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Oracle Identity Manager Oracle E-Business Employee Reconciliation Connectorガイド
リリース9.0.4
E05504-02
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4 テストおよびトラブルシューティング

コネクタをデプロイした後、テストを行いコネクタが正常に機能することを確認する必要があります。この章では、コネクタのテストに関連する次のトピックについて説明します。

4.1 コネクタ・テスト・ケース

実行可能なリコンシリエーションのテストは、次の2タイプです。

次の表で、これらのテスト・タイプに基づいたサンプル・テスト・ケースについて説明します。

テスト・ケース タイプ テスト・タイプ 説明/コメント
Xellerate User(OIM User)が見つからない場合、Xellerate User(OIM User)を作成し、そのユーザーのリソース・オブジェクトをプロビジョニングします。 機能 T-X ユーザーは正常にリコンサイルされます。
Xellerate User(OIM User)が見つかった場合、そのユーザーと対応するリソース・オブジェクトを更新します。 機能 T-X ユーザーは正常に更新されます。
リソース・オブジェクトがXellerate User(OIM User)にプロビジョニングされているかどうかを確認します。リソース・オブジェクトが見つかった場合、ユーザーは削除されません。リソース・オブジェクトが見つからなかった場合、ユーザーは削除されます。 機能 T-X リソース・オブジェクトがない場合、ユーザーはOracle Identity Managerから正常に削除されます。リソース・オブジェクトがあった場合、ユーザーはOracle Identity Managerから削除されません。
Xellerate User(OIM User)が存在する場合、そのユーザーと対応するリソース・オブジェクトを更新します。 機能 N-X Xellerate User(OIM User)は正常に更新されます。
Xellerate User(OIM User)が見つからなかった場合、何の処理も行われません。 機能 N-X 処理なし。

4.2 トラブルシューティング

この項では、コネクタに関して発生する一般的な問題の解決方法を示します。

問題1:

Oracle Identity ManagerでOracle E-Business Employee Reconciliationサーバーとの接続を確立できません。

解決方法:

問題2:

Oracle Identity Managerがターゲット・システムとデータを交換しようとすると、次のエラー・メッセージのいずれかがスローされます。

table or view does not exist
insufficient privileges

解決方法:

コネクタ操作のためのシステム・アカウントに必要な権限がないため、このエラー・メッセージがスローされます。このアカウントの作成および必要な権限への割当ての詳細は、「ターゲット・システムの構成」を参照してください。