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Oracle Identity Manager Toolsリファレンス
リリース9.1.0.2

B56035-01
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9 アダプタのコンパイル

複数のアダプタを作成し、それらをコンパイルする場合、2つの方法のいずれかで実行できます。1つ目は、それぞれのアダプタにアクセスし、個別にコンパイルする方法です。ただし、この方法は多くの時間と労力を必要とします。

より効率のよい方法は、コンパイルするアダプタを選択して一度にコンパイルするか、必要な場合にはボタンをクリックし、Oracle Identity Managerデータベースに存在するすべてのアダプタをコンパイルする方法です。

9.1 アダプタの自動コンパイル

リリース9.1.0以降、デプロイメント・マネージャを使用してコネクタ・ファイルをインポートすると、アダプタが自動的にコンパイルされます。コンパイルされたアダプタのクラス・ファイルは、ファイルシステムではなく、Oracle Identity Managerデータベースに格納され、実行時にロードされます。次の2つのAPIが、アダプタをプログラムでコンパイルするAPIとして追加されました。

ただし、変更を加えた場合は、アダプタを手動で変更できます。


注意:

XL.CompilerPathシステム・プロパティのJDKディレクトリのパスを設定する必要があります。これを行わないと、デプロイメント・マネージャを使用してXMLファイルをインポートしたときに行われるプロセスのアダプタ・コンパイル段階でエラーが起こります。

システム・プロパティの設定値の詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』の「System Configuration」フォームに関する項を参照してください。 


9.2 アダプタの手動コンパイル

「Adapter Manager」フォームは、「Development Tools」フォルダにあります。これを使用して、複数のアダプタを同時にコンパイルします。

複数のアダプタを手動でコンパイルするには、次の手順を実行します。

  1. 「Adapter Manager」フォームを開きます。

  2. Oracle Identity Managerデータベース内のすべてのアダプタをコンパイルするには、「Compile All」オプションを選択します。

    複数のアダプタをコンパイルするには、コンパイルするアダプタを選択します。次に、「Compile Selected」オプションを選択します。

    ステータスが「OK」ではないすべてのアダプタをコンパイルするには、「Compile Previously Failed」オプションを選択します。

  3. 「Start」ボタンをクリックします。

    Oracle Identity Managerにより、手順2で指定した基準に合致するアダプタがコンパイルされます。

    ヒント:

    Oracle Identity Managerでは、「Adapter Manager」フォームに表示されるすべてのアダプタの記録を見ることができます。これにより、アダプタの詳細な情報を確認できます。

    アダプタの記録を確認するには、該当するアダプタを選択します。次に、行ヘッダーをダブルクリックするか、アダプタを右クリックして、表示されるメニューから「Launch Adapter」コマンドを選択します。 


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