分再デプロイ」を参照してください。 |
表10-18に、updateEJBModule
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-18 updateEJBModuleタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。EJBモジュールが含まれるアプリケーションの名前。スタンドアロンEJBモジュールを更新している場合は、 |
|
必須。 |
|
必須。更新されるEJB JARのパスとファイル名。 |
|
オプション。更新で生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
Antタスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループの共有ライブラリを作成および管理できます。次の項目で詳しく説明します。
publishSharedLibrary
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループに共有ライブラリをインストールします。一度インストールした共有ライブラリは、各インスタンス内のアプリケーションで使用できます。次に例を示します。
<oracle:publishSharedLibrary deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" libraryName="name" libraryVersion="version" logfile="${log.dir}/filename.log"> <oracle:uploadCodeSource path="path/file" /> <oracle:addCodeSource path="path/file" /> <oracle:sharedLibraryImport libraryname="name" min-version="version" max-version="version" /> </oracle:publishSharedLibrary>
共有ライブラリ・バイナリは、各OC4Jインスタンス内のORACLE_HOME
/j2ee/
instance
/shared-lib
ディレクトリにインストールされます。同時に、共有ライブラリを宣言する<shared-library>
要素が各OC4Jインスタンス上のserver.xml
ファイルに追加されます。
アップロードまたは追加するコード・ソースごとに1つの要素を指定します。インポートする既存の共有ライブラリそれぞれについても同様にします。
新しいコード・ソースを各OC4Jサーバーにアップロードするには、アップロードするJARまたはZIPアーカイブ・ファイルのパスとファイル名を、ネストされた<oracle:uploadCodeSource>
要素に指定します。パスは、絶対パスまたは現行作業ディレクトリに対する相対パスとして指定できます。
サーバーにすでに存在するJARまたはZIPファイルを追加するには、<oracle:addCodeSource>
要素にパスとファイル名を指定します。各OC4Jサーバー上の既存のファイルの場所を指す絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスを使用すると、ORACLE_HOME
に対する相対パスとして解析されます。
既存の共有ライブラリを新しい共有ライブラリにインポートするには、OC4Jインスタンスで定義されている共有ライブラリの名前を<oracle:sharedLibraryImport>
要素に指定します。インポートするライブラリの最小または最大(あるいは両方)のバージョンを指定できます。
次の例では、2つのJARファイルが各ターゲットOC4Jサーバーにアップロードされます。
<oracle:publishSharedLibrary deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" libraryName="acme.common" libraryVersion="2.5" logfile="${log.dir}/filename.log"> <oracle:uploadCodeSource path="/acme/acme-apis.jar" /> <oracle:uploadCodeSource path="/acme/acmeImpl.jar" /> </oracle:publishSharedLibrary>
表10-19に、publishSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-19 publishSharedLibraryタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットのOC4Jインスタンスまたはインスタンス・グループの管理者のパスワード。 |
|
必須。共有ライブラリの名前。 共通APIが複数のベンダーによって実装されている場合、この名前はベンダー名とテクノロジ名の両方を含む必要があります。たとえば、 |
|
必須。共有ライブラリのバージョン。この値はコードの実装バージョンを反映するように指定することをお薦めします。 |
|
オプション。親共有ライブラリの名前(該当する場合)。 |
|
オプション。親共有ライブラリのバージョン(該当する場合)。 |
|
オプション。インストールで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
modifySharedLibrary
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループにインストールされた既存の共有ライブラリを変更します。次に例を示します。
<oracle:modifySharedLibrary deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" libraryName="name" libraryVersion="version" logfile="${log.dir}/filename.log"> <oracle:uploadCodeSource path="path/file" /> <oracle:removeCodeSource path="file" /> <oracle:addCodeSource path="path/file" /> <oracle:addImport libraryName="name" min-version="version" max-version="version" /> <oracle:removeImport libraryname="name" min-version="version" max-version="version" /> </oracle:modifySharedLibrary>
アップロード、追加または削除するコード・ソースごとに1つの要素を指定します。インポートまたは削除する既存の共有ライブラリそれぞれについても同様にします。
新しいコード・ソースを各OC4Jサーバーにアップロードするには、アップロードするJARまたはZIPアーカイブ・ファイルのパスとファイル名を、ネストされた<oracle:uploadCodeSource>
要素に指定します。パスは、絶対パスまたは現行作業ディレクトリに対する相対パスとして指定できます。
