ヘッダーをスキップ
Oracle® Business Intelligence Suite Enterprise Editionリリース・ノート
リリース10.1.3.4.1
B54793-03
  ドキュメント・ライブラリへ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

3 Oracle BI Publisherリリース・ノート

この章では、Oracle BI Publisherに関するリリース・ノートについて説明します。

3.1 Oracle Business Intelligence Publisher

この項では、Oracle Business Intelligence Publisher(Oracle BI Publisher)に関するリリース・ノートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

3.1.1 JDK 5.0のバグが原因でOracle BI Publisherのパフォーマンスが悪影響を受ける

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Java SE Development Kit(JDK)5.0バージョン1_5_0_7にはバグがあり、このバグによってOracle BI Publisherのパフォーマンスが悪影響を受けます。パフォーマンスを向上させるには、JDK 5.0 update 11(1_5_0_11)にアップグレードしてください。この更新版を次の場所からダウンロードしてインストールしてください。

http://java.sun.com/javase/downloads/index_jdk5.jsp

JDKの更新版をインストールしたら、新しいJDKの場所を指すようにOC4J起動スクリプトまたはバッチ・ファイルを変更する必要があります。

OC4J起動スクリプトを変更する手順は次のとおりです。

  1. Windowsの場合は、<OracleBI>\oc4j_bi\bin\oc4j.cmdを開いて編集します。LinuxまたはUNIXマシンの場合は、$OracleBI/setup/oc4j.shを開いて編集します。

  2. 新しいJDKの場所を指すようにJAVA_HOME変数を設定します。たとえば、JAVA_HOME=D:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11のように設定します。

JDKを更新したマシンに「基本」インストール・オプションを使用してOracle BI Presentation Servicesがインストールされている場合は、新しいJDKの場所を指すようにinstanceconfig.xmlファイルを変更する必要があります。

instanceconfig.xmlファイルを変更する手順は次のとおりです。

  1. <OracleBIData>/web/config/instanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。

  2. 新しいJDKの場所を指すようにJavaHomeパラメータを設定します。たとえば、<JavaHome>D:\Program Files\Java\jdk1.5.0_11</JavaHome>のように設定します。

3.1.2 HP-UX(32ビット版PA-RISC)のインストールではシャトル・アイコンがテキスト文字列のように表示される場合がある

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

この問題は、HP-UXオペレーティング・システム(32ビット版PA-RISC)にインストールされたBI Publisherにのみ適用されます。

BI Publisherを最初にインストールすると、「移動」と「すべて移動」のシャトル・アイコンにより複数のリスト間で項目を移動できますが、これらのアイコンはテキスト文字列のように表示される場合があります。この問題に対処するには、BI Publisherサーバーを再起動します。

3.1.3 スクロール・バーがクリップされて表示される

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

ダッシュボードに埋め込まれているOracle BI Publisherレポートでスクロール・バーまたはレポートがクリップされて表示される場合は、ダッシュボード・ページでオブジェクトの高さのプロパティ値を増やす必要があります。ダッシュボード・ページでOracle BI Publisherオブジェクトのプロパティを編集して、レポート全体およびスクロール・バー・コントロールが正しく表示されるまで、高さを550ピクセルよりも大きく設定します。

3.1.4 PDFフォーム・プロセッサでは横テンプレートで繰返し可能フィールドがサポートされない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

繰返し可能フィールドを持つPDF出力を縦モードで作成すると、レポート出力は正しくフォーマットされます。ただし、同じレポートを横モードで作成すると、表のヘッダーは正しく表示されますが、次の問題が発生します。

  • 繰り返される行の情報(つまり、反復内の各データ・フィールド)が90度回転して表示される。

  • 繰り返される行が、垂直方向に上から下へではなく、水平方向に右から左へ表示される。

この問題への対処方法はありません。

3.1.5 Adobe Reader 7.0.xではFlashレポートのPDF出力が適切にレンダリングされない場合がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Adobe Reader 7.0.xを使用すると、BI PublisherのFlashテンプレートから生成されたPDF出力が適切にレンダリングされない場合があります。

この問題を回避するには、Adobe Reader 7.1以上のバージョンにアップグレードします。

3.1.6 PDF暗号化はRC4に制限される

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

RC4アルゴリズムは、AESなどのより新しいアルゴリズムに比べて安全性が低いため、新しいアプリケーションでの使用は推奨されていません。ただし、Adobe Acrobat 6.0でサポートされる暗号化アルゴリズムは、RC4アルゴリズムのみです。Oracle BI Publisherの今後のリリースでは、Adobe Acrobat 7.0以上のバージョンに対するAES暗号化のサポートも計画されています。

この問題への対処方法はありません。

3.1.7 HTML、RTFおよびExcelの出力では表の行を交互に書式設定できない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

ユーザーズ・ガイドの「行の書式設定」というトピックでは、表レポートの背景色を1行おきに設定する方法が説明されています。この説明は、PDF出力に対してのみ有効です。HTML、RTFおよびExcelの出力フォーマットでは、1行おきに背景色が表示されません。これらの出力フォーマットでは、すべての行が白い背景色で表示されます。

この問題への対処方法はありません。

3.1.8 Microsoft Excel出力で日付書式が適切に表示されない場合がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Microsoft Excel出力をRTFテンプレートから生成すると、Excelでは日付の値の書式設定が無視されたり、適切に処理されない場合があります。英語以外の言語のオペレーティング・システムを実行すると、この問題が発生する可能性が高くなります。フィールドに適用された日付書式を削除すると、この問題を回避できる場合があります。

3.1.9 RTF出力ではヘッダーおよびフッターの端からの余白が保持されない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Microsoft Wordには、ヘッダーおよびフッターについて、ページの端からの距離を指定するページ設定オプションがあります。このオプションは、「ファイル」メニューから「ページ設定」→「余白」タブを選択し、「用紙の端からの距離」ボックスで設定します。出力フォーマットがRTFである場合、この余白設定は保持されません。かわりに、デフォルトの余白設定を使用して出力が作成されます。HTML、PDFおよびExcelなどのその他の出力フォーマットでは、この余白設定は正しく機能します。

この問題への対処方法はありません。

3.1.10 小数点を含む数字を加算する場合の丸めの問題

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle XDKはIEEE 754規格に対応したXSL標準に準拠しているため、小数点を含む数字を加算する場合に丸めの問題が発生することがあります。たとえば、Oracle BI Publisherで、次の構文を使用して13683.80および516.39を加算するとします。

<?13683.80 + 516.39?>

この構文では、バイナリ浮動小数点演算用のIEEE 754規格に基づく制限によって値14200.189999999999が返されます。

この問題を回避するには、次に示すformat-number関数またはround構文を使用して、14200.19が戻り値として返されるようにします。

<?format-number:(13683.80 + 516.39);'D99'?>

または

<?(round((13683.80 + 516.39)*100) div 100)?>

3.1.11 クラスタ化された環境においてCUPSサーバーが配信オプションとして表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

クラスタ化された環境を使用している状況において、CUPSサーバーを配信オプションとして実装しているが他に定義済プリンタがない場合、CUPSサーバーが配信オプションとして表示されないことがあります。

この問題を回避するには、「管理」インタフェース→「配信」→「プリンタ」でエントリを作成して、実際に存在する配信先プリンタかダミーの配信先プリンタを追加します。

3.1.12 チャートがExcel出力に表示されないことがある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

チャートを含むレポート・レイアウトをExcel出力に表示すると、チャートが表示されずにチャートの位置に小さいアイコンのみが表示されることがあります。

この問題を回避するには、次に示す手順に従ってイメージURLにおけるセキュリティのブロックを解除する必要があります。

  1. WEB-INF/web.xmlファイルを開きます。

  2. 次のブロックを探します。

    <filter-mapping>
    <filter-name>SecurityFilter</filter-name>
    <url-pattern>/xdo/tmp/*</url-pattern>
    </filter-mapping>
    
  3. <url-pattern>要素を次のように変更します。

    <filter-mapping>
    <filter-name>SecurityFilter</filter-name>
    <url-pattern>/xdo/tmp/*.tmp</url-pattern>
    </filter-mapping>
    

