次のリストは、CAMMエージェント(エージェント)をインストールするための手順をまとめたものです。インストールの詳細は、このマニュアルの各章を参照してください。
データベースおよびアプリケーション・サーバー・インストール環境の資格証明を収集します。
ZIPファイルを解凍します。
Disk1/InstData/<platform>/VM/install.binを実行します。
プロンプトが表示されたらインストール先の場所を選択します(リンクは作成しません)。
em10g/bin/config.shを実行して構成コンソールを起動します。
Webブラウザでhttps://<server>:5560/qvadminに接続します。
admin/admin(ユーザー名/パスワード)としてログインします。ログイン時にパスワードを変更するよう求められます。
「構成」タブに移動し、「データベース構成」をクリックします。
デフォルトのMyOracle接続を選択し、「構成の編集」をクリックします。
データベース・アクセスの資格証明を入力します。
「接続のテスト」をクリックしてデータベース接続を検証し、「OK」をクリックします。
WebLogic Serverを監視する場合、管理サーバーにem10g/deploy/HttpDeployer.earをデプロイします。この手順は、OC4Jではオプションです。
CAMM UIに戻り、「リソース構成」をクリックします。
「新規リソースの作成」をクリックします。
「構成」をクリックし、アプリケーション・サーバー・アクセスの情報を入力します。
「OK」をクリックして前の画面に戻ります。
「接続のテスト」をクリックします。WebLogic Serverを監視する場合、em10g/lib/bea/<version>_runtimeディレクトリが作成され、jarファイルが移入されるのを待機します。これには数分かかる可能性があります。何も起きない場合、log/manager-log#.csvで例外を確認してください。
「戻る」をクリックして前の画面に戻り、「デプロイ」をクリックします。
後続の画面で、「コマンド」メニューから「デプロイ」を選択し、エージェントをデプロイするサーバーまたはクラスタを選択します。管理サーバーは必ず選択してください。
「続行」をクリックします。
デプロイが完了するまで待機します。UIにデプロイの成功と表示されることを確認します。表示されない場合、logs/manager-log#.csvで例外を確認してください。
「戻る」をクリックして前の画面に戻り、「保存」をクリックします。
ブラウザベースのコンソールを閉じます。
em10g/bin/acshut.shを実行して構成コンソールを停止します。
停止操作が完了するまで15秒ほど待機します。
エージェントをデプロイしたアプリケーション・サーバーを再起動します。
em10g/bin/acsera.shを実行してCAMMマネージャを起動します(nohup ./acsera.sh &など)。
検出操作が行われるまで待機します。検出操作の進行状況をチェックするには、em10g/darchive/server_archiveの作成と展開、およびem10g/darchive/app_archiveの作成と展開が行われているかどうかを確認します。問題が発生した場合は、log/manager-log#.csvで例外を確認してください。ただし、このプロセスには数分かかることがあります。
Webブラウザでhttps://<server>:5560/qvadminに接続します。
ナビゲーション・ツリーでCAMMノードをクリックし、「エージェント情報」表で、エージェントをデプロイしたすべてのサーバーのエージェント・ステータスがREPORTINGになっていることを確認します。