サーバーにすでに存在するJARまたはZIPファイルを追加するには、<oracle:addCodeSource>
要素にパスとファイル名を指定します。OC4Jサーバー上の既存のファイルの場所を指す絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスを使用すると、ORACLE_HOME
に対する相対パスとして解析されます。
既存のコード・ソースを共有ライブラリから削除するには、<oracle:removeCodeSource>
を使用します。共有ライブラリから削除するコード・ソースのファイル名を指定します。
既存の共有ライブラリを新しい共有ライブラリにインポートするには、OC4Jインスタンスで定義されている共有ライブラリの名前を<oracle:addImport>
要素に指定します。インポートするライブラリの最大または最小(あるいは両方)のバージョンをオプションで指定できます。
インポートされた共有ライブラリを削除するには、<oracle:removeImport>
要素を使用します。
次の例では、ターゲットの共有ライブラリから、コード・ソースとインポートされたライブラリが削除されます。
<oracle:modifySharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
libraryName="acme.common"
libraryVersion="2.5"
logfile="${log.dir}/filename.log">
<oracle:removeCodeSource path="acme-apis.jar" />
<oracle:removeImport libraryName="foo" min-version="2.0"/>
</oracle:modifySharedLibrary>
表10-20に、modifySharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
removeSharedLibrary
タスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループから共有ライブラリを削除します。次に例を示します。
<oracle:removeSharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
logfile="${log.dir}/filename.log"
libraryName="name"
libraryVersion="version"/>
表10-21に、removeSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
-addImportSharedLibrary
タスクを使用して、既存の共有ライブラリをアプリケーションのクラス・ローダーにインポートします。このタスクは、アプリケーションのorion-application.xml
ディスクリプタに<import-shared-library>
要素を追加することに相当します。このタスクでは、変更を有効にするためにアプリケーションを再起動する必要があります。共有ライブラリのインストール手順は、「共有ライブラリのインストール」を参照してください。次に例を示します。
<oracle:addImportSharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
logfile="${log.dir}/filename.log"
appName="Myapp"
name="oracle.jdbc"
MinVersion="1.0"/>
表10-22に、addImportSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-22 addImportSharedLibraryタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。デプロイ時に定義された、共有ライブラリのインポート先のアプリケーションの名前。 |
|
必須。指定されたアプリケーションに追加する既存の共有ライブラリの名前。 |
|
オプション。アプリケーションに必要なライブラリの最小バージョン番号。 |
|
オプション。アプリケーションに必要なライブラリの最大バージョン番号。 |
|
オプション。出力に使用するログ・ファイル。 |
deleteImportSharedLibrary
タスクを使用して、アプリケーションのクラス・ローダーから共有ライブラリを削除します。このタスクは、アプリケーションのorion-application.xml
ディスクリプタから<import-shared-library>
要素を削除することに相当します。このタスクでは、変更を有効にするためにアプリケーションを再起動する必要があります。構文は次のとおりです。
<oracle:deleteImportSharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
logfile="${log.dir}/filename.log"
appName="Myapp"
name="oracle.jdbc"/>
表10-23に、deleteImportSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
addRemoveInheritedSharedLibrary
タスクを使用して、アプリケーションのクラス・ローダーが共有ライブラリを継承しないように設定します。このタスクは、アプリケーションのorion-application.xml
ディスクリプタに<remove-inherited>
要素を追加することに相当します。このタスクでは、変更を有効にするためにアプリケーションを再起動する必要があります。構文は次のとおりです。
<oracle:addRemoveInheritedSharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
logfile="${log.dir}/filename.log"
appName="Myapp"
name="oracle.jdbc"/>
表10-24に、addRemoveInheritedSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
deleteRemoveInheritedSharedLibrary
タスクを使用して、アプリケーションのクラス・ローダーが共有ライブラリを継承できるように設定します。このタスクは、アプリケーションのorion-application.xml
ディスクリプタから<remove-inherited>
要素を削除することに相当します。このタスクでは、変更を有効にするためにアプリケーションを再起動する必要があります。構文は次のとおりです。
<oracle:deleteRemoveInheritedSharedLibrary
deployerUri="${deployer.uri}"
userid="${oc4j.admin.user}"
password="${oc4j.admin.password}"
logfile="${log.dir}/filename.log"
appName="Myapp"
name="oracle.jdbc"/>
表10-25に、deleteRemoveInheritedSharedLibrary
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