3.1.13 データソースが連結されるとTemplate Builderに正しくロードされない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

データソースが複数のSQLクエリーから連結されたXMLである場合、Oracle BI Publisherサーバーに直接接続するとXMLデータがTemplate Builderに正しくロードされません。

この問題を回避するには、データ・モデル構築後にサンプル・データを生成してからアクセス可能なディレクトリに保存します。Template Builderのデータ・ロード機能(Oracle BI Publisherの「データ」→「サンプルXMLデータのロード」を選択)を使用して、レポート・データをTemplate Builderにロードします。Template Builderを切断モードで使用する方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』を参照してください。

3.1.14 Template Builder for Microsoft Wordアドインでは繰返しグループを既存のチャートの周囲に挿入できない

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Template Builderを使用しているときに、グループや繰返しグループをチャートの周囲に挿入しようとすると、繰返しグループのプロパティを指定できるダイアログ・ボックスが表示されません。この問題を回避するには、繰返しグループを挿入する前に、一時フィールドをチャートの上に挿入してから、そのフィールドとチャートを選択します。プロパティを指定できるダイアログが表示され、繰返しグループを定義できます。繰返しグループを挿入したら、一時フィールドを削除できます。

次の手順を実行します。

  1. テンプレートのチャートの前にカーソルを移動します。

  2. Oracle BI Publisherメニューで「挿入」→「フィールド」を選択します。

  3. 「フィールド」ダイアログに表示されるデータから要素を選択し、チャートの前に挿入します。

  4. フィールドが挿入されたら、フィールドとチャートを選択します。

  5. Oracle BI Publisherメニューで「挿入」→「繰返しグループ」を選択します。

  6. 「BI Publisherのプロパティ」ダイアログで繰返しグループのプロパティを指定し、繰返しグループを挿入します。

  7. 繰返しグループが挿入されたら、チャートの前に作成した一時フィールドを削除します。

3.1.15 Template Builder for Microsoft Wordアドインのヘルプにおけるフォント・サイズ・オプションの記載に関する誤り

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Template Builder for Microsoft Wordアドインに組み込まれているオンライン・ヘルプには「ツリー表示」ペインと「プロパティ」ペインのフォント・サイズを設定する方法に関する記載がありますが、正しくありません。この記載は、「UI」タブの説明の下において「オプション」ダイアログのヘルプ・ページにあります。フォント・サイズ設定は「UI」タブの「オプション」から削除されました。したがって、ヘルプ・ページのフォント・サイズに関する項は正しくないので、削除する必要があります。

3.1.16 「スケジュール」タブと「スケジュール」ボタンはOracle BI Schedulerが適切に構成されるまで無効になる

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

リリース10.1.3.2.1以上において、管理者がOracle BI Publisherのスケジューラを適切に構成していないと、ユーザーにXMLP_SCHEDULERロールが付与されていても「スケジュール」タブと「スケジュール」ボタンは無効になります。「スケジュール」タブと「スケジュール」ボタンを有効にするには、スケジューラ・テーブルをインストールして構成する必要があります。

3.1.17 スケジューラのデータベース型が別のバージョンにリセットされる場合がある

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

「スケジューラ構成」ページで、データベース型を選択し設定を適用すると、ユーザー・インタフェースの指定された型の別バージョンにデータベース型がリセットされる場合があります。「スケジューラ構成」ページで表示される型は異なりますが、スケジューラの基本的な実装や機能には影響はありません。

この現象は次の状況において発生する場合があります。

  • Microsoft SQL Server 2000がMicrosoft SQL Server 2005にリセットされる状況

  • IBM DB2 v8がIBMDB2 v9にリセットされる状況

  • MySQL 5.0がMySQL 4.1にリセットされる状況

3.1.18 X Serverがないと、イメージが正しく生成されない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

X ServerがインストールされていないUNIXマシンまたはLinuxマシンでOracle BI Publisherサーバーを実行する場合、イメージが含まれるレポートは、正しく生成されない場合があります。

この問題を回避するには、Java 1.4.2以降を実行している場合は、ヘッドレス実装で環境を起動します。javaコマンドラインで次のプロパティを指定します。

-Djava.awt.headless=true

JDKのバージョンが1.4.2より古い場合、環境にX Hostを実装する方法については、当該バージョンのドキュメントを参照してください。

3.1.19 ファイル名にマルチバイト・キャラクタが使用されているレポートが、正しくダウンロードされない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

レポートのファイル名にマルチバイト・キャラクタが含まれていて、「レポート・アクション」アイコンを選択してから「このレポートのダウンロード」をクリックしてこのレポートをダウンロードした場合、生成されたzipファイルのファイル名は無効となります。これはJavaのバグによるものです(詳細は、Sun Developer Network(http://bugs.sun.com/bugdatabase/view_bug.do;:YfiG?bug_id=4244499)を参照)。したがって、ダウンロードされたレポートのzipファイルを、元のOracle BI Publisherサーバーにアップロードすることはできません。この問題を回避するには、レポートのファイル名にはASCII文字のみを使用します。

3.1.20 マルチバイト・キャラクタのファイル名が、ランタイムでサポートされない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

マルチバイト・キャラクタのファイル名のエンコーディングは、オペレーティング・システムおよびランタイム環境のロケールによって異なるため、Oracle BI Publisherは、ファイル名におけるマルチバイト・キャラクタをサポートできません。この問題を回避するには、ファイル名にはASCII文字のみを使用します。

3.1.21 Oracle BI Answersでの列レベルでのタイムゾーン書式設定が、Oracle BI Publisherではサポートされていない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Presentation Servicesで適用される列レベルでのタイムゾーン設定が、Oracle BI Publisherではサポートされていません。列レベルでタイムゾーンが設定されたOracle BI Answersリクエストを使用するOracle BI Publisherレポートは、Oracle BI Presentation ServicesとOracle BI Publisherで、表示される日付が異なる場合があります。Oracle BI PublisherとOracle BI Presentation Servicesで、ユーザーのタイムゾーン設定が同じであれば、列レベルでタイムゾーンが設定されていないレポートには、この問題が発生しません。

3.1.22 Webサービス通信用にSSLを有効にすることを推奨

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Webサービスをホスティングする中間層マシンでHTTPSを有効にすることをお薦めします。これは、渡される信頼できるユーザー名およびパスワードをインターセプトできるためです。これは、Oracle BI PublisherとOracle BI Presentation Services、およびOracle BI PublisherとOracle BI Discovererの間の通信に使用されるWebサービスにも関連します。

SSLをセットアップしたら、第3.1.23項「データソースとしてSSLが有効なWebサービスを使用」の手順に従って証明書をインポートしてください。

3.1.23 データソースとしてSSLが有効なWebサービスを使用

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Secure Sockets Layer(SSL)で保護された(つまり、https://を使用する)Webサービスをコールしたときにエラーが発生した場合は、WebサービスをホスティングするWebサーバーから証明書をエクスポートし、Oracle BI Publisherを実行するマシンのjavaキーストアにインポートしてください。受信可能な最大長を超過したレコードをSSLで受信したことを示すようなエラーが発生する場合があります。

証明書をインポートする手順は次のとおりです。

  1. WSDLが存在するHTTPSサイトに移動します。

  2. 画面上の指示に従って証明書をダウンロードします(画面に表示される指示は、使用しているブラウザによって異なります)。

  3. 次のように、Java keytoolを使用して、証明書をキーストアにインストールします。

    keytool -import -file <certfile> -alias <certalias> -keystore <keystore file>
    
  4. (条件付)Java設定用のシステム全体のキーストアがない場合は、次のようにJAVA_OPTS環境変数を設定して、キーストアの場所をBI Publisherサーバーに伝えます。

    set JAVA_OPTS=-Djavax.net.ssl.trustStore=<keystore file>
    

    注意:

    手順3で-keystoreオプションを{java.home}/lib/security/cacertsディレクトリに設定した場合は、{java.home}/lib/security/cacertsがシステム全体のキーストアとなるため、この手順は不要です。

