Oracle Enterprise Manager Oracle Fusion Middlewareメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース5(10.2.0.5.0) B54825-01 |
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Oracle Enterprise Managerを使用して、OracleAS Portalを監視および管理できます。
「データベース・インスタンス(Database Instance)」メトリックは、OracleAS Portalスキーマが稼働しているOracle Databaseに関する情報を提供します。次の表に、メトリック、説明およびデータソースを示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は5分ごとになります。 |
「データベース・ポートレット・メトリック(Database Portlet Metrics)」を使用すると、個々のデータベース・ポートレットのパフォーマンスを分析できます。データベース・ポートレットの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。
次の表に、メトリックとその説明を示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「ポートレット名」オブジェクト、「ポートレットID」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべてのオブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 オブジェクトに対して警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-2 データベース・ポートレット・メトリック(Database Portlet Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
データベース・ポートレットのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数。 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
不完全なリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 400。 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。エラー・コード: 500は通常、サーバーに問題があることを意味します。データベース・ポートレットをホストするサーバーがアクセス可能かどうかをチェックしてください。 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになった、このデータベース・ポートレットへのリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
データベース・ポートレット平均時間(ミリ秒)(Database Portlet Average Time (msec)) |
このデータベース・ポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 |
データベース・ポートレット最長時間(ミリ秒)(Database Portlet Maximum Time (msec)) |
このデータベース・ポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。 |
データベース・ポートレット最短時間(ミリ秒)(Database Portlet Minimum Time (msec)) |
このデータベース・ポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
最新レスポンス・コード(Last Response Code) |
プロバイダのサービスを受けた最新のデータベース・ポートレットのHTTPレスポンス・コード。このレスポンス・コードが200番台または300番台ではない場合、このプロバイダがポータルへコンテンツを提供していない可能性があります。 |
リクエスト(Requests) |
このデータベース・ポートレットへのリクエストの数。 |
「データベース・プロバイダ・メトリック(Database Providers Metrics)」を使用すると、データベース・プロバイダのパフォーマンスを分析できます。データベース・プロバイダの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。次の表に、メトリックとその説明を示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「プロバイダ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロバイダ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 「プロバイダ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-3 データベース・プロバイダ・メトリック(Database Providers Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
データベース・プロバイダのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数。 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
不完全なリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 400。 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになったリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功した解決済リクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
データベース・プロバイダ・ポートレット平均時間(ミリ秒)(Database Provider Portlets Average Time (msec)) |
データベース・ポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 注意: このメトリックに関連付けられた複数のしきい値はありません。 |
データベース・プロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(Database Provider Portlets Maximum Time (msec)) |
「データベース・プロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(Database Provider Portlets Maximum Time (msec))」を参照。 |
データベース・プロバイダ・ポートレット最短時間(ミリ秒)(Database Provider Portlets Minimum Time (msec)) |
データベース・ポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
データベース・プロバイダ・ステータス(Database Provider Status) |
データベース・プロバイダ・ステータス(Database Provider Status) |
オフライン(Offline) |
データベース・プロバイダが現在オフラインかどうかを示します。 |
データベース・プロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of Database Provider HTTP 500 Response codes) |
データベース・プロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of Database Provider HTTP 500 Response codes) |
リクエスト(Requests) |
このデータベース・ポートレットへのリクエストの数。 |
最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec)) |
最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec)) |
データベース・ポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は10000に、警告のしきい値は6000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
特定のデータベース・プロバイダに問題があるかどうかを示します。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値はDOWNに設定されています。クリティカル・アラートは、メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表24-5 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