Antタスクを使用して、特定のOC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループ内のアプリケーションおよびその子アプリケーションを起動、再起動または停止できます。また、特定のOC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループ内のデプロイ済アプリケーションのステータスを一覧表示することもできます。この項の内容は次のとおりです。
start
タスクを使用して、ターゲットOC4Jインスタンスのアプリケーションおよびその子アプリケーションを起動します。アプリケーション内に更新されたファイルがある場合、それらのアプリケーションは起動時に自動的に再デプロイされます。
次の例では、クラスタ内のnode2
のascontrol
アプリケーションを起動しています。
<oracle:start deployerUri="deployer:oc4j:opmn://node2.company.com:6004/home" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" deploymentName="ascontrol"/>
表10-26に、start
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
stop
タスクを使用して、ターゲットOC4Jインスタンスのアプリケーションおよびその子アプリケーションを停止します。デフォルトでは、アプリケーションが即時に停止されます。現在処理中のリクエストはすべて失われます。計画的に停止する場合は、停止前にリクエストの処理を完了するための時間をアプリケーションに設定することもできます。
次の例では、クラスタ内のnode2
のascontrol
アプリケーションを停止しています。アプリケーションが強制的に停止されるまでに、リクエストを完了するための時間が5秒設定されています。
<oracle:stop deployerUri="deployer:oc4j:opmn://node2.company.com:6004/home" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" deploymentName="ascontrol" timeout="5"/>
表10-27に、stop
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-27 -stopタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。停止するアプリケーションの名前。 |
|
オプション。アプリケーションの正常な停止を待機する時間。タイムアウトに達すると、アプリケーションは強制的に停止されます。タイムアウトが指定されていない場合、デフォルトのタイムアウトは |
|
オプション。graceful属性は、アプリケーションの停止に使用される方法を指定します。値
|
restartApp
タスクを使用して、ターゲットOC4Jインスタンスのアプリケーションおよびその子アプリケーションを停止してから起動します。アプリケーション内に更新されたファイルがある場合、それらのアプリケーションは起動時に自動的に再デプロイされます。デフォルトでは、アプリケーションが即時に停止されます。現在処理中のリクエストはすべて失われます。計画的に停止する場合は、停止前にリクエストの処理を完了するための時間をアプリケーションに設定することもできます。
次の例では、クラスタ内のnode2
のascontrol
アプリケーションを再起動しています。アプリケーションが強制的に停止されてから起動されるまでに、リクエストを完了するための時間が5秒設定されています。
<oracle:restartApp deployerUri="deployer:oc4j:opmn://node2.company.com:6004/home" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" deploymentName="ascontrol" timeout="5"/>
表10-28に、restartApp
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-28 -restartAppタスクの属性
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のユーザー名。 |
|
必須。ターゲットOC4Jインスタンスの管理者のパスワード。 |
|
必須。再起動するアプリケーションの名前。 |
|
オプション。アプリケーションの正常な停止を待機する時間。タイムアウトに達すると、アプリケーションは強制的に停止されます。タイムアウトが指定されていない場合、デフォルトのタイムアウトは |
|
オプション。graceful属性は、アプリケーションの停止に使用される方法を指定します。値
|
-listApplications
タスクを使用して、OC4Jインスタンス内、またはクラスタを構成するOC4Jインスタンス・グループ内に現在デプロイされているアプリケーションのステータスを表示します。デフォルトでは、アプリケーション名、中に含まれているモジュール、アプリケーション・タイプ、アプリケーションの状態、親アプリケーションの順にステータス情報が表示されます。さらに詳細な情報を表示するには、後述するverbose
引数を使用してください。次に例を示します。
<oracle:listApplications deployerUri="${deployer.uri}" userId="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" verbose="true" logfile="${log.dir}/my.log" />
表10-29に、listApplications
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
restartServer
タスクまたはshutdownServer
タスクを使用して、特定のOC4Jインスタンスまたはクラスタ全体のOC4Jインスタンス・グループを、再起動または停止します。次に例を示します。
<oracle:restartServer|shutdownServer deployerUri="${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}"/>
表10-30に、restartServer
およびshutdownServer
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
Antタスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループのデータソースを管理できます。次の項目で詳しく説明します。
Antタスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループのデータソース接続プールを追加、テスト、一覧表示および削除できます。次の項目で詳しく説明します。
addDataSourceConnectionPool
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのアプリケーションに対するデータソース接続プールを追加します。次に例を示します。
