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インストールのプランニング


この項では、高可用性のためのOracle BIのインストールのプランニングに役立つ一般的なガイドラインを示します。

『Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Editionシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』を参照してください。また、インストールの要件については、『Oracle Business Intelligence Infrastructureインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。

要件に基づいて、デプロイに含める各Oracle BIコンポーネントのインスタンス数を決定します。クラスタに参加できるBI Serverの最大数は16です。BI Schedulerのインスタンスは、アクティブ/パッシブ構成のクラスタに参加させます。常にアクティブであり、リクエストを処理できるBI Schedulerのインスタンスは1つです。それ以外のインスタンスはパッシブとなります。

注意: このドキュメントでは、説明のため、各Oracle BIコンポーネントに対して2つのインスタンスをインストールします。

同じマシンにインストールするBIコンポーネントを決定します。たとえば、Primary Cluster Controller、BI Serverの1つのノードおよびBI Schedulerを1つのマシンにインストールできます。

注意: このドキュメントでは、説明のため、別々のマシンにOracle BIコンポーネントをインストールします。

Oracle BIコンポーネントをデプロイするマシンを特定します。サポートされているオペレーティング・システムとハードウェアの要件の詳細は、『Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Editionシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』を参照してください。

プレゼンテーション・カタログ、リポジトリ公開ディレクトリ、クラスタ対応キャッシュおよびSchedulerスクリプトについて共有するネットワークの場所を指定します。

共有ファイル・システムの要件と検討事項については、『Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Editionシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』および「共有ファイルと共有ディレクトリ」を参照してください。

Windowsにデプロイする場合は、BIサービスを実行するドメインのアカウントを指定してください。このドメイン・アカウントには、サービスとしてログオンする権限が必要です。特定のWindowsプラットフォームに基づいて、サービスとしてログオンする権限を付与するタスクの実行手順については、付録「サービスとしてOracle BIにログオンする権限の付与」を参照してください。

次の要件を確認してください。

  • クラスタに含まれるすべてのBI Serverは、同じドメイン内および同じLANサブネット上にある必要があります。地理的に別々の場所にあるコンピュータはサポートされません。
  • クラスタ内の各サーバーの時計を同期させる必要があります。非同期の時計があると、レポートに偏りが生じることがあります。
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