Oracle Enterprise Manager Configuration Change Consoleインストレーション・ガイド 10gリリース5(10.2.0.5) for Microsoft Windows or UNIX Systems B55859-01 |
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このガイドは、Oracle Enterprise Manager Configuration Change Consoleのインストール手順を説明します。
このドキュメントは、Configuration Change Consoleサーバーをインストールする際の手順と考慮事項について説明します。製品のインストールとメンテナンスを担当する管理者を主な対象としています。Configuration Change Consoleの詳細を必要とする管理者およびユーザーは、『Oracle Enterprise Manager Configuration Change Consoleユーザーズ・ガイド』を参照してください。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス
Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。
Configuration Change Consoleのナビゲーション
Configuration Change Consoleのユーザー・インタフェースは、4つの主要部分で構成されます。最上部には、ドロップダウン・メニューや共通操作用のその他のリンクを備えたナビゲーション・タブを含むリージョンがあります。ドロップダウン・メニューをナビゲートする場合、[Tab]キーまたはその同等キーを使用してタブ間を移動できます。[Enter]キーを押すと、ドロップダウン・メニューが開きます。再度[Enter]キーを押すと、メニューが閉じます。タブのドロップダウン・メニューが開いた状態で[Tab]キーを押すと、表示したい画面に移動できます。このリージョンの下には、3つの機能領域を含むフレームがあります。最初の領域は、ヘッダーとサブヘッダーが表示されるページのヘッダーです。ここにはいくつかのアイコンもあり、ページのリロード、現在のページの印刷、フィルタ・バーの表示と非表示、および現在のページに関する状況依存ヘルプの表示(新規ウィンドウ)を行うことができます。次のリージョンは、フィルタ・バーです。フィルタ・バーは、適切なフィルタ・コンテンツが存在しない画面では表示されません。このフィルタ・コンテンツは、ヘッダー行のフィルタ・バー・アイコンをクリックすることで表示と非表示を切り替えることができます。このリージョンの先頭には、H1レベルのタグがあり、フィルタ・バーの開始を示すとともに、ナビゲーション時の移動ポイントとして機能します。最後のリージョンは、ページ・コンテンツです。すべてのコンテンツは、この領域に表示されます。このリージョンの先頭には、H1レベルのタグがあり、コンテンツ領域の開始を示すとともに、ナビゲーション時の移動ポイントとして機能します。
統合コントロール
Configuration Change Consoleには、そこでの操作またはリンクにより画面上の別の場所に変更が生じるいくつかの領域があります。
画面のいくつかのフィルタ・バーでは、ドロップダウンから選択を行うと、ページ全体がリロードされ、選択したフィルタ・バーの下にあるフィルタ・バーにデータが移入されます。フィルタ・バーのフォーム要素の変更によりページがリロードされる場合、最新の変更要素より上にある選択済の他のすべての情報は、保持されます。
この1つの例は、次の画面にナビゲートすることで確認できます。
「ポリシー」→「操作管理」→「コンポーネント」
最初のフィルタ・バー・オプションを選択して「事前定義済コンポーネント」に変更すると、ページ全体が自動的にロードされ、表示が「カスタム・コンポーネント」から「事前定義済コンポーネント」に変更されます。
ルールを編集する画面には、1つの水平線内に複数のフォーム要素を備えたコントロールがあります。この行は、構成表としてレンダリングされます。この表の右下には、「インスタンスの追加」というリンクがあり、表の最後に新規行を追加することで新規ルールを追加できます。これは、リンクをクリックすることで、クリックが発生した領域より上にある要素が影響を受ける唯一の例です。
この1つの例は、次の画面で確認できます。
「ポリシー」→「操作管理」→「コンポーネント」
コンポーネントを作成したら、「ルール・セット」の下の0(ゼロ)リンクをクリックします。次に、新規ルール・セットを追加します。そのルール・セットの「ルールの編集」リンクをクリックします。使用可能なルール・セットに対応する1つの行を持つ表が表示されます。この表の右下にある「インスタンスの追加」リンクをクリックすると、別の行が追加されます。
画面の自動リロードの無効化
この製品では、一部の画面で自動リロードが使用されます。たとえば、ダッシュボードでは5分ごとにページがリロードされます。アクセシビリティの目的で必要とされる場合、次の手順を実行することで、この機能を製品全体で無効化できます。
Configuration Change Console Serverサービスを停止します。
gatewayユーザーとしてデータベースに接続します。
sqlplus gateway/password@sid
ここで、passwordはgatewayユーザーのパスワードに、sidは製品のインストール時に作成したデータベースのSIDに置き換えます。gateway以外のユーザー名を使用する場合は、このユーザー名も変更してください。
次のSQL文を実行します。
update serverproperty set prop_value=0 where prop_name = 'autoreload_enabled';
commit;
Configuration Change Console Serverを再起動します。
ただし、自動ロードを無効化できない場合が1つあります。それは、セッションがアクティブであるかどうかを確認するために5分ごとにチェックを行うJSPコードの一部にあります。セッションが失われると、ユーザーは、セッションの期限が切れたことを知らせるメッセージとともにログイン・ページにリダイレクトされます。この動作は変更できませんが、セッション・タイムアウト期間は延長できます。このサーバー・プロパティに関連する内容は、このドキュメントの別の項にあります。
サーバーとエージェントのインストール
エージェントとサーバーのインストーラでは、テキストベースのコンソール・モードでインストールを実行できるサード・パーティのインストール製品を使用します。次の2つのコマンドのいずれかを入力することで、グラフィカル形式のインストーラを起動するかわりに、DOSプロンプトまたはUNIXコンソールからインストーラを起動できます。
Server-win32.exe -i console
Agent-win32.exe -i console
この後は、コンソールのインストール手順に従います。
また、入力済のレスポンス・ファイルを使用して、対話型の操作を必要としないサイレント・インストールを実行することもできます。
これらのオプションの詳細は、Configuration Change Consoleのインストレーション・ガイドのサーバーまたはエージェントのインストールに関する項を参照してください。
スタイルシート
この製品では、ログイン画面以外の画面に/gateway/stylesheet.cssという単一のスタイルシートを使用します。このスタイルシートは、次のディレクトリに含まれており、必要に応じて変更できます。
{CCC Install Directory}\deploy\activereasoning.ear\gateway.war\stylesheet.css
スタイルシートを変更したら、Configuration Change Console Serverサービスを停止および起動して、スタイルシートがWebコンテナにキャッシュされないようにする必要があります。
最も一般的に使用されるスタイル・クラスは、次のとおりです。
Headerstl、SimpleHeaderstl、DashboardHeaderstl: 表のヘッダーに使用されます。
Datastl: 表および画面上のすべてのコンテンツに使用されます。
Buttonstl: フォームのボタンに使用されます。
ErrorDatastl、WarningDatastl、SuccessDatastl: 画面上のメッセージに使用されます。
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。
Oracleサポート・サービス
オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html
製品マニュアル
製品のマニュアルは、次のURLにあります。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html
研修およびトレーニング
研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3
その他の情報
オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html
注意: ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 |