Oracle Application Server管理の新機能
ここでは、Oracle Application Server 10gリリース3(10.1.3.1.0)の新しい管理機能と変更された管理機能を紹介します。ここで紹介する内容の多くは、Oracle Application Server 10gリリース1(9.0.4)、10gリリース2(10.1.2)および10gリリース3(10.1.3.0.0)を含む、以前のリリースのOracle Application Serverの管理を担当していたユーザーに役立ちます。
10gリリース3(10.1.3.1.0)の新機能
Oracle Application Server 10gリリース3(10.1.3.1.0)の新しい管理機能は次のとおりです。
- サービス指向アーキテクチャ(SOA)コンポーネントの管理。SOAコンポーネントには、次のものがあります。
- Oracle Enterprise Service Bus。第1.5.6項を参照してください。
- Oracle BPEL Process Manager。第1.5.7項を参照してください。
- Oracle Business Activity Monitoring。第1.5.8項を参照してください。
- Oracle Web Services Manager。第1.5.9項を参照してください。
- OC4J Java Single Sign-On(Java SSO)のサポート。Java SSOは、OC4Jに付属する軽量化されたシングル・サインオン・ソリューションです。第6.5項を参照してください。
- グループの作成および各OC4Jインスタンスへのグループ指定のサポート。第2.3.3.2項を参照してください。
- Application Server Controlの新機能は次のとおりです。
- Application Server ControlコンソールからOC4Jインスタンスを作成および削除する機能。第6.1.1項および第6.1.2項を参照してください。
- Application Server Controlコンソールからグループを作成および削除する機能。第2.3.3.2項および第6.2.3項を参照してください。
- Oracle Application Serverクラスタ・トポロジのコンポーネントによって現在使用中のポートがすべて要約表示される、新しい「ランタイム・ポート」ページ。第2.3.3項および第4章を参照してください。
- アプリケーション・サーバー、OC4Jインスタンスおよびデプロイ済アプリケーションに割り当てたルーティングIDを表示および変更できる、新しい「ルーティングID」ページ。第2.3.3項を参照してください。
- クラスタ・トポロジのメンバーおよびプロパティの構成に使用できる、新しい「トポロジ・ネットワーク構成」ページ。第6.2項を参照してください。