Oracle BPEL Controlは、BPELプロセスのライフサイクルを管理するためのブラウザ・ベースのツールです。このツールを使用して現在実行されているBPELプロセスを表示し、処理が正常に実行されたかどうかを判断し、問題をOracle BPEL Process Managerで修正します。
Oracle BPEL Controlは、プロセスを本番モードで実行できる状態になった時期を判断する際も役に立ちます。たとえば、バージョン1.0のBPELプロセスをコンパイルしてデプロイし、その後、新規バージョン2.0のBPELプロセスをコンパイルしてデプロイしたとします。BPELプロセスのテストおよび検証を実行した後、Oracle BPEL Controlを使用して、いずれかのバージョンをデフォルトとしてマークできます。その結果、新規インスタンスはデフォルト・バージョンの定義を使用して開始されます。
この章では、次のことを理解できます。
デプロイ済、実行中および完了済プロセスの監視方法
プロセス・ライフサイクルの管理およびプロセスの開始方法
プロセス・インスタンスの監視方法
プロセス・アクティビティの監視方法
ドメインの変更方法