| Oracle Identity Manager JD Edwards EnterpriseOne User Management Connectorガイド リリース9.0.4 B52698-01 |
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コネクタをデプロイするには次の手順を実行します。
使用するOracle Identity Managerのリリースに応じて、次のいずれかの項の手順を実行します。
次の表に、コネクタのデプロイ要件を示します。
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注意: Oracle Identity Managerをクラスタ環境にインストールするときは、インストール・ディレクトリの内容をクラスタの各ノードにコピーします。同じく、connectorResourcesディレクトリとJARファイルの内容も、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。 |
コピーするターゲット・システムのファイルと、コピー先のディレクトリを次の表に示します。
| ターゲット・システム・サーバーのファイル | コピー先ディレクトリ |
|---|---|
JD Edwards EnterpriseOneサーバーのJDE_installation_dir/E812/DDP/system/classesディレクトリの次のJARファイル。
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OIM_HOME/Xellerate/ThirdParty
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次のテンプレート・ファイルを、JDE_installation_dir/E812/DDP/system/classes/ConnectorSamples.zipファイルから抽出します。
次に、3つのすべてのファイルを指定したコピー先ディレクトリにコピーします。 |
OIM_HOME/Xellerate/JDE/Properties
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JD Edwards EnterpriseOneサーバーが、Oracle Databaseで稼働中の場合、tnsnames.oraファイルを指定したコピー先ディレクトリにコピーします。 |
OIM_HOME/Xellerate/JDE/Properties
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次のプロパティ・ファイルを変更して、使用するデプロイ要件に適応させる必要があります。
|
注意: 次の項の構成プロパティのリストは包括的なものではなく、コネクタが機能するために基本的なプロパティのみが含まれます。ファイルでは、オプションの別のプロパティを使用してコネクタ機能をさらにカスタマイズできます。その他の構成プロパティの明示的な説明および使用方法は、構成ファイルにあります。 |
要件に基づいて、jdbj.iniファイルを変更する必要があります。このファイルには、JD Edwards EnterpriseOneのデータベース・アクセスの一般的な機能を提供するJDBjに関する情報が含まれます。
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注意: このファイルのすべてのプロパティ値は、大/小文字を区別します。 |
このファイルの[JDBj-BOOTSTRAP SESSION]セクションで、次の表に示すパラメータ値を指定します。
| プロパティ | サンプル値 | 説明 |
|---|---|---|
user |
user=JDE |
ターゲット・システムに接続するためのユーザーID
これはオプションのパラメータです。 |
password |
password=Password |
ユーザーのパスワード
これはオプションのパラメータです。 |
environment |
environment=PY812 |
ユーザーがターゲット・システムに接続する環境
これは必須パラメータで、 ターゲット・システムでは、ユーザーがシステムにアクセスできる次の環境が提供されます。
特定の環境のシステムにアクセスするには、ユーザーは該当する環境に対する権限を持つ必要があります。 |
role |
role=*ALL |
接続ユーザーのロール
これはオプションのパラメータです。 |
このファイルの[JDBj-BOOTSTRAP DATA SOURCE]セクションで、次の表に示すプロパティ値を指定します。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
name |
データソースの名前
これはブートストラップ接続に重要なプロパティではありません。ただし、エラー・メッセージおよびログが表示されます。 サンプル値: |
dataBaseType |
ターゲット・システムで使用するデータベースのタイプ
この値はシステムで使用するデータベースにより異なります。値は次のいずれかです。
デフォルト値: |
server |
EnterpriseOneホストのサーバー名。
IBM AS/400およびSQL Serverに適用されます。 サンプル値: |
serverPort |
EnterpriseOneホストのサーバー・ポート番号。
Microsoft SQL Serverにのみ適用されます。 |
database |
データベース・インスタンス名
Oracle DatabaseおよびIBM DB2 UDBにのみ適用されます。 デフォルト値: |
physicalDatabase |
物理データベース(IBM AS/400のライブラリ修飾子として使用されます)。
Microsoft SQL ServerおよびIBM AS/400に適用されます。 |
owner |
データソースの所有者
Oracle Database、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2 UDBに適用されます。 サンプル値: |
lob |
LOBのサポートを示すブール値。
Oracle DatabaseおよびIBM AS/400に適用されます。 サンプル値: |