  5. アプリケーション・サーバーを再起動します。

サーバー証明書が認証局(VeriSignなど)にリンクしている場合は、これらの手順は不要です。ただし、Webサービスのサーバーで自己生成証明書を使用している場合(テスト環境内など)は、これらの手順が必要になります。

3.1.24 SSOを使用するときには、Oracle BI Publisherとクライアントのコンポーネント間の通信用に、mod_osso.confファイルを更新することが必要

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

システムでSSOが有効になっている場合は、mod_osso.confファイルを修正してSSOを無効にし、Oracle BI Publisherとそのクライアントのコンポーネント(Template BuilderおよびExcel Analyzer)間でWebサービス通信ができるようにする必要があります。

xmlpserverを開いてWebサービスを許可するには、mod_osso.confファイルに、次のディレクティブを入力します。

<Location /xmlpserver/services/>

require valid-user

AuthType Basic

Allow from All

Satisfy any

</Location>

<Location /xmlpserver/report_service/>

require valid-user

AuthType Basic

Allow from All

Satisfy any

</Location>

<Location /xmlpserver/ReportTemplateService.xls/>

require valid-user

AuthType Basic

Allow from All

Satisfy any

</Location>

Oracle Single Sign-OnとともにOracle BI Publisherを設定する手順の詳細は、Oracle BI Publisherのドキュメントを参照してください。

3.1.25 Oracle BI PublisherのWebクライアントが失効状態になる可能性がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

使用していくうちに、Oracle BI PublisherのWebクライアントが失効状態になる可能性があります。その場合、一番上のヘッダー・フレームの色が反転しますが(画面が青、オブジェクトが白で表示)、ナビゲーション・リンクは白のままです。したがって、「ようこそ、<ユーザー名>」「プリファレンス」「サインアウト」「ヘルプ」が表示されなくなる可能性があります。この問題を修正するには、ブラウザを再起動します。

3.1.26 複数の言語を操作するときには、クライアントのOSの地域設定がターゲット言語と一致することが必要

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

BI PublisherのTemplate Builder for Wordで複数の言語を操作する場合、Template Builderのダイアログでテキストを正しく表示および入力するには、クライアントのオペレーティング・システムの地域設定を、ターゲット・テキストに設定する必要があります。

Microsoft Windowsで地域と言語のオプションを設定する手順は、次のとおりです。

  1. Windowsの「コントロール パネル」で、「地域と言語のオプション」を選択します。

  2. 「詳細設定」をクリックします。

  3. 「Unicode 対応でないプログラムの言語」で、リストから適切な言語を選択します。

    Template Builderは、システムの地域設定で用意された言語以外の言語をサポートしていません。

3.1.27 インターネット経由でデータソースにアクセスするには、プロキシ構成が必要になる可能性がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

外部WebサービスまたはHTTPデータソースを使用し、かつOracle BI Publisherサーバーがファイアウォールの内側に設定されているかインターネットへのアクセスにプロキシが必要な場合は、プロキシを認識できるようにOracle Containers for J2EE(OC4J)またはサポートされているJ2EEアプリケーション・サーバーを構成する必要があります。

OC4Jを構成する手順は次のとおりです。

  1. <Oracle_Home>\oc4j\bin\oc4j.cmdファイルを編集します。

  2. rem JVMARGS行の下で次の行を探します。

    set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bi\server\Bin;C:\oracle\bi\web\bin-DSAROOTDIR=C:\oracle\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%

  3. この行で、set JVMARGS=の後に次の文字列を挿入します。

    -Dhttp.proxyHost=<proxy.mycompany.com> -Dhttp.proxyPort=80

    たとえば、この文字列を挿入した後は、新しいset JVMARGS=行は、次のようになります。

    set JVMARGS=-Dhttp.proxyHost=<proxy.mycompany.com> -Dhttp.proxyPort=80 -Djava.library.path=C:\oracle\bi\server\Bin;C:\oracle\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%

他のアプリケーション・サーバーの構成の詳細は、ご使用のアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。

3.1.28 データソースとしてDiscovererワークシートを使用するときに、内部サーバー・エラー500および501が発生

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

レポートのデータ・モデルでOracle BI Discovererワークシートを使用しているときに、Oracle BI Publisherが実行されているHTTPサーバーがタイムアウトした場合、次のいずれかのエラーが発生する可能性があります。

  • 内部サーバー・エラー500(サーバーに内部エラーまたは構成ミスが発生したため、リクエストを完了できませんでした。)

  • エラー501

エラー500または501が発生した場合は、Discoverer Webサービスがワークシートのデータを返す前に、Oracle BI Publisherが実行されているHTTPサーバーがタイムアウトした可能性があります。その場合は、ファイル<Oracle_Home>\Apache\Apache\conf\httpd.confで、Timeout値の値を増やすか、KeepAliveTimeout値の値を減らすと、この問題を修正できます。

たとえば、Timeoutの値を7200から10000に、KeepAliveTimeoutの値を150から30に変更するような対応が考えられます。

3.1.29Oracle Business Intelligence新機能ガイド』に記述されていないOracle BI Publisherの更新事項

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

このリリースには、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』に記述されていない新機能もいくつか追加されています。それらの機能に説明を加えて、ここに一覧表示します。

レポートの定義機能

  • Oracle BI Publisherのデータ・テンプレートのデータソースに、BLOB、CLOB、LONG、RAWの各データ型に固有のサポートが用意されました。

  • レポートのパラメータを定義するときに、パラメータ・タイプとして「メニュー」を選択した場合、「全選択可能」チェック・ボックスで、「NULL値が渡されました」と「すべての値が渡されました」のいずれかを選択できるようになりました。以前は、デフォルトで「すべて」が選択され、NULL値が渡されていました。

  • 「ランタイム構成」ページに追加されたプロパティ

    • RTF出力: デフォルト・フォント: フォントが定義されていないときに使用するデフォルトのフォント名およびサイズ(例: Arial:12)を入力します。このプロパティは、生成されたレポートにおける表の空のセルのサイズを制御するときに、特に役立ちます。

    • HTML出力: 表の列に対するパーセンテージ幅を使用します。このプロパティを「True」に設定すると、ポイントによる値ではなく表の全体幅に対するパーセント値に従って、表の列がレンダリングされます。

    • FO処理

      • 外部参照無効化: (デフォルトの)「True」に設定すると、XSL処理およびXML解析中に、サブテンプレートや他のXML文書などの2次ファイルをインポートできなくなります。このように設定すると、システムのセキュリティが向上します。レポートまたはテンプレートが外部ファイルをコールする場合は、このプロパティを「False」に設定します。

      • FO解析バッファ・サイズ: (デフォルトは1,000,000)FOプロセッサのバッファのサイズを設定します。バッファがフルのときには、バッファの要素がレポートにレンダリングされます。表またはクロス集計の大きなレポートでは、それらのオプションをレポートに正しくレンダリングするために、バッファのサイズを大きくすることが必要になる場合があります。これらのレポートに対しては、レポート・レベルでバッファのサイズを増やします。ただし、この値を増やすと、システムのメモリー消費量に影響します。

  • RTFテンプレートの機能拡張

レポートの表示機能および出力機能

  • カンマ区切りの値(CSV)による出力のサポート: データ構造が単純な<行セット>/<行>になっているレポートの場合、出力形式としてCSVがサポートされています。

  • オンラインAnalyzerで作成されるビューは、テンプレートとして保存できます。

  • 表示モードでは、ページに「このレポートへのリンク」が表示されるようになりました。これにより、現在表示されているレポートのURLを取得できます。「このレポートへのリンク」セクションには、次の4つのオプションがあります。

    • 現在のページ

    • ヘッダーがありません

    • パラメータなし

    • ドキュメントのみ

管理機能

  • LDAPセキュリティ・モデル用に、グループ取得サイズという新しいプロパティが追加されました。これにより、検索結果の単純なページングに対して、LDAPv3制御の拡張をサポートできるようになりました。デフォルトでは、ページ区切りは使用されていません。このプロパティが指定されている場合は、その値によって、1ページで返す結果の数(例、200)が決まります。

