Oracle Containers for J2EE
構成および管理ガイド
10g(10.1.3.4.0) B50866-01 |
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この章では、スタンドアロンOC4Jディストリビューション(oc4j_extended.zip
アーカイブとして配布)のインストールに関する前提条件およびプロセスについて説明します。
OC4JをOracle Application Serverのコンポーネントとしてインストールする手順は、環境固有のOracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
スタンドアロンOC4Jサーバーをインストールする前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。
スタンドアロンOC4Jをインストールする前に、OC4Jホスト・マシンに、次のいずれかのJDKリリースをインストールする必要があります。
JDKのリリースは、http://java.sun.com/j2se/
からダウンロードできます。
J2SEのインストール後に、JAVA_HOME
およびORACLE_HOME
環境変数が設定されていることを確認してください。J2EE_HOME
環境変数も設定できます。
環境変数ORACLE_HOME
およびJ2EE_HOME
のかわりに、システム・プロパティoracle.home
およびoracle.j2ee.home
を使用して、OracleおよびJ2EEホーム・ディレクトリに設定できます。
オペレーティング・システムのデフォルト・ロケール以外のロケールを使用する場合も、LC_ALL
およびLANG
環境変数を同じ値に設定します。
スタンドアロンOC4Jディストリビューションは、ユーザー自身が選択したアーカイブ・ユーティリティを使用して、OC4Jのインストール・ディレクトリとなるディレクトリ(このマニュアルではORACLE_HOME
と呼ぶ)にoc4j_extended.zip
ファイルを解凍してインストールします。インストーラにより、次に示す必須ディレクトリ構造が自動的に作成されます。
ORACLE_HOME /ant /bin /diagnostics /j2ee /javacache /javavm /jdbc /jlib /lib /opmn /rdbms /sqlj /toplink /webservices /xqs
OC4Jの初回起動時に、OC4J管理者アカウントのパスワードを設定するように要求されます。このアカウントのユーザー名は、デフォルトでoc4jadmin
に設定されます。
jazn.jar
ツールを使用して、OC4Jを起動する前にoc4jadmin
アカウントをアクティブにすることもできます。このツールはORACLE_HOME
/j2ee/home
ディレクトリにあります。構文は次のとおりです。
jazn.jar -activateadmin password
スタンドアロンOC4Jディストリビューションは、デフォルト構成でインストールされます。この構成には、アプリケーションにアクセスできるデフォルトのWebサイトと、Application Server Controlを使用できるWebサイトが含まれます。これらは、OC4Jをすぐに使用し始めることができるように用意されています。詳細は、第13章「OC4JでのWebサイトの管理」を参照してください。
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