unicode |
Unicode変換のサポートを示すブール値。
Microsoft SQL Serverに適用されます。 サンプル値: |
|
注意: ファット・クライアントとして知られるJD Edwards EnterpriseOneのクライアントには、jdbj.iniファイルの[JDBj-BOOTSTRAP DATA SOURCE]セクション内の設定に対応する設定があります。このファイル内の値とファット・クライアントで指定する値が一致する必要があります。ファット・クライアントでは、これら設定はjde.iniファイルの[DB SYSTEM SETTINGS]セクションにあります。 |
このファイルの[JDBj-JDBC DRIVERS]セクションで、JDBCドライバを指定してEnterpriseOneに接続します。これを実行するには、使用するデータベースのドライバを指定する行を非コメント化します。たとえば、Oracle Databaseを使用している場合、Oracle Databaseのドライバを指定する行を非コメント化します。
ORACLE=oracle.jdbc.driver.OracleDriver
このファイルの[JDBj-ORACLE]セクションで、EnterpriseOneからコピーするtnsnames.oraの場所を指定します。次の設定は、Oracle Databaseを使用する場合のみ必要です。
tns=OIM_HOME/Xellerate/JDE/Properties/tnsnames.ora
jdeinterop.iniファイルは、Oracle Identity ManagerとJD Edwardsシステムとの間の相互運用を有効にするコネクタで使用される構成ファイルです。
jdeinterop.iniファイルを変更し、次の表に示すプロパティ値を指定します。
| ファイルのセクション | プロパティ/サンプル値 | 説明 |
|---|---|---|
[OCM] |
OCMEnabled=false |
コネクタでObject Configuration Mapping(OCM)を使用して、EnterpriseOneサーバーを検索するかどうか指定するブール値 |
[JDENET] |
serviceNameConnect=6014 |
Oracle Identity ManagerからEnterpriseOneServerに接続するためのポート番号 |
[SERVER] |
glossaryTextServer=ibm1:6014 |
glossary Textサーバーに接続するための名前およびポート番号 |
codePage=1252 |
特定の言語のコード・ページ番号 | |
[SECURITY] |
SecurityServer=ibm1 |
セキュリティ・サーバーの名前
セキュリティ・サーバーはEnterpriseOneサーバーと同じです。 |
[INTEROP] |
enterpriseServer=ibm1 |
EnterpriseOneサーバーの名前 |
port=6014 |
EnterpriseOneサーバーに接続するためのポート番号 |
このファイルをカスタマイズして、異なるレベルのロギングを有効化できます。ロギングを有効化するには、次の表に示すプロパティ値を指定します。
| プロパティ | 説明 | サンプル値 |
|---|---|---|
FILE |
ログ・ファイルの場所 | FILE=//jderoot.log |
LEVEL |
ロギング・レベル
次に示すいずれかの値を指定できます。
これらの値の優先度は降順です。 |
LEVEL=WARN |
FORMAT |
ロギング書式
このプロパティは次の値に設定できます。
本番環境では、これは |
FORMAT=APPS |
MAXFILESIZE |
MB単位のログ・ファイルの最大サイズ | MAXFILESIZE=10MB |
MAXBACKUPINDEX |
保持できるログ・ファイルのバックアップの最大数 | MAXBACKUPINDEX=20 |
COMPONENTS |
イベントがロギングされるログ・ファイル内のコンポーネント
その他のコンポーネントも指定できます。すべてのコンポーネントのリストは、このファイルのテンプレートで指定されます。 |
COMPONENT=RUNTIME|JAS|JDBJ |
APPEND |
ログ・エントリをファイルの最後に追加することを指定するブール値
値は |
APPEND=TRUE |
プロパティ・ファイルの構成後に、プロパティ・ファイルがあるディレクトリをクラスパス環境変数に追加する必要があります。この変数は、Oracle Identity Managerがインストールされているアプリケーション・サーバーにあります。クラスパスの設定手順は、Oracle Identity Managerがインストールされているアプリケーション・サーバーによって異なります。
Windows上のWebLogic Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
WebLogic Serverのインストール・ディレクトリで、ドメイン名のディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでstartWebLogic.cmdを開きます。
次のコマンドを編集します。
set CLASSPATH=%WEBLOGIC_CLASSPATH%;%POINTBASE_CLASSPATH%; %JAVA_HOME%\jre\lib\rt.jar;%WL_HOME%\server\lib\webservices.jar;%CLASSPATH%
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
set CLASSPATH= JDE_CONFIG;%WEBLOGIC_CLASSPATH%;%POINTBASE_CLASSPATH%;
%JAVA_HOME%\jre\lib\rt.jar;%WL_HOME%\server\lib\webservices.jar;%CLASSPATH%
このコマンドのJDE_CONFIGは、JDE_CONFIGディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、プロパティ・ファイルjdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesが含まれます。
