Oracle® Business Intelligence Suite Enterprise Editionリリース・ノート リリース10.1.3.4.1 B54793-03 |
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この章では、Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeに関するリリース・ノートについて説明します。
この項では、Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeに関するリリース・ノートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
第4.1.7項「Oracle BI Enterprise Editionツールバーを削除するには、「ユーザー設定」オプションを使用」
第4.1.9項「Oracle BI Answersでピボット・ビュー・レイアウトを変更すると、カタログをリフレッシュしてExcelにビューを再挿入することが必要になる場合がある」
第4.1.14項「PowerPointでイメージをFlashとして挿入するには、Flash ActiveX Controlが必要」
第4.1.16項「BI Officeもインストールされている場合のOracle BI Publisher Analyzer for Excelの使用」
第4.1.20項「MS PowerPoint 2003に挿入したチャートは、MS PowerPoint 2007ではリフレッシュできない」
第4.1.21項「Oracle BIのMS Office用アドインは、ローカライゼーションを全面的にはサポートしていない」
第4.1.23項「クライアント・マシンにWindows Script 5.6がインストールされていない場合はインストールが失敗する」
第4.1.27項「Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeを右から左方向の言語で使用すると日付値と数値が正しく表示されない」
第4.1.29項「Oracle BI Serverのロケールがアラビア語の場合、プレゼンテーション・カタログ・リストが表示されない」
第4.1.31項「Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeに未翻訳のページ、画面およびメニューがある」
第4.1.35項「Oracle Smart Space, Fusion Edition(11.1.1)と統合するにはJVMパラメータの更新が必要」
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4、10.1.3.4および10.1.3.4.1.1に該当します。
プロキシ・サーバーのパラメータを使用して起動されたOC4JインスタンスにBI Officeサーバーをデプロイした場合、このサーバーを指す接続を使用するBI Officeクライアントは接続できません。Oracle BI Officeサーバーは、プロキシ・サーバーのパラメータを使用して起動されていないOC4Jインスタンスにデプロイする必要があります。
この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
ユーザーのWindowsオペレーティング・システムでユーザーを認証するActive Directoryサーバーと同じActive Directoryサーバーで認証するようにOracle Business Intelligence Enterprise Editionが構成されていると、Microsoft ExcelやMicrosoft PowerPoint用のOracle Business Intelligence for Microsoft Office(BI Office)を使用するユーザーは、Oracle BI EEにログインできなくなります。この問題は、今後のパッチ・リリースで解決される予定です。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle BIメニューがExcel 2003やExcel 2007のメニュー・バーから表示されなくなった場合は、次の手順を実行して復元します。
Excel 2003の場合は、「ヘルプ」→「バージョン情報」→「使用できないアイテム」に移動します。
Excel 2007の場合は、「Excel のオプション」→「アドイン」に移動します。
使用できないアイテムとしてBI Officeアドインがリストにある場合は、アイテムを選択してから「有効にする」をクリックすると「使用できないアイテム」ダイアログで有効にできます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
フラットなデータ・ビューが、ExcelリージョンとしてExcelワークシートに挿入されます。これらのリージョンのいずれかを選択して右クリックし、「リスト」→「範囲に変換」を選択して範囲に変更する場合、ワークシートをリフレッシュしたときに、予期しない結果が発生する場合があります。リージョンを範囲に変更しないことをお薦めします。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
BI Officeアドインの「接続」ウィンドウで、「接続のテスト」ボタンをクリックした後で「取消」をクリックした場合、処理は続行し、成功かエラーかを示すメッセージが表示されます。「取消」操作は無効です。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
データ行を返さないチャート・ビューをMicrosoft ExcelまたはMicrosoft PowerPointに挿入した場合、空白のチャートが挿入されます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
ExcelまたはPowerPointで、「ユーザー設定」オプションを使用してOracle BI Enterprise Editionツールバーを削除する場合は、BI Officeアドインを再インストールしてプレゼンテーション・カタログを再表示してください。Oracle BI Enterprise Editionツールバーを削除するには、「ユーザー設定」オプションを使用しないことをお薦めします。かわりに、「ユーザー設定」オプションを使用してから「Oracle BI Enterprise Edition」ツールバー・エントリを選択解除して、非表示にすることができます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