<oracle:addDataSourceConnectionPool deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" name="ScottConnectionPool" factoryClass="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource" dbUser="scott" dbPassword="tiger" url="jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:xe"/>
表10-31に、addDataSourceConnectionPool
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-31 addDataSourceConnectionPoolタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。新規のデータソース接続プールをJNDIにバインドする際に使用する場所。 |
|
必須。コネクション・ファクトリ実装の完全修飾パス。 |
|
必須。新規のデータソース接続プールに対するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。新規のデータソース接続プールに対するデフォルトのパスワード。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。デプロイ先のアプリケーションの名前。 |
|
オプション。新規のデータソース接続プールに対するログイン・タイムアウト。 |
|
オプション。トランザクション・レベル( |
|
オプション。使用するデータベース・スキーマ。 |
|
オプション。OC4Jでローカル・トランザクションを管理するかどうか示します。デフォルト値は |
testDataSourceConnectionPool
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのデータソース接続プールに対するアプリケーションの接続をテストします。次に例を示します。
<oracle:testDataSourceConnectionPool deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" connectionPoolName="ScottConnectionPool" sqlStatement="select * from dual" />
表10-32に、testDataSourceConnectionPool
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-32 testDataSourceConnectionPoolタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。接続プールの名前。 |
|
必須。接続のテストに使用するSQL文。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。アプリケーションの名前。 |
|
オプション。使用するユーザー名。 |
|
オプション。使用するデフォルトのパスワード。 |
listDataSourceConnectionPools
タスクを使用して、アプリケーションに構成されているデータソース接続プールのリストを表示します。リストには、各接続プールに構成されているプロパティが表示されます。次に例を示します。
<oracle:listDataSourceConnectionPool deployerUri=${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" applicationName="default" logfile="${log.dir}/my.log" />
表10-33に、listDataSourceConnectionPool
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
removeDataSourceConnectionPool
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのアプリケーションからデータソース接続プールを削除します。次に例を示します。
<oracle:removeDataSourceConnectionPool deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" name="ScottConnectionPool"/>
表10-34に、removeDataSourceConnectionPool
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
Antタスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループのデータソースを追加、テスト、一覧表示および削除できます。次の項目で詳しく説明します。
addManagedDataSource
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのアプリケーションに対するマネージド・データソースを追加します。次に例を示します。
<oracle:addManagedDataSource deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" dataSourceName="ScottDataSource" jndiLocation="jdbc/ScottDataSource" connectionPoolName="ScottConnectionPool" />
表10-35に、addManagedDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-35 addManagedDataSourceタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。データソースの名前。 |
|
必須。新規のデータソースをJNDIにバインドする際に使用する場所。 |
|
必須。データソースが対応する接続プールの名前。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。データソースを追加する対象のアプリケーションの名前。 |
|
オプション。新規のデータソースに対するデフォルトのユーザー名。 |
|
オプション。新規のデータソースに対するデフォルトのパスワード。 |
|
オプション。新規のデータソースに対するログイン・タイムアウト。 |
|
オプション。トランザクション・レベル( |
|
オプション。使用中のEJB CMP実装がOrion CMPの場合に使用するデータベース・スキーマ。(TopLink CMPがデフォルトです。) |
|
オプション。OC4Jでローカル・トランザクションを管理するかどうか示します。デフォルト値は |
removeManagedDataSource
タスクを使用して、クラスタ内のOC4Jインスタンスまたはグループの各OC4Jインスタンスで、アプリケーションからマネージド・データソースを削除します。次に例を示します。