    OID 10.1.4などのLDAPサーバーは、この機能をサポートするために、制御タイプ1.2.840.113556.1.4.319をサポートしている必要があります。この制御タイプのサポートの詳細は、ご使用のLDAPサーバーのドキュメントを参照してください。LDAPのページ区切りおよび必要な制御タイプの詳細は、RFC 2696「LDAP Control Extension for Simple Paged Results Manipulation」を参照してください。

3.1.30 SSOが有効な環境でInternet Explorer 6.0を使用したときに、Oracle BI Publisherのレポート・エディタのパネルが正しく表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

SSOが有効な環境で、ブラウザとしてInternet Explorer 6.0を使用した場合、レポート・エディタのパネルが正しく表示されないことがあります。この問題を回避するには、Internet Explorer 7.0またはFirefox 2.0のいずれかを使用します。

3.1.31 BIのOfficeアドインの後にOracle BI Publisher Analyzer for Excelをインストールすることはできない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisher Analyzer for Excelと新しいBI Officeアドインの両方を使用する場合は、Oracle BI Publisher Analyzer for Excelを最初にインストールする必要があります。BI Officeアドインを最初にインストールした場合は、いったんアンインストールしないと、Oracle BI Publisher Analyzer for Excelをインストールできません。その後でBI Officeアドインを再インストールする必要があります。

3.1.32 Oracle BI Publisher Analyzer for ExcelでSun Java System Web Serverデプロイメントからクライアントのインストールに失敗する

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

この問題は、Sun Java System Web Serverデプロイメントにのみ適用されます。

ユーザーがAnalyzer for Microsoft ExcelのダウンロードとインストールをBI Publisherセッションからできるようにするには、Webサーバーのmime.typesファイルを次のように更新する必要があります。

  1. 次の行を探します。

    type=magnus-internal/cgi exts=cgi,exe,bat

  2. 次のように更新します。

    type=magnus-internal/cgi exts=cgi,bat

  3. 次の行を探します。

    type=application/octet-stream exts=bin

  4. 次のように更新します。

    type=application/octet-stream exts=bin,exe

3.1.33 マルチバイト・キャラクタが使用されているユーザー名およびLDAPサーバーに関する問題

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

LDAPサーバーを使用するようにOracle BI Publisherを構成した場合は、ユーザー名にマルチバイト・キャラクタが使用されているユーザーは、管理ロールを付与されていても、「管理」タブを表示できなくなります。この問題を回避するには、管理ロールを必要とするユーザーには、ASCII文字を使用したユーザー名を作成します。

3.1.34 名前にマルチバイト・キャラクタが使用されているAnalyzerテンプレートは、表示モードで自動実行したときにエラーが発生する

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

テンプレート名にマルチバイト・キャラクタが使用されているAnalyzerテンプレートを作成し、「表示」リンクまたはボタンを選択してレポートを実行した場合は、次のエラーが発生します。

500 Internal Server Error

Servlet error: An exception occurred.The current application deployment descriptors do not allow for including it in this response.Please consult the application log for details.

「表示」をもう一度選択した場合は、レポートが正しくレンダリングされます。この問題を回避するには、テンプレート名にはASCII文字のみを使用するか、またはレポートの自動実行オプションを無効にします。

3.1.35 Windowsセキュリティ・アップデート後に、Template Builderが「Microsoft Visual Basic, Compile Error In Hidden Module Module Starter」というエラーをスローする

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Microsoft Windows XPでTemplate Builder for Wordを使用しているときに、Windows XP KB936021用のMicrosoftセキュリティ・アップデートを適用した場合、XMLデータをロードしようとすると、次のエラーが発生する可能性があります。

Compile error in hidden module module-starter.

この問題を回避する手順は次のとおりです。

  1. Microsoft Wordを終了します。

  2. Windowsの「スタート」メニューから、「プログラム」→「Oracle BI Publisher Desktop」→「Template Builder for Word Language」を選択します。

  3. 言語を選択して「OK」をクリックします。

3.1.36 Oracle BI PublisherをOracle E-Business Suiteに統合すると、「管理」タブが表示されなくなる可能性がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisher EnterpriseをOracle E-Business Suiteに統合した場合、Oracle BI Publisherの適切な権限が付与されたE-Business SuiteユーザーとしてOracle BI Publisherにログインした後、「管理」タブが表示されなくなる可能性があります。これは、データベースのNLS_LANG設定がOC4JのNLS_LANG設定と一致していないことが原因です。

OC4JのNLS_LANGの値は、オペレーティング・システムのロケールから導出されます。したがって、この問題を解決するには、E-Business SuiteデータベースのNLS_LANG設定と一致するように、OC4Jオペレーティング・システムのLANG環境変数を、適切なロケール名に定義する必要があります。たとえば、OC4JがLinuxにデプロイされ、E-Business SuiteデータベースのNLS_LANGが「American_America.UTF8」と定義されている場合は、Linux OSのLANG環境変数を「en_US.UTF-8」と定義する必要があります。

この変数の設定方法の詳細は、Oracle MetaLinkで次のノートを参照してください。

  • Note: 264157.1: The Correct NLS_LANG Setting in Unix Environments

  • Note: 351919.1: Globalization Support : JavaVM, Oracle JDBC Driver, NLS_LANG and OC4J

3.1.37 第508条のアクセシビリティ標準に対応する修正

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

BI Publisherの「レポートの表示」ページでは、次の3つの領域においてアクセシビリティ標準に準拠するための機能拡張が図られています。

  • バナーのOracleロゴに代替テキスト・タグが追加されました。

  • パラメータ、テンプレートおよび出力の各フォーマット・リストにアシスティブ・テクノロジ用の適切なラベル・タグが追加されました。

  • ナビゲーション・リンクに「ナビゲーションをスキップ」タグが追加されました。

3.1.38 XMLデータ内で拡張ASCII文字が正しく作成されない

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

Oracle BI Publisherのデータ・テンプレートを使用してXMLデータを生成する際にscalable_modeプロパティをonに設定すると、éやëなどの拡張ASCII文字がXMLデータ内に正しく作成されません。このプロパティは、データ・テンプレートの<properties>セクションで<property name="scalable_mode" value="on"/>と設定されています。

3.1.39 処理中のインジケータが表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

一部のプラットフォームでは、「レポートの表示」ページでレポートをPDF形式で生成する際に、Oracle BI Publisherがリクエストを処理していることを示す「処理中」または「ビジー」のインジケータが表示されないため、ユーザーは実行アクションに成功したかどうかを確認できません。

3.1.40 <?xdofx:chr(n)?>関数が失敗する

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

RTFテンプレートで<?xdofx:chr(n)?>関数を使用する場合、レポートの実行またはプレビューを試みる際に次のエラーが表示されることがあります。

oracle.xdo.parser.v2.XPathException: Extension function error: Method not found 'chr' 

3.1.41 バースティングしたPDFレポートを印刷できない

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

Oracle BI Publisherのバースティング機能を使用する際に、そのバースティング・ジョブにプリンタへのPDFレポートの送信が含まれる場合、レポートの印刷に失敗して次のエラーが表示されることがあります。

Client: (40A) Document Format Not Supported This is caused by the setting of the document content type to application/PDF by the bursting engine, which is not recognized by all printers. 