ExcelとPowerPointを同時に使用して、BI接続を追加または編集すると、保存される接続のリストは、最後に終了したアプリケーションがどれかによって異なります。Excelで接続を変更し(つまり、Excelのメニューから「Oracle BI」に移動し、「プリファレンス」をクリックして「接続」タブを選択し)、次にPowerPointに移動して、さらに接続を変更し、PowerPointを終了してからExcelを終了した場合、保存される接続のリストは、Excelに存在していたものになります。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Excelワークシートにピボット・ビューを挿入してからAnswersでそのピボット・ビューのレイアウトを変更し、さらにExcel用のBI Officeアドインを使用してExcelでビューをリフレッシュしようとした場合、リフレッシュ操作後のレイアウトが不正確になる可能性があります。Excelでプレゼンテーション・カタログをリフレッシュしてから、そのビューを再挿入してください。
この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。
テーブル・ビューを挿入したとき、数値列がすべて尺度として扱われるという問題がわかっています。したがって、数値を含む次元レベル(「曜日」など)がある場合は、その列は尺度セクションに移動されます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
数値データに対してデフォルト以外の集計が使用されている状況で、BI Officeアドインを使用してビューを挿入した場合、そのデータはデータの集計方法(通常は「合計」)を使用して集計されます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Excelワークシート内に挿入されたピボット・ビューのページ・アイテムのデフォルト値を変更してから、「Oracle BIデータの保護」ボタンをクリックしてデータを保護した場合、ワークシートのリフレッシュ時に、そのページ・アイテムの値は、ページ・アイテムのデフォルト値に戻ります。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Excelでプレゼンテーション・カタログを開いているときに、「表示」→「全画面表示」を選択してから全画面表示モードを閉じた場合は、プレゼンテーション・カタログがルート・レベルに折りたたまれます。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
PowerPointでFlashを使用するには、PowerPointのコンテンツを表示するマシンにFlash ActiveXコントロールをインストールする必要があります。Flash ActiveXコントロールをインストールしてPowerPointに登録しておかないと、BI Officeアドインを使用して、PowerPointのスライドにBIチャート・ビューをFlashオブジェクトとして挿入できません。この操作は失敗し、「Oracle BIビューの挿入に失敗しました。」というエラー・メッセージが表示されます。この問題を解決するには、Adobe社のサイト(www.adobe.com)から、Shockwave Flashコントロールをダウンロードしてインストールしてください。不明な点がありましたら、管理者に相談するか、Adobe社のサイトでTechNote id tn_14235を参照してください。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
VistaにOracle BIアドインをインストールするときにサポートされているインストール・オプションは「Install for everyone」のみです。インストール・オプション「Only for me」を使用してOracle BIアドインをインストールした場合、BIアドインがExcelまたはPowerPointに表示されない可能性があります。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
状況によっては、BI Officeアドインをインストールしている場合にOracle BI Publisher Analyzer for Excelをインストールすると、インストールが失敗して、「インストールが正常に完了しませんでした。レポート・パラメータの変更やレポート・データのリフレッシュができません。」というエラー・メッセージが表示される場合があります。このような状況になった場合は、Windowsのコントロール パネルの「プログラムの追加と削除」で、Analyzer for ExcelとOfficeアドインをアンインストールしてください。その後で、Analyzer for Excel、BI Officeアドインの順に再インストールしてください。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
SET操作を使用して、複数のサブジェクト・エリアの条件を組み合せたリクエストに基づいて、プロパティを表示したりビューを挿入することはできません。このリクエストは、Microsoft Officeの「プレゼンテーション・カタログ」タスク・ペインに表示されますが、そのリクエストを展開して、リクエスト対象のビューを一覧表示することはできません。そのようなリクエストの作成方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboardsユーザーズ・ガイド』を参照してください。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2および10.1.3.3.3に該当します。リリース10.1.3.4では修正済です。
Microsoft Excel 2007には、65536行を超えるビューは挿入できません。Oracle BI OfficeはExcel 2003ベースのテンプレートを使用しており、そのテンプレートは、シート当たり65536行に制限されているためです。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Microsoft ExcelまたはPowerPointでのOracle BI Presentation Catalogでは、自分にアクセス権が付与されていないリクエストがユーザーに一覧表示される可能性があります。そのリクエストをクリックすると、Oracle BI Presentation Catalogのリクエスト・プロパティ・セクションに、「権限が不足しています」というエラー・メッセージが表示されます。自分にアクセス権が付与されていないフォルダにアクセスしようとすると、次のエラー・メッセージが表示される可能性があります。
Failed to get child items.The folder maybe empty.
