Oracle Enterprise Manager アドバンスト構成 10gリリース5(10.2.0.5.0) B53907-01 |
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この付録では、Oracle Enterprise Managerのコンポーネントで検出されている問題の解決方法について説明します。
BPEL(Business Process Execution Language)は、XMLベースの言語であり、一連のWebサービスを組み合せて使用する複数のエンタープライズに渡ってタスク共有を可能にします。BPELは、XMLスキーマ、SOAP(シンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル)およびWSDL(Web services description language)に基づいています。エンタープライズはBPELにより、ビジネス・プロセスの編集および実行のための業界標準が得られます。BPELを使用すると、個々のサービスを統合して包括的なプロセス・フローを構築するビジネス・プロセスを設計できます。この統合により、プロセスのコストと複雑性を低減できます。BPEL言語を使用すると、次の作業の方法を定義できます。
エンタープライズでは、Oracle BPEL Process Managerを使用すると、BPELプロセスのモデリング、デプロイおよび管理を実行できます。Oracle BPEL Process Managerには、BPELビジネス・プロセス・モデラー、スケーラブルなBPELランタイム・エンジン、拡張可能なWSDLバインディング・フレームワークおよび監視用コンソールが含まれています。
BPELターゲットは、Oracle Enterprise Managerで検出できます。BPELターゲットが検出された場合、Enterprise ManagerのBPEL Process Managerの「プロセス」タブにBPELプロセスが表示されないことがあります。これには、2つの原因があります。BPELプロセスを「プロセス」タブに確実に表示させる方法は、2つあります。これらのシナリオを、後続の項で詳しく説明します。
BPELターゲットの監視に必要な資格証明が、Enterprise Manager Grid Controlで提供されていません。これを解決するには、次の手順に従ってEnterprise Manager Grid Controlを使用し、資格証明を指定します。
資格証明を追加する際は、次の2つの基準を満たす必要があります。
opmn:ormi://<host>:<opmn_port>:home/orabpel
注意: <host>と<opmn port>は、正しいホスト・アドレスとopmnポート番号に置き換えてください。(<opmn port>を取得する方法は、「OPMNポートの取得」を参照してください。) |
必要なBPEL jarファイル(記憶域コンテナ)が、エージェントのCLASSPATHに追加されていません。jarファイルを追加するには、次の手順に従います。
optic.jar
プロパティがCLASSPATHの先頭値であることを確認してください。
SOA Applications ServerのOPMN PORTの詳細情報を取得するには、次の手順を実行します。
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