12サンプルごと |
= |
定義なし |
DOWN |
1 |
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。 |
ユーザーの処理
ステータスが「停止中」の場合、このプロバイダの最新HTTPレスポンス・コードによってサービスを受けたポートレットの少なくとも1つが失敗だったことを示します。プロバイダを調べて、この問題の原因を特定してください。
HTTP 500レスポンス・コード、すなわち失敗したサーバー・エラーを返したデータベース・プロバイダ・リクエストの割合。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は15に、警告のしきい値は10に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダの成功しなかったポートレット・リクエストのパーセンテージは許容範囲外です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
特定のプロバイダの最も遅いポートレットの平均パフォーマンス(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は4500に、警告のしきい値は4000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダへのポートレットの最も遅い平均レスポンス時間は許容されません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「一般的なページ・エンジン・メトリック(General Page Engine Metrics)」を使用すると、ポータルのParallel Page Engineのパフォーマンスを分析できます。次の表に、メトリックとその説明を示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は10分ごとになります。 |
表24-8 一般的なページ・エンジン・メトリック(General Page Engine Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キューの長さ: 平均(Average Queue Length) |
中間層の起動時以降、Parallel Page Engineの内部ポータル・コンテンツのリクエスト・キューにあるリクエストの平均数。 |
ページ・エンジン・キューに入っている平均時間(ミリ秒)(Average Time in Page Engine Queue (msec)) |
コンテンツ・リクエストがParallel Page Engineの内部リクエスト・キューに存在した平均時間(ミリ秒)。 |
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
中間層の起動時以降、結果的にキャッシュからコンテンツが返された、完全にキャッシュされたページのリクエスト数。 |
キャッシュで処理されたリクエストのパーセンテージ(Percentage of Requests that were serviced by the cache) |
結果的にキャッシュ・ヒットが発生した、キャッシュ可能な完全にアセンブルされたページのリクエストの割合。 |
ページ・エンジン・キューでタイム・アウトしているリクエストのパーセンテージ(Percentage of Requests Timing Out in the Page Engine Queue) |
「ページ・エンジン・キューでタイム・アウトしているリクエストのパーセンテージ(Percentage of Requests Timing Out in the Page Engine Queue)」を参照。 |
キャッシュ可能ページのリクエスト(Requests for cache enabled pages) |
中間層の起動時以降、キャッシュされた使用可能ページのリクエストの数。 |
キャッシュへのリクエスト(Requests to the Cache) |
中間層の起動時以降、キャッシュ可能な、完全にアセンブルされたページのリクエストの数。 |
ページ・リクエストの合計(Total Page Requests) |
中間層の起動時以降の、OracleAS Portalページのリクエスト総数。 |
Parallel Page Engineの内部リクエスト・キューでタイムアウトになったOracleAS Portalコンテンツ・リクエストの割合。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は15に、警告のしきい値は10に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
内部リクエスト・キューでタイム・アウトしたリクエストのパーセンテージは許容範囲外です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「ページ・エンジン・レスポンス・コード・メトリック(Page Engine Response Code Metrics)」は、HTTPレスポンス・コードの情報を提供します。次の表に、メトリックとその説明を示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は10分ごとになります。 |
表24-10 ページ・エンジン・レスポンス・コード・メトリック(Page Engine Response Code Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
HTTP 200レスポンスのパーセンテージ(Percentage of http 200 responses) |
HTTP 200レスポンス・コード(成功したリクエスト)を返したポートレットの割合。 |
HTTP 300解決したレスポンスのパーセンテージ(Percentage of http 300 Resolved responses) |
HTTP 300レスポンス・コードを返した解決済のポートレットの割合。HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで解決済のものがいくつあるかを示します。 |
HTTP 300解決できなかったレスポンスのパーセンテージ(Percentage of http 300 Unresolved responses) |
HTTP 300レスポンス・コードを返した未解決のポートレットの割合。HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
HTTP 400レスポンスのパーセンテージ(Percentage of http 400 responses) |
HTTP 400レスポンス・コード(失敗した不完全なリクエスト)を返したポートレットの割合。 |
HTTP 500レスポンスのパーセンテージ(Percentage of http 500 responses) |
HTTP 500レスポンス・コード(失敗したサーバー・エラー)を返したポートレットの割合。 |
タイムアウト(Timeouts) |
Parallel Page Engineによって登録されたタイムアウトの数。 |
HTTP 200レスポンス合計(Total http 200 responses) |
ポートレットへの成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP300解決したレスポンス合計(Total http 300 Resolved responses) |
ポートレットへの成功した解決済リクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
HTTP300解決できなかったレスポンス合計(Total http 300 Unresolved responses) |
ポートレット・リクエストからの未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
HTTP 400レスポンス合計(Total http 400 responses) |
ポートレットへの不完全なリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 400。 |
HTTP 500レスポンス合計(Total http 500 responses) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。 |
リクエストの合計(Total requests) |
Parallel Page Engineによってリクエストされたポートレットの総数。 |
解決できなかったリダイレクト(Unresolved Redirects) |
Parallel Page Engineによって登録された未解決のリダイレクトの数。 |
デフォルトのOracleAS Portalホームページへのリクエストに対するレスポンス。
OracleAS Portalホームページのダウンロードに要する時間(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は3000に、警告のしきい値は2000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