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
MS PowerPoint 2003に挿入したBIチャート・ビューをMS PowerPoint 2007でリフレッシュしたり、MS PowerPoint 2007に挿入したBIチャート・ビューをMS PowerPoint 2003でリフレッシュすることができない場合があります。この問題が発生する原因は、チャートのOracle BIメタデータの保存方法が、MS PowerPoint 2003とMS PowerPoint 2007で異なっていることにあります。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeは、ローカライゼーションを全面的にはサポートしていません。したがって、英語以外の言語によるExcelまたはPowerPointには、BIビューを挿入できない場合があります。
この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。
ユーザーが自分のコンピュータ上のC:\TEMPフォルダに対して書込み権限を付与されていない場合、BI Officeアドインでは、Office固有のチャートとしてチャート・ビューを挿入できません。空白のチャートまたはデフォルトのデータが設定されたチャートが表示されます。この問題は、BI Officeアドインで「貼り付け」ボタンを使用して、ExcelおよびPowerPointの中にチャート・ビューを貼り付けようとしたときにも発生します。イメージまたはFlashオブジェクトとしてBIチャート・ビューを挿入する場合は、この問題の影響を受けません。
この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
クライアント・マシンにOracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeをインストールするには、クライアント・マシンにバージョン5.6以上のWindows Scriptがインストールされ、有効になっている必要があります。Windows Scriptがインストールされていない場合はインストーラが失敗し、次のようなエラー・メッセージが表示される可能性があります。
"Error 1720: There is a problem with this Windows Installer package.A script required for this install to complete could not be run.Contact your support personnel or package vendor.Custom action [2] script error [3], [4]: [5] Line [6], Column [7],[8]".
Windows Scriptバージョン5.6は、Microsoft社のサイト(www.microsoft.com)からダウンロードできます。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft OfficeにMicrosoft .Net 2.0 Frameworkリソースが同梱されなくなりました。BIアドインでは、.Net 2.0 Frameworkをユーザー・マシンにインストールする必要があります。これがインストールされていない場合は、BIアドインのインストーラにより、.Net 2.0 Frameworkをダウンロードしてユーザーのマシン上にインストールするように指示されます。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft PowerPointのユーザーは、Microsoft PowerPoint 2003で25行x25列を超えるテーブル・ビューとフラット・データ・ビューを、Microsoft PowerPoint 2007では75行x75列を超えるテーブル・ビューとフラット・データ・ビューをそれぞれ挿入できるようになりました。
通常、このような大きなテーブルの使用はお薦めしません。PowerPointでのデータ表示に適していないからです。また、ユーザーが大きなビューを挿入またはリフレッシュする際に、PowerPointのパフォーマンスが著しく低下することがあります。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeが右から左方向の言語で稼動している場合、次の事象が発生する可能性があります。
Microsoft ExcelとPowerPointのダイアログ・ボックスの多くでテキストが左から右方向のまま表示される。
Microsoft Excelでフラット・ビューやテーブル・ビューを挿入する際に、ワークシートが右から左方向から左から右方向に変更される。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeを右から左方向の言語で使用する場合、次の事象が発生する可能性があります。
Microsoft Excelを起動してOracle BI Serverに接続した後でテーブル・ビューを挿入すると、日付データが正しく挿入されません。この事象は、アラビア語、タイ語、ヘブライ語のMicrosoft Excel 2003および2007で発生します。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeが右から左方向の言語で稼動している場合に、BI Office Add-inの一部のダイアログ・ボックスでテキストが左から右方向に表示されることがあります。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeをアラビア語設定のOracle BI Serverで使用する場合、Microsoft ExcelまたはMicrosoft PowerPointを起動してもタスク・ペインにプレゼンテーション・カタログ・リストが表示されません。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