この問題を解決するために、バースティング・エンジンによって印刷ジョブのコンテンツ・タイプが「application/octet-stream」に設定されます。

3.1.42 PDFマッピングではAdobe Acrobat Reader 8.0がサポートされない

この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

PDFテンプレート内のデータ・フィールドとフォーム・フィールドをマッピングするOracle BI Publisher用PDFマッピング・ツールでは、現在Adobe Acrobat Reader 8.0をサポートしていません。Acrobat Reader 7.0(英語のみのサイトではAcrobat Reader 6.0)を使用してください。

3.1.43 LDAPグループ階層間で権限が正常に継承されない

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

LDAPセキュリティ・モデルを使用する場合、メンバー・グループの権限が親グループから正常に継承されないことがあります。たとえば、XMLP_DevelopmentというOracle Internet Directory(OID)グループがあり、このグループはXMLP_Adminという別のグループのメンバーであるとします。この場合、XMLP_Developmentグループのメンバーであるユーザーに、XMLP_Adminに割り当てられている権限が正常に継承されないことがあります。

3.1.44 ゲスト・フォルダ名の変更時にユーザーに対してログインが要求される

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

管理者がOracle BI Publisherのゲスト・フォルダ名を変更して、この変更内容を反映するためにサーバーを再起動した場合、ユーザーが次回このフォルダにアクセスを試みるときに資格証明の入力が求められます。この問題を回避するには、ゲスト・フォルダの名前を変更しないでください。

3.1.45 Internet Explorer 6.0でSSOを有効にするとレポート・エディタのパネルが表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

SSOが有効にされている環境で、Microsoft Internet Explorer 6.0をブラウザとしてOracle Application Server Web Cacheとともに使用する場合、Oracle BI Publisherレポートのエディタ・パネルにアクセスしようとするとJavaScriptエラーが発生することがあります。この問題を回避するには、Oracle AS Web Cacheで"cache compress js"を無効にします。

3.1.46 Current_Server_URLが値を返さない

この問題は、リリース10.1.3.3に該当します。リリース10.1.3.3.1では修正済です。

RTFレイアウト・テンプレートに含められるCURRENT_SERVER_URLシステム・パラメータが値を返しません。

3.1.47 アラビア語ロケールでOC4Jを起動する場合、Oracle BI Publisherにプレゼンテーション・カタログ・リストが表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisherを実行するOC4Jがアラビア語ロケールで起動される場合、Oracle Business Intelligenceプレゼンテーション・カタログが表示されません。

3.1.48 データ・テンプレートを使用するレポートが、データが定義されていませんというエラーを表示して失敗する

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

データ・モデルとしてBI Publisherデータ・テンプレートを使用するレポートが、データが定義されていませんというエラーを表示して失敗する場合があります。

このエラーは、データ・テンプレート内でパラメータを定義してもユーザー・インタフェースを介して値を渡していない場合に発生します。たとえば、次のサンプル・コードに示されているように、データ・テンプレート内に"P1"パラメータがあるとします。

<data Template name="prodTemplate" dataSourceRef="demo-hr">

<parameters>

<parameter name="P1" dataType="character"

defaultValue="Hello"/>

</paramters>

<dataQuery>

<sqlStatement name="prodStmt">

<![CDATA[

select last_name, first_name, salary from employees where

salary > 4000]]

</sqlStatement>

</dataQuery>

</dataTemplate>

このパラメータを、BI Publisherの「レポートを編集」インタフェースで作成したレポート定義のParametersセクションで指定しないと、このエラーが発生します。

リリース10.1.3.2では問題が発生しませんが、リリース10.1.3.3では、この方法で作成したレポートがエラーを引き起こします。

この問題を回避するには、「レポートを編集」インタフェースでパラメータを定義するか、データ・テンプレートからパラメータを削除します。

3.1.49 Oracle BI Publisherクエリー・ビルダーの「すべて選択」機能が最初の20列しか選択しない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisherクエリー・ビルダーには、表の列を「すべて選択」するオプションがありますが、表が20列を超える場合は、最初の20列しか選択されません。

この問題を回避するには、すべての列を手動で選択する必要があります。

3.1.50 値リストの作成時に「デフォルトのデータソース」を選択するとエラーが発生する場合がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

値リストのクエリーを作成する際には、「デフォルトのデータソース」オプションまたは特定のデータソースを選択できます。「デフォルトのデータソース」オプションを選択した場合、レポートを実行すると、システムでは処理中のインジケータが表示されてデータが返されないか、システムの実行が失敗して次のエラーが返されることがあります。

パラメータ名: <parameter> データベース接続を確立できません (null)

この問題を回避するには、値リストのクエリーを作成する際に特定のデータソースを選択します。

3.1.51 削除したユーザーのフォルダはリポジトリから手動で削除する必要がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

ユーザーを削除しても「レポート」タブ/リポジトリのユーザー・ディレクトリ(「ホーム」→「ユーザー」)は削除されず、ユーザー・インタフェースで削除できません。

この問題を回避するには、ユーザーのフォルダをリポジトリから手動で削除する必要があります。フォルダをリポジトリから削除するには、次の手順を実行します。

  1. ファイルベースのリポジトリを使用する場合、Oracle BI Publisherがインストールされているマシンにログオンします。

  2. %BIPublisher_Repository%/Usersディレクトリでユーザーのフォルダを探します。ユーザーのフォルダはそれぞれ、チルダで始まります(例: ~User1)。

  3. 削除したユーザーのフォルダを手動で削除します。

3.1.52 Discovererベースのレポートのレポート履歴でマルチバイト・キャラクタが正しく表示されない

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Discovererワークシートをデータソースとして使用してレポートを作成してスケジュールする際に、そのレポートにマルチバイト・キャラクタを含むパラメータ名がある場合、レポート履歴にマルチバイト・キャラクタを含むパラメータ名が正しく表示されません。パラメータ名は文字化けしてしまいます。

3.1.53 PublicReportServices WebサービスのWSDLにアクセスできない

この問題は、リリース10.1.3.3.1に該当します。リリース10.1.3.3.2では修正済です。

Oracle 10gプラットフォーム(10.1.3.0.0)で、次のように、Oracle BI Publisher WebサービスのWSDLにアクセスしようとすると、

http://localhost:9704/xmlpserver/services/PublicReportService?wsdl

次のエラーが発生します。

AXIS error

Sorry, something seems to have gone wrong... here are the details:

Fault - ; nested exception is: oracle.xml.parser.v2.XMLDOMException Implementation does not support the object requested.

Oracle BI Publisher 10.1.3.3.1のPublicReportServicesのWSDLを入手する方法については、リリース10.1.3.4.1の『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。

リリース10.1.3.3.2以降ではこの問題は修正されており、WSDLにアクセスして正しく表示することができます。

3.1.54 Oracle BI PublisherのWebサービスのScheduleRequest複合型への変更

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI PublisherのWebサービスのAPI定義には、複合型ScheduleRequestが含まれています。リリース10.1.3.3.2では、ScheduleRequestで定義されている複数の要素が文字列型からブール型に変更されています。

リリース10.1.3.3.1のOracle BI Publisher Webサービス用に構築された、ScheduleRequestを使用するアプリケーションには、この変更内容を反映させる必要があります。

変更された要素を次に示します。

  • notifyWhenFailed

  • notifyWhenSuccess

  • notifyWhenWarning

  • saveDataOption

  • saveOutputOption

  • scheduleBurstringOption

  • schedulePublicOption

  • useUTF8Option

リリース10.1.3.3.2用に更新された定義は次のとおりです。

<complexType name="ScheduleRequest">

<sequence>

<element name="deliveryRequest" nillable="true" type="impl:DeliveryRequest"/>

<element name="endDate" nillable="true" type="xsd:dateTime" />

<element name="jobCalendar" nillable="true" type="xsd:string" />

<element name="jobLocale" nillable="true" type="xsd:string" />

<element name="jobTZ" nillable="true" type="xsd:string" />

<element name="notificationTo" nillable="true" type="xsd:string" />

<element name="notifyWhenFailed" type="xsd:boolean" />

<element name="notifyWhenSuccess" type="xsd:boolean" />

<element name="notifyWhenWarning" type="xsd:boolean" />

<element name="repeatCount" type="xsd:int" />

<element name="repeatInterval" type="xsd:int" />

<element name="reportRequest" nillable="true" type="impl:ReportRequest" />

<element name="saveDataOption" type="xsd:boolean" />

<element name="saveOutputOption" type="xsd:boolean" />

<element name="scheduleBurstringOption" type="xsd:boolean" />

<element name="schedulePublicOption" type="xsd:boolean" />

<element name="startDate" nillable="true" type="xsd:dateTime" />

<element name="useUTF8Option" type="xsd:boolean" />

<element name="userJobName" nillable="true" type="xsd:string" />

</sequence>

</complexType>

この新しい定義は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』に正しく記載されています。

3.1.55 validateLogin操作への変更

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

リリース10.1.3.3.1のPublicReportService WebサービスのAPIでは、ユーザーの資格証明の検証に失敗すると、validateLoginによってSOAPフォルトがスローされましたという例外がスローされます。リリース10.1.3.3.2ではユーザーの資格証明の検証に失敗すると、validateLoginがvalidateLoginResponseでfalseを返します。