Linux上のWebLogic Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
WebLogic Serverのインストール・ディレクトリで、ドメイン名のディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでstartWebLogic.shを開きます。
次のコマンドを編集します。
CLASSPATH="${WEBLOGIC_CLASSPATH}:${POINTBASE_CLASSPATH}:
${JAVA_HOME}/jre/lib/rt.jar:${WL_HOME}/server/lib/webservices.jar:${CLASSPATH}"
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
CLASSPATH=JDE_CONFIG:${WEBLOGIC_CLASSPATH}:${POINTBASE_CLASSPATH}:
${JAVA_HOME}/jre/lib/rt.jar:${WL_HOME}/server/lib/webservices.jar:${CLASSPATH}"
)
このコマンドのJDE_CONFIGは、JDE_CONFIGディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、プロパティ・ファイルjdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesが含まれます。
Windows上のWebSphere Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
WebSphere Serverのインストール・ディレクトリで、binディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでstartServer.batを開きます。
次のコマンドを編集します。
set CLASSPATH=%WAS_CLASSPATH%
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
set CLASSPATH=JDE_CONFIG;%WAS_CLASSPATH%
このコマンドのJDE_CONFIGは、JDE_CONFIGディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、プロパティ・ファイルjdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesが含まれます。
Windows上のJBoss Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
JBossのインストール・ディレクトリで、binディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでrun.batを開きます。
次のコマンドを編集します。
if "%JBOSS_CLASSPATH%" == "" ( set JBOSS_CLASSPATH=%JAVAC_JAR%;%RUNJAR% ) ELSE ( set JBOSS_CLASSPATH=%JBOSS_CLASSPATH%;%JAVAC_JAR%;%RUNJAR% )
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
if "%JBOSS_CLASSPATH%" == "" ( set JBOSS_CLASSPATH=JDE_CONFIG;%JAVAC_JAR%;%RUNJAR% ) ELSE ( set JBOSS_CLASSPATH=JDE_CONFIG;%JBOSS_CLASSPATH%;%JAVAC_JAR%;%RUNJAR% )
このコマンドのJDE_CONFIGは、JDE_CONFIGディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、プロパティ・ファイルjdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesが含まれます。
Linux上のJBoss Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
JBossのインストール・ディレクトリで、binディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでrun.shを開きます。
次のコマンドを編集します。
if [ "x$JBOSS_CLASSPATH" = "x" ]; then JBOSS_CLASSPATH="$JBOSS_BOOT_CLASSPATH:$JAVAC_JAR" ELSE JBOSS_CLASSPATH="$JBOSS_CLASSPATH:$JBOSS_BOOT_CLASSPATH:$JAVAC_JAR" fi
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
if [ "x$JBOSS_CLASSPATH" = "x" ]; then
JBOSS_CLASSPATH="$JBOSS_BOOT_CLASSPATH:$JAVAC_JAR"
ELSE
JBOSS_CLASSPATH="$JBOSS_CLASSPATH:$JBOSS_BOOT_CLASSPATH:$JAVAC_JAR"
fi
JBOSS_CLASSPATH=JDE_CONFIG:$JBOSS_CLASSPATH
このコマンドのJDE_CONFIGは、JD Edwards構成ディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、jdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesファイルが含まれます。
Oracle Application Serverのクラスパスにディレクトリを追加するには、次のようにします。
Oracle Application Serverのインストール・ディレクトリで、opmnディレクトリにナビゲートします。
テキスト・エディタでopmn.xmlファイルを開きます。
次のコマンドを編集します。
