ヘッダーをスキップ
Oracle Business Intelligence新機能ガイド
リリース10.1.3.3.3
E06249-01
  目次
目次

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

21 リリース10.1.3.3.2の新機能

Oracle Business Intelligence Enterprise Editionリリース10.1.3.3.2には、Oracle BI Publisherの新機能が2種類導入されています。これらの新機能を次の各項で説明します。

21.1 ドキュメント・キャッシュのサポート

リリース10.1.3.3.2のBI Publisherでは、ドキュメント・キャッシュが導入されています。ドキュメント・キャッシュは、レポートのレベルで有効にされます。ドキュメント・キャッシュが有効にされていると、ユーザーがレポートをオンラインで表示する際に、ドキュメント(データに加えてレイアウト)がキャッシュに出力されます。同じユーザーがオンラインのレポート・ビューアを使用して同じレポート(同じレイアウト、同じ出力タイプ、同じパラメータ選択)を表示すると、ドキュメントはキャッシュから取得されます。BI Publisherの「システム・メンテナンス」ページのキャッシュ仕様セットに従って、ドキュメントはキャッシュに残ります。スケジュール済レポートではドキュメント・キャッシュは使用されないことに注意してください。

ドキュメント・キャッシュをレポートで有効にするには、レポートにナビゲートしてから「編集」リンクを選択します。レポート・エディタのページで、「レポート・プロパティ」を表示します。「一般設定」で、「ドキュメント・キャッシュの有効化」を選択します。

キャッシュ仕様の設定方法の詳細は、『Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。

21.2 新しい出力タイプのサポート

リリース10.1.3.3.2のBI Publisherでは、使用可能なレポート出力タイプに対して次の変更が導入されています。