MySQL 8.0 リファレンスマニュアル MySQL NDB Cluster 8.0 を含む

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5.1.7 サーバーコマンドオプション

mysqld サーバーを起動するときに、セクション4.2.2「プログラムオプションの指定」に記載されているいずれかの方法で、プログラムオプションを指定できます。 もっとも一般的な方法は、オプションファイルまたはコマンド行でオプションを提供するやり方です。 ただし、ほとんどの場合では、サーバーが毎回実行するときサーバーが必ず同じオプションを使用します。 これを確実に行う最適な方法は、オプションファイルにオプションを一覧表示することです。 セクション4.2.2.2「オプションファイルの使用」を参照してください。 このセクションではオプションファイルの形式および構文についても説明します。

mysqld[mysqld] および [server] グループからオプションを読み取ります。mysqld_safe[mysqld][server][mysqld_safe]、および [safe_mysqld] グループからオプションを読み取ります。mysql.server[mysqld] および [mysql.server] グループからオプションを読み取ります。

mysqld には多くのコマンドオプションがあります。 簡単なサマリーを表示するには、次のコマンドを実行します:

mysqld --help

完全なリストを表示するには、次のコマンドを使用します:

mysqld --verbose --help

リスト内の一部の項目は、実際にはサーバーの起動時に設定できるシステム変数です。 これらは、SHOW VARIABLES ステートメントを使用して実行時に表示できます。 前述の mysqld コマンドで表示される一部の項目は、SHOW VARIABLES 出力には表示されません。これは、これらがシステム変数ではなくオプションであるためです。

次に、もっとも一般的なサーバーオプションの一部を示します。 その他のオプションは、ほかのセクションに記載されています。

一部のオプションはバッファーまたはキャッシュのサイズを制御します。 所定のバッファーについて、サーバーは内部データ構造を割り当てる必要がある場合もあります。 これらの構造は、バッファーに割り当てられた合計メモリーから割り当てられ、必要なスペースの量はプラットフォームに依存することがあります。 つまり、バッファーサイズを制御するオプションに値を割り当てたとき、実際に使用可能なスペースの量が、割り当てられた値と異なる場合もあることを意味します。 一部の場合では、この量は割り当てられた値より少ないこともあります。 サーバーが値を上方に調整することもできます。 たとえば、最小値が 1024 のオプションに値 0 を割り当てると、サーバーは値を 1024 に設定します。

バッファーサイズ、長さ、およびスタックサイズの値は、別途指定しないかぎりバイト単位で指定されます。

一部のオプションはファイル名の値を取ります。 別途指定しないかぎり、値が相対パス名であれば、デフォルトのファイルの場所はデータディレクトリです。 場所を明示的に指定するには、絶対パス名を使用します。 たとえばデータディレクトリが /var/mysql/data だとします。 相対パス名としてファイル値オプションを指定すると、/var/mysql/data の下に配置されます。 値が絶対パス名である場合、その場所はパス名によって指定されます。

オプションとして変数名を使用して、サーバーの起動時にサーバーシステム変数の値を設定することもできます。 サーバーシステム変数に値を割り当てるには、--var_name=value という形式のオプションを使用します。 たとえば、--sort_buffer_size=384Msort_buffer_size 変数を 384MB の値に設定します。

変数に値を割り当てると、特定の範囲内にとどまるように MySQL によって値が自動的に修正されたり、特定の値のみが許可されている場合は最も近い許容値に値が調整されたりすることがあります。

SET ステートメントを使用してシステム変数を実行時に設定できる最大値を制限するには、サーバー起動時に --maximum-var_name=value 形式のオプションを使用して、この最大値を指定します。

ほとんどのシステム変数の値は、SET ステートメントを使用して実行時に変更できます。 セクション13.7.6.1「変数代入の SET 構文」を参照してください。

セクション5.1.8「サーバーシステム変数」 では、すべての変数についての詳細な説明と、サーバーの起動時および実行時にそれらを設定するための追加情報を提供します。 システム変数の変更の詳細は、セクション5.1.1「サーバーの構成」 を参照してください。