Portalインスタンス・ホームページ・パフォーマンスは許容範囲外です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
OracleAS Portalホームページが正常に呼び出されたかどうかを示します。値が1の場合、正常に行われたことを示します。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は0に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると、クリティカル・アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
Portalインスタンスはアクセス不可です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「ポータル・メタデータ・リポジトリ・バージョン・メトリック(Portal Metadata Repository Version Metric)」は、現在稼働中のOracleAS Portalのバージョンを表します。
OracleAS Portalのステータスをテストする2つのリクエストに対するレスポンス。
OracleAS Portalが機能しているかどうかを表します。
このステータスは、mod_plsqlを介したテスト・パッケージへのURLコールおよびParallel Page Engine(PPE)へのURLコールの、2つのURLコールの成功に基づいています。
mod_plsql ping to: <protocol>://<host>:<port>/pls/<DAD>/htp.p?cbuf=Test
PPE ping to: <protocol>://<host>:<port>/portal/page
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は0に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると、クリティカル・アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
Portalインスタンスはアクセス不可です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「Syndication Serverのステータス・メトリック(Syndication Server Status Metric)」は、Syndication Serverのステータス情報を提供します。
「トップ・レベルのモニタリング・ステータス・メトリック(Top Level Monitoring Status Metric)」は、Portalインスタンスを監視するようにOracleAS Portalに要求されたサービスが稼働しているかどうかを示します。
Portalインスタンスを適切に監視するようにOracleAS Portalに要求されたサービスが稼働しているかどうかを示します。ステータスの値が1の場合、サービスは稼働しています。
テストには、監視側サーブレットに対するHTTP pingチェックが含まれます。DMSサーブレットのテスト、つまりOracleAS PortalのDMSベースのメトリック(「プロバイダ(Provider)」、「ポートレット(Portlet)」および「Parallel Page Engine」メトリック)の取得機能のテストも行われます。
デフォルトでは、クリティカルまたは警告のしきい値(あるいはその両方)は、このメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
ターゲットのすべてのリリースにおいて、このメトリックの収集頻度は10分ごとになります。
「Ultra Searchのステータス・メトリック(Ultra Search Status Metric)」は、Oracle Ultra Searchのステータス情報を提供します。
ステータスの値が1の場合、ユーザーはOracle Internet Directory(OID)対応のデータベース層環境からSSOによってUltra Search管理ツールにログインできます。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は0に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると、クリティカル・アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
Ultra Searchはアクセス不可です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「Webポートレット・メトリック(Web Portlet Metrics)」を使用すると、個々のWebプロバイダ・ポートレットのパフォーマンスを分析できます。Webプロバイダの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。
次の表に、メトリックとその説明を示します。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「ポートレット名」オブジェクト、「ポートレットID」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべてのオブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 オブジェクトに対して警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-15 Webポートレット・メトリック(Web Portlet Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
ポートレットのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数。 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
不完全なリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 400。 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになったリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
最新レスポンス・コード(Last Response Code) |
プロバイダのサービスを受けた最新のポートレットのHTTPレスポンス・コード。 このレスポンス・コードが200番台または300番台ではない場合、このプロバイダがOracleAS Portalへコンテンツを提供していない可能性があります。 管理者は、Portal Developer Kit(PDK)Javaテスト・ページを使用して、プロバイダをホストするマシンにアクセスできるかどうかをチェックし、このマシン上の特定のプロバイダが動作するかどうかを確認します。 |
リクエスト(Requests) |
このWebポートレットへのリクエストの数。 |
Webポートレット平均時間(ミリ秒)(Web Portlet Average Time (msec)) |
このWebポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 |
Webポートレット最長時間(ミリ秒)(Web Portlet Maximum Time (msec)) |
このWebポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。 |
Webポートレット最短時間(ミリ秒)(Web Portlet Minimum Time (msec)) |
このWebポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
「Webプロバイダ・メトリック(Web Providers Metrics)」を使用すると、Webプロバイダのパフォーマンスを分析できます。
Webプロバイダの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。
注意: ターゲットのすべてのリリースにおいて、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「プロバイダ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロバイダ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 「プロバイダ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-16 Webプロバイダ・メトリック(Web Providers Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
プロバイダのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数。 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
ポートレットへの成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
