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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
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6.2 標準ページの作成

標準ページには、ポートレット、アイテム、タブおよびサブページ・リンクが表示されます。標準ページ・タイプは、ページ作成ウィザードを使用して、ポータル・ページを宣言して作成する場合に使用します。ページを作成するために必要な基本情報をウィザードに指定します。場合によっては、一度ページを作成した後で、使用するスタイルや適用するアクセス設定などの情報を追加するためにページを編集する必要があります。


注意:

標準ページを作成するには、新しいページの親ページに対して少なくとも「管理」ページ権限が必要です。

標準ページを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Portalにログインします。

  2. 「構築」タブをクリックして、前面に表示します。

  3. 「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストから、作成するページを所有するページ・グループを選択します。

    デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。

  4. 「レイアウトと外観」セクションで、「ページ」ヘッダーの横の「作成」リンクをクリックします。

    ページが既存のページ(ページ・グループのルート・ページではなく)のサブページの場合は、6.3項「サブページの作成」で説明する手順に従ってください。その後で、この項の手順5に戻ります。

  5. 表示されたページで、「ページ・タイプ」リストから「標準」を選択します。

    このリストに「標準」が表示されない場合は、ページ・グループから「標準」ページ・タイプが除外されています。必要な権限レベルを持っている場合は、「ページ・タイプ」リストの横の「構成」リンクをクリックして、標準ページを含むようにページ・グループを構成できます。必要な権限を持っていない場合は、ページ・グループ管理者に連絡してください。

  6. 「表示名」フィールドに、他のユーザーに対してそのページを識別するための表示名を入力します。

    任意の最大256文字を使用できます。表示名は、「ページ・グループ」ポートレットおよびPortalナビゲータ内でページを識別するのに使用します。また、「現行のページ」スマート・テキスト・アイテムやブラウザのタイトル・バーに表示されるページ・タイトルのテキストとしても使用します。


    注意:

    Oracle Portalのユーザー・インタフェースでは、値が必要なフィールドにアスタリスク(*)が表示されます。

    Oracle Portalにおけるオブジェクトの命名規則の概要は、付録D「Oracle Portalのオブジェクト命名規則」を参照してください。


  7. 「テンプレート」セクションで、次のいずれかを選択します。

    • テンプレートを使用しない

    • HTMLページ・スキンを使用: 独自に作成したHTMLテンプレートをページで使用します。

    • Portalテンプレートを使用: 宣言して作成したテンプレートをページで使用します。

    テンプレートの詳細は、第12章「標準ルック・アンド・フィールの指定」を参照してください。

    「プレビュー」セクションには、テンプレートの構造とコンテンツの例が表示されます。


    注意:

    Portalテンプレートに基づいたページに新しいリージョンを追加することはできません。テンプレートが提供するレイアウトをそのままページに使用する場合のみ、テンプレートをページに適用する必要があります。

  8. 「バナー用のナビゲーション・ページ」リストから、ページのバナーとして使用するナビゲーション・ページを選択します。

    ナビゲーション・ページが、ページ上部のリージョンにポートレットとして追加されます。適切なナビゲーション・ページを選択します。表示されたページを使用しない場合は、このリストから「<なし>」を選択します。

    このリストには、対象のページ・グループおよび「共有オブジェクト」ページ・グループのナビゲーション・ページがすべて含まれています。

    このページにPortalテンプレートを適用すると、このリストから選択したナビゲーション・ページは無視されます。


    注意:

    ナビゲーション・ページの詳細は、第13章「ポータルのナビゲーションの設計」を参照してください。

  9. 「作成」をクリックしてページを作成し、編集モードで表示します。

  10. 新しいページを作成するとき、作成プロセスを迅速に行うために、スタイルやアクセス設定など様々なプロパティはデフォルトになります。ページを作成した後で、ページのプロパティを編集して、このようなデフォルト設定を変更することができます。


    注意:

    ページ・プロパティの編集方法は、6.9項「ページ・プロパティの編集」を参照してください。

標準ページを作成するのに、ウィザードを使用する必要はありません。標準ページは、WebDAVを使用しても、ディレクトリ構造を含むZipファイルで解凍操作を実行しても作成できます。WebDAVの詳細は、第18章「Oracle PortalでのWebDAVクライアントの使用」を参照してください。ポータルでZipファイルを使用する方法の詳細は、14.3項「複数ファイルの同時アップロード」を参照してください。