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OIDにおけるOracle BIアプリケーション用IDの作成


この作業は、「Directory Integration Platform(DIP)によるOracle BIのプロビジョニング」の一部です。

Oracle BIアプリケーションの一意のIDは、OIDのディレクトリ情報ツリー(DIT)において作成される必要があります。インストール時にOIDのレルムにOracle BIは追加されないため、この作業が必要になります。

ldapコマンドを使用して、Oracle BIアプリケーションのIDを登録または作成します。ldapコマンド(ldapmodifyなど)の構文と使用方法の詳細は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』の「Oracle Internet Directoryのデータ管理ツール」を参照してください。

Oracle BIアプリケーションのIDをOIDにおいて作成するには

この手順では、Oracle BIのIDをDITでダミー・アプリケーションとして作成します。

  • OIDとDIPがインストールされているマシンで、次のコマンドを実行します。

    ldapmodify -c -a -h $host -p $port -D cn=orcladmin -w $passwd -v -f uspapp.dat

    各要素の内容は次のとおりです。

    • $host: OIDとDIPがインストールされているマシンのホスト名
    • $port: 389(非SSL接続用)
    • $passwd: スーパーユーザーorcladminのパスワード

      次の例では、cn=Products、cn=OracleContextのコンテナでアプリケーションのIDを作成します。ここでは、アプリケーションの名前がDummyappOnlineで型がDUMMYAPPであることが前提となります。

    dn: orclApplicationCommonName=DummyappOnline,cn=DUMMYAPP,cn=Products,cn=OracleContext

uspapp.datファイルの内容の詳細は、「Directory Integration Platform(DIP)によるプロビジョニングを行うためのファイルのサポート」を参照してください。

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