HTTP 400レスポンス・コード(失敗した不完全なリクエスト)を返したポートレットの割合。 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになったリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
オフライン(Offline) |
Webプロバイダが現在オフラインかどうかを示します。 |
WebプロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of Web Provider HTTP 500 Response codes) |
「WebプロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of Web Provider HTTP 500 Response codes)」を参照。 |
リクエスト(Requests) |
このWebプロバイダのサービスを受けたリクエストの数。 |
最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec)) |
「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」を参照。 |
Webプロバイダ・ポートレット平均時間(ミリ秒)(Web Provider Portlets Average Time (msec)) |
Webプロバイダ・ポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 |
Webプロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(Web Provider Portlets Maximum Time (msec)) |
「Webプロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(Web Provider Portlets Maximum Time (msec))」を参照。 |
Webプロバイダ・ポートレット最短時間(ミリ秒)(Web Provider Portlets Minimum Time (msec)) |
Webプロバイダ・ポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
Webプロバイダ・ステータス(Web Provider Status) |
HTTP 500レスポンス・コード、すなわち失敗したサーバー・エラーを返したWebプロバイダ・リクエストの割合。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は15に、警告のしきい値は10に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダの成功しなかったポートレット・リクエストのパーセンテージは許容範囲外です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
特定のプロバイダの最も遅いポートレットの平均パフォーマンス(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は4500に、警告のしきい値は4000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を1回超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
Webプロバイダ・ポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は10000に、警告のしきい値は6000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
特定のWebプロバイダに問題があるかどうかを示します。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は「DOWN」に設定されています。クリティカル・アラートは、メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表24-20 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
15分ごと |
12サンプルごと |
= |
定義なし |
DOWN |
1 |
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。 |
ユーザーの処理
ステータスが「停止中」の場合、このプロバイダの最新HTTPレスポンス・コードによってサービスを受けたポートレットの少なくとも1つが失敗だったことを示します。プロバイダを調べて、この問題の原因を特定してください。
「WSRPポートレット・メトリック(WSRP Portlet Metrics)」を使用すると、個々のWSRPプロバイダ・ポートレットのパフォーマンスを分析できます。WSRPプロバイダの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。
注意: ターゲットのリリース10.1.2.5において、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「ポートレット名」オブジェクト、「ポートレットID」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべてのオブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 オブジェクトに対して警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-21 WSRPポートレット・メトリック(WSRP Portlet Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
ポートレットのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数。 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200。 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
不完全なリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 400 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500。 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになったリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
最新レスポンス・コード(Last Response Code) |
プロバイダのサービスを受けた最新のポートレットのHTTPレスポンス・コード。 このレスポンス・コードが200番台または300番台ではない場合、このプロバイダがOracleAS Portalへコンテンツを提供していない可能性があります。 管理者は、Portal Developer Kit(PDK)Javaテスト・ページを使用して、プロバイダをホストするマシンにアクセスできるかどうかをチェックし、このマシン上の特定のプロバイダが動作するかどうかを確認します。 |
リクエスト(Requests) |
このWSRPポートレットのサービスを受けたリクエストの数。 |
最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec)) |
「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」を参照。 |
WSRPポートレット平均時間(ミリ秒)(WSRP Portlet Average Time (msec)) |
このWSRPポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 |
WSRPポートレット最長時間(ミリ秒)(WSRP Portlet Maximum Time (msec)) |
このWSRPポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。 |
WSRPポートレット最短時間(ミリ秒)(WSRP Portlet Minimum Time (msec)) |
WSRPポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
特定のプロバイダの最も遅いポートレットの平均パフォーマンス(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は4500に、警告のしきい値は4000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を1回超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
「WSRPプロバイダ・メトリック(WSRP Providers Metrics)」を使用すると、WSRPプロバイダのパフォーマンスを分析できます。WSRPプロバイダの詳細は、Oracle Technology Network(OTN)のhttp://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/pdk.html
