Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル 10gリリース2(10.2) B28462-01 |
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このハウスキーパー・ターゲットは、Oracle Collaboration Suiteデータベースに作用するバックグラウンド・プロセスで、削除済メッセージや期限切れメッセージのプルーニングおよび完全削除を行います。Oracle Collaboration Suiteデータベースには、受信者数および別のフォルダにコピーされた回数に応じて、電子メール・メッセージの単一のコピーおよびそのメッセージの複数のインスタンス・レコードが含まれます。Oracle Collaboration Suiteデータベース内のレコードの管理および更新は、ハウスキーパーによって処理されるマルチステップ・プロセスです。
「メッセージのプルーニングおよび収集(message pruning and collection)」カテゴリには、ハウスキーパー・プロセスの動作速度に関するメトリックが含まれます。
ハウスキーパーの「レスポンス(Response)」カテゴリは、ハウスキーパー・サーバー・プロセスがこのORACLE_HOMEで実行されているかどうかをチェックし、表示します。
ステータスは、ターゲット上の1つ以上のハウスキーパー・プロセスを検索してチェックされます。
メトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
表45-1 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | アップロード頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | 通知前の発生の連続回数 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
すべてのリリース |
5分ごと |
毎サンプル後 |
= |
0 |
定義なし |
1 |
ハウスキーバーは動作していません |
ユーザーの処理
起動しているはずのハウスキーパー・プロセスが起動していない場合は、それらのプロセスが初期化に失敗したことを意味します。原因としては、Oracle Collaboration SuiteデータベースのいずれかまたはシステムのOracleディレクトリ・サーバーに接続できていないことが考えられます。次のチェックを行います。
ターゲット上のプロセスがそのインストールのOracleディレクトリ・サーバーに接続してログインできること確認します。Oracleディレクトリ・サーバーが停止しているか、このホストとOracleディレクトリ・サーバーの間のネットワークが切断されている可能性があります。
Oracle Collaboration Suiteデータベースが実行中であり、正しい接続文字列がインフラストラクチャOracleディレクトリ・サーバーで正しく登録されていることを確認します。