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Oracle Enterprise Manager Grid Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド
11gリリース1(11.1.0.1.0)
B61023-01
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33 Enterprise Manager Grid Controlの使用

この章では、Enterprise Manager Grid Controlの使用を開始する方法について説明します。特に、次の内容について説明します。

Enterprise Manager Grid Controlへのアクセス

Enterprise Manager Grid Controlには、次のURLを使用してアクセスできます。

http://<oms_hostname>.<domain>:<port>/em

通信を保護した場合は、HTTPSプロトコルを使用します。デフォルトのアップロード・ポートおよびコンソール・ポートの詳細は、「インストールに使用されるポート」を参照してください。

ログイン

ログインは、インストール時に指定したパスワードとともに作成されたデフォルトのスーパー管理者アカウントのSYSMANを使用して行うことができます。

ライセンスの有効化または無効化

Enterprise Manager Grid Controlの使用を開始する前に、まず、オラクル社とのライセンス契約に基づいてアクセス・レベルを設定する必要があります。これを行うには、スーパー管理者アカウント(SYSMANなど)を使用して、次の手順を実行します。

  1. SYSMANを使用してログインした後、Grid Controlで「設定」「Management Packのアクセス権」の順にクリックします。

  2. 「Management Packのアクセス権」ページの「表示オプション」セクションから、「ライセンス供与可能ターゲット」を選択します。

  3. 「パック・アクセス」で、「パック・ベースのバッチの更新」を選択します。

  4. パックを有効化する場合は、「使用可能なバッチ」選択ペインで次のようにします。

    1. 「タイプ」リストから、「すべてのライセンス供与可能ターゲット」を選択します。

    2. 選択ペインから、有効化するパックを選択します。

    3. 「移動」をクリックします。

    4. 「アクセス」で、「有効化」を選択します。

    5. 「適用」をクリックします。

  5. パックを無効化する場合は、「選択済バッチ」選択ペインで次のようにします。

    1. 無効化するパックを選択します。

    2. 「削除」をクリックします。

    3. 「アクセス」で、「無効化」を選択します。

    4. 「適用」をクリックします。


    注意:

    パックが無効になると、選択したパックに関連付けられている機能は、Enterprise Manager Grid Controlにより管理されているいずれのターゲットに対しても使用できなくなります。

オンライン・ヘルプへのアクセス

Enterprise Manager Grid Controlのほぼすべてのページに、オンライン・ヘルプのトピックが関連付けられています。ページの詳細、またはページに公開されている特定の機能でサポートされているユースケースの詳細は、その画面で「ヘルプ」をクリックすると表示されます。