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NQSConfig.INIファイルでのパラメータの設定


BI Serverマシンは、NQSConfig.INIファイルでパラメータを設定することによって、BIクラスタに参加するように構成されます。このファイルは、BI Serverマシンの次のディレクトリにあります。

NQSConfig.INIファイルにアクセスするには

  • Windowsの場合は、OracleBI_HOME\server\Configにアクセスします。
  • LinuxまたはUNIXの場合は、OracleBI_HOME/server/Configにアクセスします。

クラスタ参加パラメータの設定

CLUSTER_PARTICIPANTパラメータおよびRPC_SERVICE_OR_PORTパラメータを構成する必要があります。

クラスタ参加パラメータを設定するには

  • BI ServerをBIクラスタに参加させるには、CLUSTER_PARTICIPANTパラメータをYESに設定します。
  • RPC_SERVICE_OR_PORTパラメータを目的のポートに設定します。BI Serverは、このポートでクライアント・リクエストをリスニングします。

    デフォルトのポート番号は9703です。BI Serverがクラスタに参加しているとき、次に示す行をコメント・アウトする必要があります。

    # SERVER_HOSTNAME_OR_IP_ADDRESSES = "ALLNICS";
    クラスタ化されたデプロイでは、Multi-NICはサポートされません。

リポジトリ公開ディレクトリの設定

リポジトリのオンライン変更を許可するには、次のパラメータを設定する必要があります。

リポジトリ公開ディレクトリを設定するには

  • REPOSITORY_PUBLISHING_DIRECTORYパラメータを、クラスタに参加しているすべてのBI Serverを対象としたリポジトリ公開ディレクトリのための共有ファイル・システムのパスに設定します。
  • BI Serverが起動してクラスタに参加できるようにするには、REQUIRE_PUBLISHING_DIRECTORYパラメータをYESに設定して、リポジトリ公開ディレクトリを使用可能にします。

クラスタ対応キャッシュのパラメータの設定

BI Serverでは、デフォルトでキャッシュが有効になっています。ローカルのクエリー・キャッシュのためにBI Serverに設定されたキャッシュ関連パラメータに加えて、クラスタ対応キャッシュのパラメータを設定する必要があります。

注意:  NQSConfig.INIファイルのコピーが、BIクラスタの一部である、すべてのBI Serverマシンに常駐している必要があります。

クラスタ対応キャッシュのパラメータを設定するには

  • GLOBAL_CACHE_STORAGE_PATHパラメータを設定して、次の内容を指定します。
    • シード・イベントおよび消去イベントを格納するグローバル・キャッシュを対象とした、ファイル・システムの共有記憶域の場所。
    • 記憶域の容量。これは、グローバル・キャッシュに許可される最大エントリ数および各エントリの平均サイズによって異なります。
  • MAX_GLOBAL_CACHE_ENTRIESパラメータを、グローバル・キャッシュ・ストアで許可される最大エントリ数に設定します。
  • クラスタ内の他のサーバー・ノードと同期化できるようにするため、CACHE_POLL_SECONDSパラメータを設定して、BI Serverが論理イベント・キューからプルする時間間隔を秒数で指定します。
  • CLUSTER_AWARE_CACHE_LOGGINGパラメータを、共有キャッシュに対するロギングを有効にするように設定します。
    • YES(ロギングを有効にする)に設定するのは、デバッグ目的だけにしてください。
    • 次の場所にあるNQQuery.logファイルにエントリが行われます。
      • Windowsの場合: ディレクトリOracleBI_HOME\server\Log
      • LinuxおよびUNIXの場合: ディレクトリOracleBI_HOME/server/Log
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