<oracle:removeManagedDataSource deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" dataSourceName="ScottDataSource"/>
表10-36に、removeManagedDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
addNativeDataSource
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのアプリケーションに対するネイティブ・データソースを追加します。次に例を示します。
<oracle:addNativeDataSource deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" dataSourceName="ScottNativeDataSource" dbUser="scott" dbPassword="tiger" jndiLocation="jdbc/ScottNativeDataSource" loginTimeout="60" dataSourceClass="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource" url="jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:xe" > <oracle:nativeDataSourceProperty name="maxStatements" value="20"/> <oracle:nativeDataSourceProperty name="implicitCachingEnabled" value="30"/> </oracle:addNativeDataSource>
表10-37に、addNativeDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-37 addNativeDataSourceタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。新規のデータソースの名前。 |
|
必須。新規のデータソースをJNDIにバインドする際に使用する場所。 |
|
必須。新規のデータソースに対するデフォルトのユーザー。 |
|
必須。新規のデータソースに対するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。新規のデータソースの完全修飾クラス。 |
|
必須。新規のデータソースでデータベースへの接続に使用されるURL。 |
<nativeDataSourceProperty> |
|
name |
必須。新規のデータソースに対するプロパティの名前。 |
value |
必須。新規のデータソースに対するプロパティの値。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。データソースを追加する対象のアプリケーションの名前。 |
|
オプション。新規のデータソースに対するログイン・タイムアウト。 |
removeNativeDataSource
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのアプリケーションからネイティブ・データソースを削除します。次に例を示します。
<oracle:removeNativeDataSource deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" dataSourceName="ScottNativeDataSource"/>
表10-38に、removeNativeDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
testDatabaseConnection
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのデータベースに対するアプリケーションの接続をテストします。次に例を示します。
<oracle:testDatabaseConnection deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" sqlStatement="select * from dual" factoryClass="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource" dbUser="scott" dbPassword="tiger" url="jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:xe"/>
表10-39に、testDatabaseConnection
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-39 testDatabaseConnectionタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。接続のテストに使用するSQL文。 |
|
必須。テストするJDBCファクトリ( |
|
必須。データベースに対するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。データベースに対するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。JDBCファクトリで設定するURL。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。データベース接続をテストする対象のアプリケーションの名前。 |
testDataSource
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4Jインスタンスのデータソースに対するアプリケーションの接続をテストします。次に例を示します。
<oracle:testDataSource deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" dataSourceName="ScottDataSource" sqlStatement="select * from dual" />
表10-40に、testDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-40 testDataSourceタスクの属性
属性 | タスク |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。テストするデータソース。 |
|
必須。接続のテストに使用するSQL文。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。データソースをテストする対象のアプリケーションの名前。 |
|
オプション。データソースに対するデフォルトのユーザー名。 |
|
オプション。データソースに対するデフォルトのパスワード。 |
listDataSources
タスクを使用して、アプリケーションに構成されているデータソースのリストを表示します。リストには、各データソースに構成されているプロパティが表示されます。次に例を示します。
