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Oracle Enterprise Manager Oracle Collaboration Suiteメトリック・リファレンス・マニュアル
10gリリース2(10.2)
B28462-01
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80 メッセージ・リカバリ・サービス

このターゲットは、メッセージ・リカバリ・サービスを表します。メッセージ・リカバリ・サービスは、配信に失敗したメッセージをリカバリします。情報ストアとの通信時にボイスメールの記録サービスまたはFAX受信サービスでエラーが発生した場合、メッセージ・リカバリ・サービスはメッセージの再配信を試みます。メッセージ・リカバリ・サービスは、ファイル・システム・キュー内のメッセージの送信を定期的に試行します。メッセージ・リカバリ・サービスがメッセージの送信に成功すると、そのメッセージはキューから削除されます。

80.1 メッセージ・リカバリ・インスタンスのリソース使用率メトリック(Message Recovery Instance Resource Usage Metrics)

このカテゴリには、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスで使用中のCPUおよびメモリーに関する情報を提供する一連の関連メトリックが含まれます。このカテゴリは、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの稼働状況について、スナップショットを提供します。特定のメトリックが空の場合、サービス・インスタンスが停止しているか、使用できないと考えられます。メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの「稼働/停止ステータス(Up/Down status)」メトリックを調べます。

80.1.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービスのインスタンスについて記録されるホストCPUの割合を表します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-1 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

70

75

2

メッセージ・リカバリ・インスタンス<target>(<Name>)のCPU使用率は<value>%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスがシステムでCPUを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。サービス・インスタンスがCPUを大量に消費している場合、構成設定を変更して、CPUの使用量を削減することを検討してください。CPU消費の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンス、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.1.2 インスタンス番号(Instance Number)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.1.3 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスで使用中のホストのメモリーの割合を示します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

80

90

2

メッセージ・リカバリ・インスタンス<target>(<Name>)のメモリー使用率は<value>%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

このメトリックを使用して、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスがシステムでメモリーを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。サービス・インスタンスがメモリーを大量に消費している場合、構成設定を変更して、メモリーの使用量を削減することを検討してください。メモリー消費の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンス、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.1.4 メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスのメモリー使用量(MB)を表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

このメトリックを、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスで使用中のホストのメモリーの割合を示す「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」と比較します。

80.1.5 プロセスID(Process ID)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.1.6 開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.1.7 ステータス(Status)

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの停止時にはアラートを生成します。ステータスが停止の場合、サービス・インスタンスが起動プロセス中か、管理ハートビート・チェックの処理に応答していないことを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

メッセージ・リカバリ・インスタンス<target>(<Name>)は停止しています


複数のしきい値

このメトリックでは、「名前」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「名前」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「名前」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスに関する情報は、しきい値の編集に関する項を参照してください。

ユーザーの処理

メッセージ・リカバリ・サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでメッセージ・リカバリ・サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。インスタンス停止の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンス、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.1.8 起動時間(ミリ秒)(Up Time (ms))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.2 メッセージ・リカバリ・サービスのリソース使用率メトリック(Message Recovery Service Resource Usage Metrics)

このカテゴリには、メッセージ・リカバリ・サービスで使用中のCPUおよびメモリーに関する情報を提供する一連の関連メトリックが含まれます。このカテゴリは、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの稼働状況について、スナップショットを提供します。特定のメトリックが空の場合、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスが停止しているか、使用できないと考えられます。すべてのメッセージ・リカバリ・サービス・インスタンスの「稼働/停止ステータス(Up/Down status)」メトリックを調べます。

80.2.1 CPU使用率(%)(CPU Usage (%))

このメトリックは、サービスのすべてのインスタンスについて記録されるホストCPUの割合を表します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-4 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

70

75

2

メッセージ・リカバリ・サービス<target>のCPU使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、メッセージ・リカバリ・サービスがシステムでCPUを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。メッセージ・リカバリ・サービスがCPUを大量に消費している場合、構成設定を変更して、CPUの使用量を削減することを検討してください。CPU消費の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービスの特定のインスタンス、メッセージ・リカバリ・サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.2.2 メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))

このメトリックは、サービスで使用中のホストのメモリーの割合を示します。デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

>

80

90

2

メッセージ・リカバリ・サービス<target>のメモリー使用率は<value>%です


ユーザーの処理

このメトリックを使用して、メッセージ・リカバリ・サービスがシステムでメモリーを最も多く使用し、その結果エンド・ユーザーに対するレスポンス時間が高くなっているかどうかを判断できます。メッセージ・リカバリ・サービスがメモリーを大量に消費している場合、構成設定を変更して、メモリーの使用量を削減することを検討してください。メモリー消費の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス・インスタンス、メッセージ・リカバリ・サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.2.3 メモリー使用量(MB)(Memory Usage (MB))

このメトリックは、サービスのメモリー使用量(MB)を表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

このメトリックを、メッセージ・リカバリ・サービスで使用中のホストのメモリーの割合を示す「メモリー使用率(%)(Memory Usage (%))」と比較します。

80.2.4 開始時間(ミリ秒/Epoch以降)(Start Time (ms since epoch))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.2.5 ステータス(Status)

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供します。メッセージ・リカバリ・サービスに対して構成されたインスタンスがすべて停止している場合、そのサービスは「停止中」ステータスを示します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

ユーザーの処理

メッセージ・リカバリ・サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでメッセージ・リカバリ・サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス、メッセージ・リカバリ・サービスの特定のインスタンス、メッセージ・リカバリ・サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。

80.2.6 合計インスタンス数(Total Instances)

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.2.7 起動時間(ミリ秒)(Up Time (ms))

このメトリックは、内部使用専用です。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

80.3 メッセージ・リカバリ・サービスのレスポンス(Message Recovery Service Response)

このカテゴリには、メッセージ・リカバリ・サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供するメトリックが含まれます。

80.3.1 ステータス(Status)

このメトリックは、メッセージ・リカバリ・サービスの稼働/停止ステータスに関する情報を提供し、メッセージ・リカバリ・サービスの停止時にはアラートを生成します。メッセージ・リカバリ・サービスに対して構成されたインスタンスがすべて停止している場合、そのサービスは「停止中」ステータスを示します。デフォルトでは、クリティカルのしきい値がこのメトリックに設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表80-6 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 アップロード頻度 演算子 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 通知前の発生の連続回数 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

毎サンプル後

=


定義なし

0

1

メッセージ・リカバリ・サービス<target>は停止しています


ユーザーの処理

メッセージ・リカバリ・サービスは、Oracle Voicemail & Faxホームページでメッセージ・リカバリ・サービス・ターゲットを選択して「再起動」ボタンをクリックすると再起動できます。サービス停止の原因を調べるには、メッセージ・リカバリ・サービス、メッセージ・リカバリ・サービスの特定のインスタンス、メッセージ・リカバリ・サービスがメンバーであるVoicemail & Faxアプリケーション(依存コンポーネントのInternet Directory、テレフォニ・サーバーのステータスをチェック)、ホスト・コンピュータ上のセントラル・エージェント、ホスト・コンピュータによって生成されたアラートがないか確認します。