この章では、TimesTenで使用可能なSQL文について説明します。
通常、SQL文とはデータ操作言語(DML)文またはデータ定義言語(DDL)文のいずれかです。
DML文はデータ・ストア・オブジェクトを変更します。 DML文の例として、INSERT、UPDATEおよびDELETEがあげられます。
DDL文はデータ・ストア・スキーマを変更します。 DDL文の例として、CREATE TABLEおよびDROP TABLEがあげられます。
文内のキーワード、パラメータまたは句読点の間に、コメントを表示できます。 次の2通りの方法で、文内にコメントを含めることができます。
コメントの最初にスラッシュとアスタリスク(/*)を入力します。この後にコメントのテキストを続けます。 複数行にわたるテキストも使用できます。 コメントの最後にアスタリスクとスラッシュ(*/)を入力します。 空白や改行を使用して、始まりと終わりの文字をテキストと区別する必要はありません。
コメントの最初に--(ハイフン2つ)を入力します。この後にコメントのテキストを続けます。 テキストは1行しか使用できません。 コメントの最後に改行を使用します。