| Oracle Application Serverリリース・ノートおよび新機能 10gリリース3（10.1.3.5.1） B57229-01 |
|
 戻る |
 次へ |
この章では、Oracle HTTP Severに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、iPlanet Webサーバーで使用するためにOracle Containers for J2EE Plug-inをインストールおよび構成する方法を説明します。作業は次のとおりです。
Oracle HTTP Serverコンポーネントが、Oracle Containers for J2EEクラスタの一部としてインストールされていない場合、スタンドアロン・インスタンスとしてインストールする必要があります。『Oracle HTTP Serverスタンドアロン・デプロイの管理Apache 2.0ベース』の手順に従います。
次の手順では、Oracle Containers for J2EE Plug-inと使用するためにOracle Process Manager and Notification Server（OPMN）を構成する方法について説明します。
次のコマンドを使用して、Oracle HTTP Serverを停止します。
$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopproc process-type=HTTP_Server
opmn.xmlファイルのバックアップ・コピーを作成します。
クラスタ・トポロジが含まれるようにopmn.xmlを編集し、次の例で太字で示すように、Oracle HTTP Serverプロセスを無効にします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<opmn xmlns="http://www.oracle.com/ias-instance"> <log path="$ORACLE_HOME/opmn/logs/opmn.log" comp="internal;ons;pm"
rotation-size="1500000"/>
<debug path="$ORACLE_HOME/opmn/logs/opmn.dbg" comp=""
rotation-size="1500000"/>
<notification-server interface="ipv4">
<port local="6101"
remote="6201"
request="6004"/>
<ssl enabled="true" wallet-file="$ORACLE_HOME/opmn/conf/ssl.wlt/default"/>
<!-example using a static list>
<topology>
<discover list="node1:6200,node2:6200"/>
</topology>
</notification-server>
<process-manager>
<process-modules>
<module path="$ORACLE_HOME/opmn/lib/libopmnohs">
<module-id id="OHS"/>
<module-id id="GENERIC_APACHE"/>
<module-id id="OHS2"/>
</module>
</process-modules>
<ias-instance id="IAS-1"
name="IAS-1">
<environment>
<variable id="TMP" value="/tmp"/>
</environment>
<module-data>
<category id="start-parameters">
<data id="routing-id" value="g_rt_id"/>
</category>
</module-data>
<!-disable http server process>
<ias-component id="HTTP_Server" status="disabled">
<process-type id="HTTP_Server" module-id="OHS2">
<module-data>
<category id="start-parameters">
<data id="start-mode" value="ssl-enabled"/>
</category>
</module-data>
<process-set id="HTTP_Server" numprocs="1"/>
</process-type>
</ias-component>
</ias-instance>
</process-manager>
</opmn>
次のコマンドを使用して、OPMNを再起動します。
$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopall $ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startall
次のコマンドを使用して、ステータスをチェックします。
$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl status
次のメッセージが返されます。
No processes running...
Oracle Containers for J2EE Plug-inをインストールするには、OracleAS Companion CDから共有ライブラリをコピーします。
表9-1 OC4J Plug-in共有ライブラリ
| プラットフォーム | ファイル名 | 場所と説明 | 方法 |
|---|---|---|---|
|
UNIX |
|
リスナーにプラグインをインストールするには、 |
|
|
Windows |
|
リスナーにプラグインをインストールするには、 |
『Oracle HTTP Server管理者ガイド』の付録CにあるSun ONEでのOC4J Plug-inの構成に関する項に記載された手順を使用して、Oracle Containers for J2EE Plug-inを構成します。
opii.confファイルでは、Oracle Containers for J2EE Plug-inのディレクティブを制御し、mod_oc4jモジュールでサポートされているすべてのディレクティブをサポートします。基本ファイルは、次のようになります。
Oc4jOracleHome path_to_ORACLE_HOME_OPMN_installation #this is the default oc4j routing id Oc4jRoutingID g_rt_id Oc4jRoutingMode Dynamic
たとえば、インストール環境に応じて次のようになります。
Oc4jOracleHome /opt/oracle/product/10.1.3/OracleAS_2 #this is the default oc4j routing id Oc4jRoutingID g_rt_id Oc4jRoutingMode Dynamic
グループ名に静的ルーティングを使用するには、ファイルは次のようになります。
Oc4jOracleHome /opt/oracle/product/10.1.3/OracleAS_2Oc4jRoutingMode StaticOc4jRoutingID g_rt_idOc4jMount /em/* mygroup
この項では、Oracle HTTP Server 10.1.3.5の新機能について説明します。この項の内容は次のとおりです。
OHS 2.0は、mod_weblogicがサポートするリスナーの1つとして動作保証されるようになりました。
Oracle HTTP Serverガイドには次の誤りがあります。
mod_osslディレクティブ、SSLLogおよびSSLLogLevelがガイドにリストされています。これらのディレクティブはApacheによって削除されました。SLLLogおよびSSLLogLevelのかわりに、それぞれErrorLogおよびLogLevelディレクティブを使用してください。
『Oracle HTTP Server管理者ガイド』の「モジュールの理解」に、Oc4jCacheSizeのデフォルト値が、UNIXの場合は1、Microsoft Windowsの場合は32と記載されています。
Oc4jCacheSizeのデフォルト値は、UNIXでは1、Microsoft WindowsではMaxThreadsPerChildの75%にする必要があります。
『Oracle HTTP Server管理者ガイド』のOracle Process Manager and Notification Serverとの統合に関する項に、適用可能なオペレーティング・システムが示されていません。この手順は、Linuxオペレーティング・システムでのみ有効です。