-Xbootclasspath^/p:D:\product\10.1.3.1\OracleAS_3\bpel\lib\orabpel-boot.jar
次のように、プロパティ・ファイルが含まれているクラスパスにJDE_CONFIGディレクトリを追加します。
-Xbootclasspath^/p:D:\product\10.1.3.1\OracleAS_3\bpel\lib\orabpel-boot.jar; JDE_CONFIG
このコマンドのJDE_CONFIGは、JDE_CONFIGディレクトリのフルパスおよび名前に置換してください。このディレクトリには、プロパティ・ファイルjdbj.ini、jdeinterop.iniおよびjdelog.propertiesが含まれます。
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注意: このガイドで使用されているコネクタ・インストーラという用語は、Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールのコネクタ・インストーラ機能を指します。 |
Oracle Identity Managerリリース9.1.0以降にコネクタをインストールするための手順は、次のとおりです。
コネクタ・インストーラを実行するには、次のようにします。
コネクタ・インストール・メディアの内容を次のディレクトリにコピーします。
OIM_HOME/xellerate/ConnectorDefaultDirectory
『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』の「コネクタのインストールのためのユーザー・アカウントの作成」の説明に従って、ユーザー・アカウントを使用して管理およびユーザー・コンソールにログインします。
「デプロイメント管理」→「コネクタのインストール」をクリックします。
「コネクタ・リスト」から「JDEdwards 9.0.4.2」を選択します。このリストには、インストール・ファイルがデフォルト・コネクタ・インストール・ディレクトリにコピーされているコネクタの、名前およびリリース番号が表示されます。
OIM_HOME/xellerate/ConnectorDefaultDirectory
インストール・ファイルを異なるディレクトリにコピーした場合は、次のようにします。
「代替ディレクトリ」フィールドに、該当するディレクトリのフルパスおよび名前を入力します。
「リフレッシュ」をクリックして、「コネクタ・リスト」に含まれるコネクタのリストを再移入します。
「コネクタ・リスト」から「JDEdwards 9.0.4.2」を選択します。
「ロード」をクリックします。
「続行」をクリックして、インストール処理を開始します。
次のタスクが順番に実行されます。
コネクタ・ライブラリの構成
コネクタのXMLファイルのインポート(デプロイメント・マネージャを使用)
アダプタのコンパイル
正常に完了したタスクには、チェックマークが表示されます。タスクが失敗すると、Xマークおよび失敗の理由を示すメッセージが表示されます。失敗の理由に応じて、必要な修正を行い次のいずれかの手順を実行します。
「再試行」をクリックしてインストールを再試行します。
インストールを取り消して、ステップ1からやりなおします。
コネクタのインストール処理の3つのタスクがすべて正常に行われると、インストールが正常に実行されたことを示すメッセージが表示されます。また、インストール後に実行する必要がある手順のリストが表示されます。これらの手順は次のとおりです。
コネクタ使用の前提条件が満たされていることの確認
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注意: この段階で、コネクタ・リソース・バンドルからのコンテンツを含むサーバー・キャッシュをロードするためのPurgeCacheユーティリティを実行して、前提条件のリストを表示できます。PurgeCacheユーティリティの実行に関する情報は、「サーバー・キャッシュからのコネクタ・リソース・バンドル関連コンテンツの消去」を参照してください。
一部の事前定義済コネクタには、前提条件はありません。 |
コネクタのITリソースの構成
このページに表示されるITリソースの名前を記録します。ITリソースの構成手順は、このガイドで後述します。
コネクタのインストール時に作成されたスケジュール済タスクの構成
このページに表示されるスケジュール済タスクの名前を記録します。これらのスケジュール済タスクの構成手順は、このガイドで後述します。
Oracle Identity Managerクラスタへのコネクタのインストール
クラスタ環境でOracle Identity Managerをインストールする際には、すべてのJARファイルおよびconnectorResourcesディレクトリの内容を、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。コピー対象ファイルおよびOracle Identity Managerサーバー上のコピー先に関する情報は、「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」を参照してください。
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注意: この手順は、Oracle Identity Managerリリース9.1.0以降にコネクタをインストールする場合に実行してください。 |
次の手順に従って、JDE IT Resource ITリソースのパラメータの値を指定する必要があります。
管理およびユーザー・コンソールにログインします。
「リソース管理」を開きます。
「ITリソースの管理」をクリックします。
「ITリソースの管理」ページの「ITリソース名」フィールドにJDE IT Resourceと入力して、「検索」をクリックします。
ITリソースの編集アイコンをクリックします。
ページ最上部のリストから「詳細およびパラメータ」を選択します。
JDE IT Resource ITリソースのパラメータの値を指定します。次の表に、各パラメータの説明を示します。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
