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Oracle Business Intelligence新機能ガイド
リリース10.1.3.4.1
B54795-01
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23 BI Publisherリリース10.1.3.3.2の新機能

この章では、リリース10.1.3.3.2で導入されリリース10.1.3.3.2〜10.1.3.4に適用されるBI Publisher機能の2つについて説明します。これらの機能については、リリース10.1.3.4用に更新されたBI Publisherドキュメント・セットにも記載されています。この章の内容は次のとおりです。

23.1 ドキュメント・キャッシュのサポート

リリース10.1.3.3.2のBI Publisherでは、ドキュメント・キャッシュが導入されています。ドキュメント・キャッシュは、レポートのレベルで有効にされます。ドキュメント・キャッシュが有効にされていると、ユーザーがレポートをオンラインで表示する際に、ドキュメント(データに加えてレイアウト)がキャッシュに出力されます。同じユーザーがオンラインのレポート・ビューアを使用して同じレポート(同じレイアウト、同じ出力タイプ、同じパラメータ選択)を表示すると、ドキュメントはキャッシュから取得されます。BI Publisherの「システム・メンテナンス」ページのキャッシュ仕様セットに従って、ドキュメントはキャッシュに残ります。スケジュール済レポートではドキュメント・キャッシュは使用されないことに注意してください。

ドキュメント・キャッシュをレポートで有効にするには、レポートにナビゲートしてから「編集」リンクを選択します。レポート・エディタのページで、「レポート・プロパティ」を表示します。「一般設定」で、「ドキュメント・キャッシュの有効化」を選択します。

キャッシュ仕様の設定方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイド』を参照してください。

23.2 新しい出力タイプのサポート

リリース10.1.3.3.2のBI Publisherでは、使用可能なレポート出力タイプに対して次の変更が導入されています。