3.1.56 ParamNameValue複合型への変更

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI PublisherのWebサービスのAPI定義には、複合型ParamNameValueが含まれています。リリース10.1.3.3.1の実装では、isMultiValuesAllowedとmultiValuesAllowedの機能が重複していました。リリース10.1.3.3.2以降では、multiValuesAllowedが削除されました。ParamNameValue複合型の新しい定義は次のとおりです。

ParamNameValue

<complexType name="ParamNameValue">

<sequence>

<element name="isMultiValuesAllowed" type="xsd:boolean" />

<element name="name" nillable="true" type="xsd:string" />

<element name="values" nillable="true"

type="impl:ArrayOf_xsd_string"/>

</sequence>

</complexType>

リリース10.1.3.3.1のOracle BI Publisher Webサービス用に構築された、ParamNameValueを使用するアプリケーションには、この変更内容を反映させる必要があります。

この新しい定義は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』に正しく記載されています。

3.1.57 「このレポートへのリンク」→「ドキュメントのみ」の選択後に「500 - 内部サーバー・エラー」が表示される

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

対話型の出力フォーマットを使用したAnalyzerテンプレートを選択する際に、「このレポートへのリンク」をクリックしてから「ドキュメントのみ」オプションを選択すると、新しいブラウザ・ウィンドウにURLをコピーして、そのURLでレポートをリクエストする場合に「500 - 内部サーバー・エラー」が発生します。

この問題への対処方法はありません。

3.1.58 インストーラでは完全修飾されたホスト名なしの構成ファイルが作成される

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

インストーラが作成したinstanceconfig.xmlファイルでは、Oracle BI Publisherで完全修飾されたホスト名が使用されません。その結果、異なるドメインのユーザーは、ダッシュボードに埋め込まれたOracle BI Publisherレポートを表示できません。たとえば、ダッシュボードがmachine1.a.domain.comにある場合、machine2.b.domain.comのユーザーはこの問題によりOracle BI Publisherレポートを表示することができません。

この問題を回避するには、完全修飾されたホスト名を使用するように手動でinstanceconfig.xmlを更新する必要があります。

3.1.59 Oracle BI Publisherのダッシュボード・リンクに沿ってナビゲートするとユーザー・ログインが要求される

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisherアプリケーションでダッシュボード・リンクをクリックしてBusiness Intelligenceダッシュボード・ページにナビゲートすると、ダッシュボード・ページにアクセスする前に再ログインが要求されます。

この問題への対処方法はありません。

3.1.60 レポート名にマルチバイト・キャラクタが使用されているとExcelアナライザへのダウンロード中にエラーが発生する場合がある

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Excelを含むMicrosoftアプリケーションでは、ファイル名の長さ制限があります。この制限は、バージョンやOSの組合せによって異なります。Excelでファイルを開く場合、フルパスおよびファイル名(拡張子を含む)の長さの合計は制限を超えることはできません(通常、200〜256文字)。ファイル名がこの制限を超えると、Excelアナライザの起動時に次のエラーが発生します。

ファイル<filename>.xlsが見つかりません。ファイル名のスペルとファイルの場所が正しいことを確認してください。

ファイル名にマルチバイト・キャラクタが含まれていると、このエラーが発生する可能性が高くなります。

この問題を回避するには、レポート名を短くして、ファイル名にマルチバイト・キャラクタを使用しないでください。

3.1.61 新しい出力タイプのサポート

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

この項のテキストは削除されました。この新機能の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。

3.1.62 ドキュメント・キャッシュ機能の導入

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

この項のテキストは削除されました。この新機能の詳細は、『Oracle Business Intelligence新機能ガイド』を参照してください。

3.1.63 Business Intelligence PublisherのBusiness Intelligence ServerセキュリティでRPDの管理者パスワードが要求される

この問題は、リリース10.1.3.3、10.1.3.3、10.1.3.3.1、10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI PublisherとOracle BI Server間で構成上の問題が発生することがあります。この問題が発生すると、Oracle BI Publisherへのログインや、Oracle BI Answersのリクエストに基づいたOracle BI Publisherレポートの実行と作成ができなくなります。

Oracle BI Enterprise Edition Plusの一部としてOracle BI Publisherをインストールする場合、Oracle BI Publisherのセキュリティ・モデルはOracle BI Serverに、管理者パスワードはデフォルトのOracle BIリポジトリ・ファイル(RPD)のデフォルト・パスワードに設定されます。

この構成により、Oracle BI PublisherにはOracle BI Serverセキュリティが自動的に構成されます。また、Oracle BI Publisherへの接続には、Oracle BIのユーザー名とパスワードを使用します。ユーザーがデフォルト・リポジトリ(RPD)ファイルをインストールして使用するか、デフォルトのOracle BI Server管理者パスワードを継続して使用するかぎり、すべて正常に機能します。

しかし、別のRPDを使用したり、デフォルトの管理者パスワードを変更するときには、Oracle BI Publisherに接続およびログインする際に問題が発生する可能性があります。さらに、提供されているデフォルトのRPDファイル以外には、Oracle BI Publisherのロールが含まれていないものと思われます。

Oracle BI Publisherにアクセスできない場合は、次の手順を実行します。この手順によって、Oracle BI PublisherとOracle BI Serverの構成上の問題のほとんどが解決されます。この手順の実行後には、『Oracle Business Intelligence Infrastructureインストレーションおよび構成ガイド』の説明に従って、Oracle BI Publisherへのアクセスを許可されたOracle BI Serverアカウントを使用してOracle BI Publisherにログインできるようになります。

  1. xmlp-server-config.xmlファイルを開きます。このファイルのパスは...\xmlp\XMLP\Admin\Configuration\xmlp-server-config.xmlです。

  2. 「セキュリティ・モデル」プロパティを「XDO」に設定して、Oracle BI Publisher構成ファイルを編集します。

    <property name="SECURITY_MODEL" value="XDO"/>

  3. Oracle BI Publisherサーバーを再起動するか、Oracle BI PublisherがJ2EEアプリケーション・サーバーで実行されている場合はJ2EEアプリケーション・サーバーを再起動して(たとえば、OC4Jを停止して起動できる)、構成ファイルに加えた変更内容を適用します。

  4. Oracle BI Publisherにログイン名: Administrator、パスワード: Administratorでログインします。

  5. 「セキュリティ構成」ウィンドウにあるOracle BI Publisherの「管理」タブに移動します。Administrator以外のユーザー名(AdminやRootなど)を指定してローカル・スーパーユーザーを有効にしてから、パスワードを設定します。


    注意:

    このアカウントにより、Oracle BI Publisherに構成済のセキュリティ・モデル・ステータスとは関係なく、Oracle BI Publisherにログインできるようになります。

  6. Oracle BI Publisherのセキュリティ・モデルとしてOracle BI Serverを継続して使用する場合は、Oracle BI Serverを選択した後で次の項目を更新します。

    • 「セキュリティ・モデル」をOracle BI Serverにリセットします。

    • 「接続文字列」をOracle BI ServerへのJDBC接続(jdbc:oraclebi://hostname:9703/など)にリセットします。

    • 「管理者ユーザー名」を必要に応じて設定します。

    • 「管理者パスワード」を必要に応じて設定します。

  7. Oracle BI Presentation Servicesの「統合」ページに移動し、「管理者パスワード」をOracle BI Server管理者用のパスワードに変更します。


    注意:

    Oracle BI Server管理者パスワードを変更する場合は、Oracle BI Publisherのローカル・スーパーユーザー(手順5を参照)としてOracle BI Publisherにログインし、「セキュリティ構成」ウィンドウとOracle BI Presentation Servicesの「統合」ウィンドウで、Oracle BI Server管理者パスワードをリセットする必要があります。

