Oracle Enterprise Manager Grid Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド 11gリリース1(11.1.0.1.0) B61023-01 |
|
戻る |
次へ |
次のような場合は、Enterprise Manager Grid Controlでプロキシ・サーバー設定を行い、プロキシ・サーバーがそれらの詳細を使用してMy Oracle Supportにアクセスできるようにします。
Oracle Management Service(OMS)がインストールされているホスト上でプロキシ・サーバーを実行している場合。
OMSがOracle Management Agent(管理エージェント)との通信に同じプロキシ・サーバー設定を使用するか、異なる設定を使用するかを選択する場合。
プロキシ・サーバー設定を行うには、次のようにします。
Enterprise Manager Grid Controlで、ホームページの右上隅にある「設定」をクリックします。
「設定の概要」ページで、左側にある垂直メニューから「パッチ適用設定」をクリックします。
「パッチ適用設定」ページの「My Oracle Supportとプロキシ接続」タブにある「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで、「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバーのホスト、ポート、レルム、ユーザー名およびパスワードを指定します。
注意: HTTPプロトコルおよびHTTPSプロトコルのみがサポートされています。NTLMプロキシは現在サポートされていないことに注意してください。
管理エージェントとの通信に同じプロキシ設定を使用する場合は、手順(6)に進みます。そうでない場合は、手順(5)に進みます。
「エージェント接続設定」セクションで、次のいずれかを行います。
「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで指定したプロキシ設定を使用する場合は、デフォルトの「My Oracle Support接続設定を使用」セクションを変更せずに使用します。
「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで指定したプロキシ設定と異なる設定を使用する場合は、「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバーの詳細を指定します。
注意: HTTPプロトコルおよびHTTPSプロトコルのみがサポートされています。NTLMプロキシは現在サポートされていないことに注意してください。
「適用」をクリックします。
指定したプロキシ・サーバー設定が、管理リポジトリに登録されます。ただし、複数OMS環境の場合は、1つのOMSに対してプロキシ・サーバー設定を行った後、他のOMSを再起動すると、管理エージェントとの通信用に登録されたプロキシ・サーバー設定がすべてのOMSに伝播されます。