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Oracle Enterprise Manager Grid Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1.0.1.0)
B61023-01
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32 サイレント・モードでのOracle Management Agentの削除

この章では、Oracle Management Agent(管理エージェント)を削除する方法について説明します。特に、次の内容について説明します。

前提条件

管理エージェントを削除する前に、「前提条件」で説明されている前提条件を満たしていることを確認してください。

削除手順

この項では、次について説明します。

スタンドアロンまたはクラスタベースのOracle Management Agentの削除

クラスタのすべてのノードからスタンドアロン管理エージェントまたはクラスタベース管理エージェントを削除するには、管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

$<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -deinstall -silent "REMOVE_HOMES={absolute_path_to_agent_oracle_home}" -removeallfiles

次に例を示します。

$<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -deinstall -silent "REMOVE_HOMES={/u01/app/Oracle/Middleware/agent11g}" -removeallfiles


注意:

Microsoft Windowsの場合は、setup.exeを起動してください。また、runInstaller -helpを実行すると、オプション-nowarningonremovefilesがリストに表示されます。このオプションは現在サポートされていないため、使用しても無効になります。

クラスタの1つのみのノードからのクラスタベースOracle Management Agentの削除

クラスタの1つのみのノードからクラスタベース管理エージェントを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 管理エージェントを削除するノードで、次のコマンドを実行します。

    1. 管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行して、ノード・リストを更新します。

      $<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -updateNodeList ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_oracle_home> "CLUSTER_NODES={<local_node_name>}" -local

      例(node1がクラスタの5つのノードのうちの1つであることが前提):

      $<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -updateNodeList ORACLE_HOME=</u01/app/Oracle/Middleware/agent11g> "CLUSTER_NODES={node1}" -local


      注意:

      Microsoft Windowsの場合は、setup.exeを起動してください。

    2. 管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行して、管理エージェントを削除します。

      $<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -silent "REMOVE_HOMES={absolute_path_to_agent_oracle_home}" -deinstall -waitForCompletion -removeallfiles -local -forceDeinstall

      次に例を示します。

      $<ORACLE_HOME>/oui/bin/runInstaller -silent "REMOVE_HOMES={/u01/app/Oracle/Middleware/agent11g}" -deinstall -waitForCompletion -removeallfiles -local -forceDeinstall


      注意:

      Microsoft Windowsの場合は、setup.exeを起動してください。また、runInstaller -helpを実行すると、オプション-nowarningonremovefilesがリストに表示されます。このオプションは現在サポートされていないため、使用しても無効になります。

  2. クラスタの他の各ノードで、管理エージェントのOracleホームから次のコマンドを実行します。

    ./runInstaller -updateNodeList ORACLE_HOME=<absolute_path_to_agent_oracle_home> "CLUSTER_NODES={<comma-separated_list_of_other_nodes>}"

    例(5つのノードからなるクラスタの残りのノードがnode2、node3、node4およびnode5の場合):

    ./runInstaller -updateNodeList ORACLE_HOME=</u01/app/Oracle/Middleware/agent11g> "CLUSTER_NODES=<node2, node3, node4, node5>"


    注意:

    Microsoft Windowsの場合は、setup.exeを起動してください。

共有Oracle Management Agentの削除

共有管理エージェント(共有エージェント)、すなわち既存の管理エージェント(マスター・エージェント)の共有Oracleホームを使用してインストールされた管理エージェントを削除するには、管理エージェント(共有エージェント)のOracleホームから次のコマンドを実行します。インベントリ・ポインタが中央インベントリであれば、このコマンドで-InvPtrLocを指定する必要はありません。

<ORACLE_HOME>sysman/install/nfs_agent_deinstall -EMStateDir <EMSTATE_Directory_Location> [ -InvPtrLoc <Inventory pointer location> ]

削除後

Oracleホームを削除した後は、「削除後」に示されている手順に従ってください。