Oracle Application Server 管理者ガイド 10gリリース3(10.1.3.2.0) E05047-01 |
|
この章では、OracleAS Recovery Managerの使用時に発生する場合がある一般的な障害と、その解決方法について説明します。この章は、次の項で構成されています。
この項では、一般的な障害と解決策について説明します。この項の項目は次のとおりです。
restore_config
操作によって、ファイルが見つからないことを示すメッセージが生成されます。
restore_config操作時に、ファイルが見つからないことを示すメッセージを受信しました。次に例を示します。
Could not copy file C:¥Product¥OracleAS¥Devkit_1129/testdir/ to C:¥Product¥OracleAS¥Devkit_1129¥backup_restore¥cfg_bkp/2006-12-01_03-26-22.
restore_config
操作時には、構成の一時バックアップが作成されます。これにより、リストアに失敗した場合に、この一時バックアップをリストアしてインスタンスをリストア前と同じ状態に戻せます。
リストア操作の前に一部のファイル(config_misc_files.inpに指定されているファイルとディレクトリを含む)が削除されている場合は、一時バックアップ時に、特定のファイルが見つからないことを示すメッセージが表示されます。見つからないファイルはrestore_config
操作の一環としてリストアされるため、このエラーまたは警告メッセージは無視できます。
opmn.xmlファイルの消失または破損により操作に失敗しました。
opmn.xmlファイルの消失または破損により次のエラーが発生します。
ADMN-906025 Base Exception: The exception, 100999, occurred at Oracle Application Server instance "J2EE_1123.stad.oracle.com"
次の手順に従って、opmn.xmlファイルをリストアします。
bkp_restore.bat -m restore_config -t timestamp
bkp_restore.bat -m restore_config -t timestamp
backup_instance_cold
、backup_instance_cold_incr
およびrestore_instance
操作時にopmnctl stopall
コマンドを使用してプロセスを停止すると、タイムアウトが発生する場合があります。
サーバー・インスタンスのバックアップやリストアなどの一部の操作では、opmnctl stopall
コマンドを使用してプロセスを停止すると、タイムアウトが発生する場合があります。この障害は、マシンへの負荷が高いか、プロセスの停止に時間がかかっているときに発生する場合があります。この状況では、次のようなエラー・メッセージが表示されます。
Oracle Application Server instance backup failed. Stopping all opmn managed processes ... Failure : backup_instance_cold_incr failed Unable to stop opmn managed processes !!!
opmnctl stopall
を再度実行すると、この障害は解決されます。
|
Copyright © 2002, 2007, Oracle. All Rights Reserved. |
|