Oracle Business Intelligence Enterprise Editionリリース10.1.3.3.1には、次の新しいBI Office機能が導入されています。
BI Officeサーバーのアプリケーション・ファイルをOC4JやサポートされているJ2EEコンテナにデプロイするとき、アプリケーションの名前を指定できます。デフォルトはbiofficeですが、他の名前を指定できます(myoffice、financeoffice、logisticsofficeなど)。10.1.3.3.0では、BI Officeクライアントの接続先のURLには、常にデフォルトのアプリケーション名のbiofficeが、サーバーに追加されていました(たとえば、http://mybiserver.mycompany.com:9704/bioffice/....
)。また、URLの末尾に追加されるアプリケーション名を変更する方法はありませんでした。
10.1.3.3.1では、BI Officeサーバーのアプリケーション名を指定して、BI Officeクライアントの接続先のURLを構成できるようになりました。「BI Office」→「プリファレンス」メニュー選択から使用できる「接続の詳細」ダイアログで「アプリケーション名」を指定します。「アプリケーション名」フィールドの値は、BI Officeクライアント接続先URLの構成に使用されます。たとえば、http://mybiserver.mycompany.com:9704/financeoffice/...
やhttp://mybiserver.mycompany.com:9704/logisticsoffice/...
になります。
次のスクリーンショットは、「接続の詳細」ダイアログの例を示しています。
BI Officeのリリース10.1.3.3.1では、BI Enterprise Editionでサポートされているすべての言語をサポートする機能が追加されました。これは、約25種類の言語から任意に選択できるログイン・ダイアログにも反映されます。BI EEメタデータが複数の言語で使用できる場合、BI Officeにも選択された言語でこのメタデータが表示されます。たとえば、BI EEメタデータ(ディメンション(country、brand)、項目、メジャー(Sales、Profits)など)の表示用に選択した言語は、BI OfficeからこのBI EEインスタンスに接続するときにも使用されます。