User |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのユーザーID |
Password |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのパスワード |
Environment |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントの環境
サンプル値: |
Role |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのロール
サンプル値: |
ProxyUser |
ターゲット・システムのシステム・ユーザーのユーザーID |
ProxyUserPassword |
ターゲット・システムのシステム・ユーザーのパスワード |
TimeStamp |
最初のリコンシリエーションの実行のタイムスタンプでは、タイムスタンプ値は設定されていません。後続のリコンシリエーション処理では、前のリコンシリエーション処理が完了した時刻がこのパラメータに保存されます。
サンプルのタイムスタンプ値は次のとおりです。
|
「更新」をクリックして値を保存します。
Oracle Identity Managerリリース8.5.3.1〜9.0.3にコネクタをインストールするための手順は、次のとおりです。
コピーするコネクタのファイルと、コピーする必要があるディレクトリを次の表に示します。
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注意: クラスタ環境では、JARファイルおよびconnectorResourcesディレクトリの内容を、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。 |
「インストール・メディアのファイルおよびディレクトリ」の項で説明したように、コネクタのXMLファイルには、コネクタのコンポーネントの定義が含まれています。コネクタのXMLファイルをインポートすることで、Oracle Identity Managerにこれらのコンポーネントを作成します。
コネクタのXMLファイルをOracle Identity Managerにインポートするには、次のようにします。
左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。
「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。ファイルを開くダイアログ・ボックスが表示されます。
JDEConnectorResourceObject.xmlファイルを検索して開きます。このファイルはOIM_HOME/xellerate/JDE/xmlディレクトリにあります。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。
「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。
「次へ」をクリックします。JDE IT Resource ITリソースの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
JDE IT Resource ITリソースのパラメータの値を指定します。指定する値に関する情報は、次の表を参照してください。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
User |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのユーザーID |
Password |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのパスワード |
Environment |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントの環境
サンプル値: |
Role |
ターゲット・システムに接続するためのユーザー・アカウントのロール
サンプル値: |
ProxyUser |
ターゲット・システムのシステム・ユーザーのユーザーID |
ProxyUserPassword |
ターゲット・システムのシステム・ユーザーのパスワード |
TimeStamp |
最初のリコンシリエーションの実行のタイムスタンプでは、タイムスタンプ値は設定されていません。後続のリコンシリエーション処理では、前のリコンシリエーション処理が完了した時刻がこのパラメータに保存されます。
サンプルのタイムスタンプ値は次のとおりです。
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「次へ」をクリックします。JDE ITリソース・タイプの新規インスタンスの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。
「スキップ」をクリックして、他のITリソースを定義しないことを指定します。「確認」ページが表示されます。
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関連項目: その他のITリソースを定義する場合、手順は『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』を参照してください。 |
「選択内容の表示」をクリックします。
XMLファイルの内容が「インポート」ページに表示されます。ノードの横に十字形のアイコンが表示されることがあります。これらのノードは、冗長なOracle Identity Managerエンティティを示しています。コネクタのXMLファイルをインポートする前に、各ノードを右クリックして「削除」を選択し、これらのエンティティを削除する必要があります。
「インポート」をクリックします。コネクタのXMLファイルがOracle Identity Managerにインポートされます。
Oracle Identity Managerサーバーを構成するには、次の手順を実行します。
必要な入力ロケール(言語および国の設定)に変更するには、必要なフォントのインストールと必要な入力ロケールの設定を行います。
必要な入力ロケールに変更するため、システム管理者の支援が必要となる場合があります。