  8. Oracle BI Presentation Servicesの「統合」ページで「データソース」→「JDBC接続」に移動し、Oracle Business Intelligence EEに対するOracle BI Server管理者パスワードをリセットします。

  9. 一部の構成ファイルではインストーラがマシン名を使用しているため、ネットワーク環境によっては、Oracle Business Intelligence Publisherへの自動ログイン時に問題が発生することがあります。この問題を解決するには、Oracle BI Server構成ファイルを見つけて開きます。このファイルのパスは...\bidata\web\config\instanceconfig.xmlです。

  10. ドキュメントのAdvancedReportingセクションを見つけてから、完全修飾されたホスト名を使用するように次の3つのURL要素を変更します。次に例を示します。

    <ServerURL>http://server:9704/xmlpserver/services/XMLPService </ServerURL>

    <WebURL>http://server:9704/xmlpserver</WebURL>

    <AdminURL>http://server:9704/xmlpserver/servlet/admin </AdminURL>

    を、次のように変更します。

    <ServerURL>http://server.company.com:9704/xmlpserver/services/XMLPService</ServerURL>

    <WebURL>http://server.company.com:9704/xmlpserver</WebURL>

    <AdminURL>http://server.company.com:9704/xmlpserver/servlet/admin</AdminURL>

  11. デフォルトRPD以外のRPDや、リリース10.1.3.3.1のデフォルトRPDに基づいたRPDを使用している場合は、暗号化ツールを実行して、Oracle BI Publisherの資格証明をOracle BI Presentation Servicesの資格証明ストアにRPDファイルとして追加する必要があります。このタスクの実行方法については、10.1.3.2の『Oracle Business Intelligence Infrastructureインストレーションおよび構成ガイド』の第11章を参照してください。

  12. Oracle BI PublisherとOracle BI Presentation Servicesを再起動して変更内容を適用します。

3.1.64 Oracle Smart Space, Fusion Edition(11.1.1)と統合するにはJVMパラメータの更新が必要

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。


注意:

この問題は、Smart Space, Fusion Edition 11.1.1.1で修正されています。

BI PublisherがOracle Smart Space, Fusion Edition(リリース11.1.1)と連携できるようにするには、BI PublisherのWebサービスがRPCエンコードで表示するように強制適用する必要があります。この問題の対処方法としては、次に示すようにJVMパラメータを設定します。


重要:

このパラメータを設定すると、Oracle Business Intelligence Enterprise EditionのBI Officeコンポーネントが失敗します。したがって、BI Officeも使用する場合、BI PublisherをSmart Spaceと統合することはできません。

BI PublisherをSmart Spaceと統合できるようにするには、BI Publisherを実行するJ2EEアプリケーション・サーバーの起動用Javaコマンドで次のパラメータを含めるように修正します。

-Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd

たとえば、デフォルトのoc4j.cmdを使用する場合、次の行を変更します。

set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%

前述の行を、次のように変更します。

set JVMARGS=-Djava.library.path=C:\oracle\bise1\bi\server\Bin;C:\oracle\bise1\bi\web\bin -DSAROOTDIR=C:\oracle\bise1\bi -DSADATADIR=C:\oracle\bise1\bidata -Daxis.ServerConfigFile=server-rpc-config.wsdd -XX:MaxPermSize=128m -Xmx512m %OC4J_JVM_ARGS%

BI PublisherをOracle Smart Spaceと統合しない場合、このコマンドは不要です。

3.1.65 MHTML出力フォーマットはMac OS Xクライアントではサポートされていない

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

MHTMLリーダーは、現在Mac OS Xでは使用できません。ご使用のクライアントでMac OS Xを実行している場合、レポートの出力フォーマットにMHTMLを選択するとエラー・メッセージが表示されます。この問題への対処方法はありません。

3.1.66 「Croatian」がロケール選択リストで適切に翻訳されていない

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle BI Publisherのロケール選択リストを表示するとき、「クロアチア語」が現在選択しているロケールに応じた適切な翻訳ではなく、「Croatian」としてリストに表示される場合があります。

3.1.67 プリンタへのバースト・パラメータの値が誤って記載されている

Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』(リリース10.1.3.4)および『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』(10.1.3.4より前のリリース)の「バーストの有効化」にある「パラメータ・マッピング」表で、プリンタ・チャネルのパラメータ・リストに誤りがあります。

表3-1に、現在記載されている誤ったパラメータ値と、正しいパラメータ値を示します。

表3-1 プリンタ・チャネルのパラメータ

パラメータ 誤って記載された値 正しい値

パラメータ1

プリンタ・グループ

プリンタ名

パラメータ2

プリンタ

印刷部数

パラメータ3

印刷部数

パラメータ4

トレイ

パラメータ5

トレイ

使用されない


3.1.68 Fusion IntelligenceでBI Enterprise EditionメニューからBI Publisherにナビゲートしたときにエラーが発生する

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

Fusion IntelligenceのユーザーがOracle Business IntelligenceからBI Publisherを起動しようとしたときに、次のエラーが発生します。

「Oracle BI Publisher Enterprise。BI Publisherリクエストのエラー処理中です。ログ・ファイルを確認するには、管理者に問い合せてください。エラーの詳細エラー・コード: S8VLP8HS」

Fusion Intelligenceの認証方法はBI Publisherに対応していないため、Fusion Intelligenceを使用しているときは、「他の製品」メニューからBI Publisherへナビゲートできません。

この問題の対処方法はありません。

3.1.69 除算関数の正しい構文

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「RTFテンプレートの拡張された関数サポート」の「拡張されたSQLおよびXSL関数」に、除算関数の構文が次のように誤って記載されています。

<?xdofx:2/3?>

正しい構文は次のとおりです。

<?xdofx:2 div 3?>

3.1.70 レポートのスケジュールの手順に、「月次に実行」オプションが複数の日をサポートすると誤って記載されている

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「レポートのスケジュール」で、「月次に実行」オプションの説明に、レポートの実行日として複数の日を選択できるという内容が次のように記載されています。「レポートを複数の日に実行する場合は、各日付をカンマで区切って入力します(例: 1,15,28)。」

この説明は正しくありません。このフィールドには複数の日付を入力できません。このオプションで入力できるのは1日だけです。

3.1.71 一定のロケールの日時の書式がBI PublisherとOracle RDBMSで異なる場合がある

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherでは、Oracle 9i Databaseにパッケージされている国際化(I18N)ライブラリを使用します。BI PublisherをOracle Database10g以降とともに使用している場合は、一定のロケールに関して、Oracle Databaseから返される日時の値の書式がBI Publisherから返される書式と一致しません。

この問題への対処方法はありません。

3.1.72 データ・テンプレートで定義されているパラメータのデータ型の検証の追加

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

リリース10.1.3.4.1より前は、BI Publisherデータ・テンプレートから渡されるパラメータのデータ型は検証されませんでした。データ・テンプレートのパラメータに関して定義されているデータ型に関係なく、パラメータ値は文字列オブジェクトとして渡されていました。したがって、データ・テンプレートから関数へ、またはパラメータが別のデータ型で定義されているレポートへパラメータを渡しても、エラーは発生しませんでした。

10.1.3.4.1では、データ型の検証が実装されています。データ・テンプレートから渡されるパラメータのデータ型が、関数またはレポートで定義されているパラメータのデータ型と一致しない場合は、エラーがスローされます。

以前は正常に実行されていたレポートでエラーが発生する場合があることに注意してください。エラーを回避するには、データ・テンプレートで定義されているパラメータのデータ型と、引渡し先の関数またはレポートで定義されているデータ型が一致することを確認してください。

3.1.73 「データソースの追加」ページでMicrosoft SQL Server 2008を選択できない

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Microsoft SQL Server 2008の動作が保証されました。ただし、BI Publisherの「データソースの追加」ページでは、「ドライバ・タイプ」リストにオプションとしてMicrosoft SQL Server 2008が表示されません。

