Oracle Identity Management製品の高可用性構成

Oracle Identity Managementコンポーネントは、高可用性構成にすることができます。

ここに示す構成では、WEBHOST1にインストールされたOracle HTTP Serverインスタンスと、WEBHOST2にインストールされたOracle HTTP Serverインスタンスが、クラスタとして構成されています。ロード・バランシング・ルーターは、WEBHOST1とWEBHOST2のOracle HTTP Serverインスタンスにリクエストをルーティングします。

IDMHOST1のサーバーWLS_ODS1のODSMおよびDIPインスタンス、IDMHOST2のサーバーWLS_ODS2のODSMおよびDIPインスタンスは、CLUSTER_ODSクラスタとして構成されています。

IDMHOST1のWLS_OIF1にあるOracle Identity Federationインスタンスと、IDMHOST2のWLS_OIF2にあるOracle Identity Federationインスタンスは、CLUSTER_OIFクラスタとして構成されています。

OIDHOST1の場合、高可用性ソリューションにより、Oracle Internet DirectoryインスタンスとOracle Virtual Directoryインスタンスは、Real Application Cluster（RAC）データベースと接続します。OIDHOST2の場合も同じです。

OIDHOST1とOIDHOST2のOracle Internet Directoryインスタンスは、クラスタとして構成されています。OIDHOST1とOIDHOST2のOracle Virtual Directoryインスタンスも、クラスタとして構成されています。