にある「Oracle Portal Developer Kit(PDK)」ページを参照してください。
その他のドキュメントは、http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
にあるOTNのOracle Portalドキュメント・ページでも入手できます。
注意: ターゲットのリリース10.1.2.5において、各メトリックの収集頻度は15分ごとになります。 |
注意: 各メトリックでは、「プロバイダ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロバイダ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 「プロバイダ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
表24-23 WSRPプロバイダ・メトリック(WSRP Providers Metrics)
メトリック | 説明 |
---|---|
キャッシュ・ヒット(Cache Hits) |
プロバイダのコンテンツがキャッシュのサービスを受けた回数 |
HTTP 200レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 200 Response codes) |
ポートレットへの成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 200 |
HTTP 400レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 400 Response codes) |
HTTP 400レスポンス・コード(失敗した不完全なリクエスト)を返したポートレットの割合。 |
HTTP 500レスポンス・コードの件数(Count of HTTP 500 Response codes) |
失敗したサーバー・エラーの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 500 |
タイムアウトしたリクエストの件数(Count of requests which timed out) |
タイムアウトになったリクエストの数。 |
解決したHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Resolved HTTP 300 Response codes) |
成功したリクエストの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 注意: 最初に300レスポンス・コードでリダイレクトされるポートレットは、コンテンツが正常に返されると、200レスポンス・コードとして記録される場合があります。 |
解決できなかったHTTP 300レスポンス・コードの件数(Count of Unresolved HTTP 300 Response codes) |
未解決のリダイレクトの数、すなわちHTTPレスポンスおよびエラー・コード: 300。 HTTP 300レスポンス・コードを返したポートレットのうち、リダイレクトされたリクエストで未解決のままのものがいくつあるかを示します。たとえば、未解決のリクエストが別のアドレスにリダイレクトされると、未解決のエラー・コードが返されます。 |
オフライン(Offline) |
WSRPプロバイダが現在オフラインかどうかを示します。 |
WSRPプロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of WSRP Provider HTTP 500 Response codes) |
「WSRPプロバイダHTTP 500レスポンス・コードのパーセンテージ(Percentage of WSRP Provider HTTP 500 Response codes)」を参照。 |
リクエスト(Requests) |
このWSRPプロバイダのサービスを受けたリクエストの数。 |
WSRPプロバイダ・ポートレット平均時間(ミリ秒)(WSRP Provider Portlets Average Time (msec)) |
WSRPプロバイダ・ポートレットをリクエストした平均時間(ミリ秒)。 |
WSRPプロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(WSRP Provider Portlets Maximum Time (msec)) |
「WSRPプロバイダ・ポートレット最長時間(ミリ秒)(WSRP Provider Portlets Maximum Time (msec))」を参照。 |
WSRPプロバイダ・ポートレット最短時間(ミリ秒)(WSRP Provider Portlets Minimum Time (msec)) |
WSRPプロバイダ・ポートレットをリクエストした最小時間(ミリ秒)。 |
WSRPプロバイダ・ステータス(WSRP Provider Status) |
HTTP 500レスポンス・コード、すなわち失敗したサーバー・エラーを返したWSRPプロバイダ・リクエストの割合。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は15に、警告のしきい値は10に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を1回超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダの成功しなかったポートレット・リクエストのパーセンテージは許容範囲外です。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表24-24 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10.1.2.5 |
15分ごと |
12サンプルごと |
> |
10 |
15 |
1 |
このプロバイダの成功しなかったポートレット・リクエストのパーセンテージは許容範囲外です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
WSRPプロバイダ・ポートレットをリクエストした最大時間(ミリ秒)。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は10000に、警告のしきい値は6000に設定されています。メトリック値がクリティカルのしきい値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。警告アラートは、メトリック値が警告のしきい値を超えると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表24-25 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10.1.2.5 |
15分ごと |
12サンプルごと |
> |
6000 |
10000 |
1 |
このプロバイダへのポートレットの最大レスポンス時間は許容されません。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「プロバイダ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プロバイダ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「プロバイダ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
特定のWSRPプロバイダに問題があるかどうかを示します。
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルのしきい値は「DOWN」に設定されています。クリティカル・アラートは、メトリック値がクリティカルのしきい値と等しくなると生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
デフォルトでは、Oracle Enterprise Managerは、10分ごとにこのメトリックの値を検証します。
アラートが生成されると、次のアラート・テキストが表示されます。
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表24-26 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10.1.2.5 |
15分ごと |
12サンプルごと |
= |
定義なし |
DOWN |
1 |
このプロバイダのサービスを受けたポートレットからの最新レスポンス・コードが取得できません。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「最も遅い平均ポートレット時間(ミリ秒)(Slowest Average Portlet Time (msec))」オブジェクトおよび「プロバイダ名」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定、変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
ステータスが「停止中」の場合、このプロバイダの最新HTTPレスポンス・コードによってサービスを受けたポートレットの少なくとも1つが失敗だったことを示します。プロバイダを調べて、この問題の原因を特定してください。