Microsoft SQL Server 2008データソースへのJDBC接続を追加するには、「ドライバ・タイプ」でMicrosoft SQL Server 2005を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。

3.1.74 「スケジューラ構成」ページでMicrosoft SQL Server 2008を選択できない

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Microsoft SQL Server 2008の動作が保証されました。ただし、BI Publisherの「スケジューラ構成」ページでは、サポートされている「データベース・タイプ」リストにオプションとしてMicrosoft SQL Server 2008が表示されません。

スケジューラ・データベースとしてMicrosoft SQL Server 2008を使用するには、「データベース・タイプ」でMicrosoft SQL Server 2005を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。

3.1.75 「データソースの追加」ページでNetezza 4.5を選択できない

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherのリリース10.1.3.4.1では、Netezza 4.5の動作が保証されました。ただし、BI Publisherの「データソースの追加」ページでは、「ドライバ・タイプ」リストにオプションとしてNetezza 4.5が表示されません。

Netezza 4.5データソースへのJDBC接続を追加するには、「ドライバ・タイプ」でNetezza 4.5を選択し、データベース接続に必要な残りの情報を入力します。

3.1.76 BI Publisherのシングル・サインオンの構成に必要なファイルがインストールされない

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

BI EE 10.1.3.4.1のインストーラは、BI Publisherの「管理」インタフェースにあるBI Publisherのシングル・サインオン・オプションを十分に利用するために必要なファイル(ssodefaults.xml)をインストールできません。

この問題を回避するには、インストール・メディアから既存のBI Publisherリポジトリにssodefaults.xmlを手動でコピーします。

ファイルssodefaults.xmlは、インストール・メディアのServer_Ancillaryディレクトリにあり、そのパスは次のとおりです。

\Server_Ancillary\Oracle_Business_Intelligence_Publisher\XMLP\Admin\Security\ssodefaults.xml

このファイルを、次のような既存のBI Publisherリポジトリにコピーします。

C:\oracle\bi\xmlp\XMLP\Admin\Security

この更新を有効にするために、アプリケーションを再起動する必要はありません。

3.1.77 BI PublisherとOracle BI Serverセキュリティとの統合について、SSLが有効なOracle BI Serverインスタンスのサンプル接続文字列が正しくない

この問題は、リリース10.1.3.3.2、10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデプロイメント・ガイド』の「SSLが有効になっているときのBI Presentation ServicesおよびBI Publisherの構成」に記載されているBI Publisherの接続文字列の例は正しくありません。その項では、接続文字列の書式が次のようになっています。

jdbc:oraclebi://<BI Server>:9703;ssl=true;sslKeystorefilename=<path and filename of keystore>;sslKeystorepassword=<password of keystore and key>;trustanyserver=true;

BI Serverポートの後ろには、ドキュメントに記載されているセミコロン(;)ではなく、スラッシュ(/)を使用する必要があります。

正しい書式は次のとおりです。

jdbc:oraclebi://<BI Server>:9703;ssl=true/sslKeystorefilename=<path and filename of keystore>;sslKeystorepassword=<password of keystore and key>;trustanyserver=true;

3.1.78 BI Publisherとの統合用にDiscovererで作成される信頼できるユーザー名にはASCII文字のみを使用する必要がある

この問題は、リリース10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

DiscovererとBI Publisherを統合するために信頼できるユーザーを構成する場合、ユーザー名にはシングルバイトのASCII文字のみを使用する必要があります。BI Publisherは、マルチバイト文字を含むユーザー名を使用して確立されたDiscoverer接続にアクセスできません。

3.1.79 BI PublisherはDiscovererのワークシートを名前で参照する

この問題は、リリース10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

Discovererのワークシートに基づくデータ・モデルの場合、BI PublisherはDiscovererのワークブックおよびワークシートを名前で参照します。ワークブックまたはワークシートの名前がDiscovererで変更されると、Discovererの新しい名前のワークブックまたはワークシートを指すようにBI Publisherレポートのデータ・モデルを更新するまで、BI Publisherレポートは実行できません。

3.1.80 BI Publisherレポートのパラメータではテキスト・ボックスまたは値リストがサポートされる

この問題は、リリース10.1.3.3.3、10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherレポートについて定義されているパラメータが値リスト(LOV)に関連付けられていない場合、ユーザーは値を直接入力できます。BI PublisherのパラメータがLOVに関連付けられている場合、ユーザーはリストから値を選択することのみができます。Discovererでは、パラメータの値を直接入力することも、コンボ・ボックスと呼ばれるコントロールを使用してLOVから選択することもできます。BI Publisherにはコンボ・ボックスはありません。パラメータがLOVに関連付けられているDiscovererのワークシートに基づくBI Publisherレポートの場合、ユーザーはLOVからパラメータの値を選択することのみができます。これらのパラメータの値を直接入力することはできません。

3.1.81 スーパーユーザーの権限は管理ページで行う機能に限定される

この問題は、リリース10.1.3.4.1に該当します。

BI Publisherのスーパーユーザー・アカウントに割り当てられている権限は、管理ページで行うタスクに限定されます。スーパーユーザーの目的は、外部セキュリティ・モデルが失敗した場合や正しく構成されていない場合にシステムへのアクセスを許可することです。

3.1.82 偶数ページまたは奇数ページで終了させる機能はPDF出力のみでサポートされる

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

レポートの終了ページ(奇数または偶数)を指定できるRTFテンプレートの機能は、PDF出力のみでサポートされます。『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「RTFテンプレートの作成」には、この制限に関する記載がありません。

3.1.83 ネイティブ・モードのAnalyzer for Excelでは非常に大きなデータ・ファイルを処理できない

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

XMLデータ・ファイルが5MBを超える場合には、Analyzer for Excelをネイティブ・モードで使用しないでください。かわりに、クライアント・アクセス無効モードを使用してください。このモードはレポートのプロパティとして設定されます。このモードを有効にする方法については、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』の「レポート・エディタの使用」を参照してください。

3.1.84 WebLogic 10.3へBI Publisherをデプロイするには起動時に追加の設定が必要

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1に該当します。

BI PublisherをWebLogic Server 10.3にデプロイする場合は、BI Publisherサーバーが含まれるドメインの起動スクリプト(startWebLogic.sh)に次の設定を追加する必要があります。

-Dtoplink.xml.platform=oracle.toplink.platform.xml.jaxp.JAXPPlatform

この設定は、BI PublisherがTopLink JARファイルを検出してスケジューラ・テーブルを作成できるようにするために必要です。

3.1.85 WebSphere 6.1:「HTTP 500 内部サーバー・エラー」が発生してユーザーがログインできない場合はクラス・ローダーの構成が必要

この問題は、リリース10.1.3.4および10.1.3.4.1をIBM WebSphere 6.1にデプロイする場合にのみ該当します。

BI Publisherにログインしようとするときに、次のような例外を伴う「HTTP 500 内部サーバー・エラー」が発生することがあります。

SystemErr.log:  java.lang.VerifyError: class loading constraint violated 
(class: oracle/xml/parser/v2/XMLNode method:
xdkSetQxName(Loracle/xml/util/QxName;)V) at pc: 0

このような場合には、必要に応じてWebSphereクラス・ローダーの構成プロパティを変更してください。

次の手順を実行して構成が正しいことを確認します。

  1. WebSphere管理コンソールにログインします。「Applications」メニューから「Enterprise Applications」を選択します。

  2. 一覧から「xmlpserver」というアプリケーション名を選択します。

  3. Class loading and update detection」を選択します。

  4. Class Loader」→「General Properties」で、次のようにプロパティを設定します。

    プロパティ 設定
    Polling interval for updated files 0秒
    Class loader order 最初にアプリケーション・クラス・ローダーをロードしたクラス
    WAR class loader policy アプリケーションの単一クラス・ローダー

  5. この変更を適用して、新しい構成を保存します。

  6. xmlpserverアプリケーションを再起動します。

詳細は、次のWebサイトでIBM WebSphere 6.1のドキュメントを参照してください。http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/trun_classload_entapp.html