BI Officeアドインを英語以外の言語で使用する場合、Answersで作成した折れ線/棒のチャート・ビューのいくつかがExcelまたはPowerPointで正しく挿入されないことがあります。Excelに、Oracle BI Enterprise Editionと同じチャート・タイプがない場合があるからです(例: 折れ線/棒のチャート)。この問題を回避するには、BI Officeアドインのプレゼンテーション・カタログ・ブラウザにある「イメージとして挿入」オプションを使用して、チャート・ビューをイメージとして挿入します。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence Add-in for Microsoft Officeには、未翻訳のページ、画面、メニューおよびテキストがあります。次に例を示します。
「マイ・フォルダ」
「アクセス」および「説明」
挿入ダイアログの「すべて」
タスク・ペイン
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle BIデータの保護機能を使用すると、Oracle BIデータを参照するユーザーに資格証明の提示を要求することによって、挿入されたBIのテーブルやチャートを保護できます。フラット・データ・ビュー、テーブル・ビューおよびピボット・ビューを含む表形式のビューでは、ディメンションを持つすべてのデータが文字列<secured>に置き換えられ、数値データはゼロに置き換えられます。ただし、英語以外の一部の言語では、BIビューを保護した後、文字列内にエスケープ文字が表示されることがあります。これによって保護機能が失われることはありません。ビューは継続して保護されており、BI Office Add-inを使用してリフレッシュすることも可能です。
この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle BI Officeアドインを使用して、Oracle BI AnswersやDashboardsから静的テキスト・ビューをExcelやPowerPointに貼り付けると、貼り付けられたビューの名前が「HTMLビュー」とメッセージ・テキストに表示される場合があります。この場合、「HTMLビュー」と「静的テキスト」は同じ意味です。
これらの問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
Oracle Business Intelligence for Microsoft Office用のオンライン・ヘルプ・ファイルは英語版のみ用意されています。他のサポート対象言語におけるヘルプ・ファイルは、パッチ・リリースで提供される予定です。
BI Officeアドインのヘルプでは次に示す修正が必要です。
BI Officeアドインのオンライン・ヘルプにおけるプロンプトとレベルの編集に関する項では、プロンプトとレベルの編集ではビューをコピーして貼り付ける操作がサポートされていないと記載されていますが、正しくありません。プロンプトの編集では、BI Officeアドインを使用してビューをExcelやPowerPointのドキュメントに貼り付ける操作がサポートされています。
BI Officeアドインのオンライン・ヘルプにおけるプレゼンテーション・カタログのリフレッシュに関する項と「ビューの挿入」ダイアログからのプロンプトの選択に関する項には、アイコンのイメージがあります。アドインに表示されるアイコンのいくつかは、ヘルプ・トピックに表示されるアイコンと異なる場合があります。
BI Officeアドインのオンライン・ヘルプにおけるファンネルまたはゲージのビューの挿入に関する項では、BIのファンネルまたはゲージのビューを挿入するとExcelでイメージのサイズ変更ができると記載されていますが、正しくは、BIのグラフ、ゲージまたはファンネルのビューをイメージとして挿入するとExcelとPowerPointの両方でイメージのサイズを変更できます。
BI Officeアドインのオンライン・ヘルプにおけるOracle BI Presentation Servicesの接続の設定に関する項では、リリース10.1.3.3の『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』に言及しています。正しい参照先は、リリース10.1.3.4の『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』です。
この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。
注意: この問題は、Smart Space, Fusion Edition 11.1.1.1で修正されています。 |
BI PublisherがOracle Smart Space, Fusion Editionと連携できるようにするには、BI PublisherのWebサービスがRPCエンコードで表示するように強制適用する必要があります。この問題の対処方法としては、次に示すようにJVMパラメータを設定します。
重要: このパラメータを設定すると、Oracle Business Intelligence Enterprise EditionのBI Officeコンポーネントが失敗します。したがって、BI Officeも使用する場合、BI PublisherをSmart Spaceと統合することはできません。 |
BI PublisherをSmart Spaceと統合できるようにするには、BI Publisherを実行するJ2EEアプリケーション・サーバーの起動用Javaコマンドで次のパラメータを含めるように修正します。
-Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd
たとえば、デフォルトのoc4j.cmdを使用する場合、次の行を変更します。
set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
前述の行を、次のように変更します。
set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata -Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%
BI PublisherをOracle Smart Spaceと統合しない場合、このコマンドは不要です。