「コネクタ・ファイルのコピー」の項で説明されている手順を実行する際には、インストール・メディアのresourcesディレクトリにあるファイルを、OIM_HOME/xellerate/connectorResourcesディレクトリにコピーします。connectorResourcesディレクトリ内に新しいリソース・バンドルを追加したり、既存のリソース・バンドルに変更を加えた場合は、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをその都度サーバー・キャッシュから消去する必要があります。
コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュから消去するには、次のようにします。
コマンド・ウィンドウで、OIM_HOME/xellerate/binディレクトリに移動します。
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注意: ステップ1を実行してからステップ2を実行してください。ステップ2で次のようにコマンドを実行すると、例外がスローされます。OIM_HOME/xellerate/bin/batch_file_name |
次のいずれかのコマンドを入力します。
Microsoft Windowsの場合:
PurgeCache.bat ConnectorResourceBundle
UNIXの場合:
PurgeCache.sh ConnectorResourceBundle
|
注意: ステップ2の実行時にスローされる例外は無視できます。 |
このコマンドのConnectorResourceBundleは、サーバー・キャッシュから削除できるコンテンツ・カテゴリの1つです。その他のコンテンツ・カテゴリの詳細は、次のファイルを参照してください。
OIM_HOME/xellerate/config/xlConfig.xml
ロギングを有効化すると、Oracle Identity Managerはプロビジョニングおよびリコンシリエーション操作の過程で発生するイベントについての情報をログ・ファイルに自動的に格納します。ロギングを行うイベントのタイプを指定するには、ログ・レベルを次のいずれかに設定します。
ALL
このレベルでは、すべてのイベントのロギングが有効化されます。
DEBUG
このレベルでは、デバッグに役立つ詳細なイベントに関する情報のロギングが有効化されます。
INFO
このレベルでは、アプリケーションの進行状況を大まかに示すメッセージのロギングが有効化されます。
WARN
このレベルでは、障害を引き起こす可能性のある状況に関する情報のロギングが有効化されます。
ERROR
このレベルでは、アプリケーションを続行できる場合があるエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。
FATAL
このレベルでは、アプリケーションの機能停止の原因となる可能性がある、非常に重大なエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。
OFF
このレベルでは、すべてのイベントのロギングが無効化されます。
ログ・レベルを設定するファイルおよびログ・ファイルのパスは、使用するアプリケーション・サーバーによって異なります。
BEA WebLogic Server
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。
次に例を示します。
log4j.logger.XELLERATE=INFO log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
ロギングを有効化すると、ログ情報がサーバー・コンソールに表示されます。
IBM WebSphere Application Server
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。
次に例を示します。
log4j.logger.XELLERATE=INFO log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。
WEBSPHERE_HOME/AppServer/logs/SERVER_NAME/SystemOut.log
JBoss Application Server
ロギングを有効にするには、次のようにします。
JBoss_home/server/default/conf/log4j.xmlファイルで次の行を検索し、ファイル内に存在しない場合は追加します。
<category name="XELLERATE">
<priority value="log_level"/>
</category>
<category name="XL_INTG.JDECONNECTOR">
<priority value="log_level"/>
</category>
各セットのXMLコードの2行目で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。次に例を示します。
<category name="XELLERATE"> <priority value="INFO"/> </category>
<category name="XL_INTG.JDECONNECTOR"> <priority value="INFO"/> </category>
ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。
JBoss_home/server/default/log/server.log
Oracle Application Server
ロギングを有効にするには、次のようにします。
OIM_HOME/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。
log4j.logger.XELLERATE=log_level log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。
次に例を示します。
log4j.logger.XELLERATE=INFO log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。
OC4J_home/opmn/logs/default_group~home~default_group~1.log