<oracle:listDataSources deployerUri=${deployer.uri}" userid="${oc4j.admin.user}" password="${oc4j.admin.password}" applicationName="default" logfile="${log.dir}/my.log" />
表10-41に、listDataSource
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
getDataSourcesDescriptor
タスクを使用して、アプリケーションのデータソース・ディスクリプタを取得します。次に例を示します。
<oracle:getDataSourcesDescriptor deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" applicationName="default" />
表10-42に、getDataSourcesDescriptor
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
OC4J Antタスクを使用して、OC4JインスタンスまたはOC4Jインスタンス・グループのデータJMSリソースを管理できます。次の項目で詳しく説明します。
Antタスクを使用してOC4J JMSコネクション・ファクトリを管理します。次の項目で詳しく説明します。
addJMSConnectionFactory
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各インスタンスにJMSコネクション・ファクトリを追加します。次に例を示します。
<oracle:addJMSConnectionFactory deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" domain="Queue" jndiLocation="jms/ExampleQueueCF" />
表10-43に、addJMSConnectionFactory
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-43 addJMSConnectionFactoryタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。このコネクション・ファクトリのJMSドメイン( |
|
必須。このコネクション・ファクトリがバインドされるJNDIロケーション。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。このコネクション・ファクトリに関連付けられているホスト名(デフォルトは対象のOC4J JMSサーバー・ホスト)。 |
|
オプション。このコネクション・ファクトリに関連付けられているポート番号(デフォルトは対象のOC4J JMSサーバー・ポート)。 |
|
オプション。このコネクション・ファクトリに関連付けられているユーザー名(デフォルトは |
|
オプション。このコネクション・ファクトリに関連付けられているパスワード(デフォルトはNULL)。 |
|
オプション。このコネクション・ファクトリに関連付けられているJMSクライアントID(デフォルトはNULL)。 |
|
オプション。これがXAコネクション・ファクトリかどうかを示します(デフォルトは |
removeJMSConnectionFactory
タスクを使用して、OC4JインスタンスからJMSコネクション・ファクトリを削除します。次に例を示します。
<oracle:removeJMSConnectionFactory deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" jndiLocation="jms/ExampleQueueCF" />
表10-44に、removeJMSConnectionFactory
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
getJMSConnectionFactories
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のOC4Jインスタンス・グループの各JMSコネクション・ファクトリに対する属性を返します。次に例を示します。
<oracle:getJMSConnectionFactories deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" />
表10-45に、getJMSConnectionFactories
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
Antタスクを使用してOC4J JMS宛先を管理します。次の項目で詳しく説明します。
addDestination
タスクを使用してJMS宛先を追加します。次に例を示します。
<oracle:addDestination deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1"domain="Queue" name="ExampleQueue" jndiLocation="jms/ExampleQueue" />
表10-46に、addDestination
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
表10-46 addDestinationタスクの属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
必須。デプロイ・ターゲットを指定するURI。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのユーザー名。 |
|
必須。接続するときに使用するデフォルトのパスワード。 |
|
必須。この宛先のJMSドメイン( |
|
必須。宛先のOC4J JMSプロバイダ固有名。 |
|
必須。この宛先がバインドされるJNDIロケーション。 |
|
オプション。デプロイで生成されるログ・ファイルのパスと名前。 |
|
オプション。この宛先に関連付けられている永続性ファイル(デフォルトはNULL)。 |
description |
オプション。この宛先のテキストによる説明(デフォルトはNULL)。 |
removeDestination
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のグループの各OC4JインスタンスからJMS宛先を削除します。次に例を示します。
<oracle:removeDestination deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" jndiLocation="jms/ExampleQueue" />
表10-47に、removeDestination
タスクに設定できる属性の一覧を示します。
getDestinations
タスクを使用して、OC4Jインスタンスまたはクラスタ内のOC4Jインスタンス・グループの各OC4J JMS宛先に対する属性を返します。次に例を示します。
<oracle:getDestinations deployerUri="deployer:oc4j:localhost" userid="oc4jadmin" password="welcome1" />
表10-48に、getDestinations
タスクに設定できる属性の一覧を示します。