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Oracle Business Activity Monitoring Active Studioユーザーズ・ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31880-01
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7 プロンプトおよびパラメータの使用

この章では、プロンプトとパラメータの使用について説明します。

この章のトピックは、次のとおりです。

7.1 プロンプトおよびパラメータの概要

パラメータは、置換される値を示す変数に類似しています。 プロンプトは、ユーザーがパラメータ値を指定できるように、レポートが開く前に表示されるダイアログ・ボックスです。ユーザーがレポートを表示したときに表示されるプロンプトを作成できます。そのユーザーは、プロンプトのダイアログ・ボックスで値を指定する必要があります。この値は、レポート内のデータ表示を制限したり、カスタマイズするために使用されます。また、値を含むパラメータを作成することもできます。レポートが実行されても、ユーザーにはパラメータは表示されません。

レポートでのプロンプトおよびパラメータの適用は、フィルタでこれらを使用して行う必要があります。プロンプトおよびパラメータの作成は、「Report Properties」ダイアログ・ボックスからか、またはフィルタの作成時に行うことができます。 「Report Properties」ダイアログ・ボックスの「Prompts and Parameters」ページには、レポート全体のプロンプトおよびパラメータの両方を管理、編集および削除する方法がまとめて提供されています。

プロンプトまたはパラメータを含むレポートには、アラートを作成できません。レポートにプロンプトまたはパラメータを追加すると、レポートにアラートを保持できなくなります。アラートは無効になり、起動できなくなります。

7.2 パラメータの作成

パラメータの作成は、「Change Report Properties」ダイアログ・ボックスか、または値を指定するときにフィルタで行うことができます。「Change Report Properties」ダイアログ・ボックスでパラメータを作成しても、フィルタで使用されるまでは、レポートではアクティブになりません。パラメータは、ユーザーに対して値を指定するように求めません。レポート設計者が、パラメータの値を指定します。

新しいパラメータを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「New」をクリックします。

    「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. パラメータの名前を入力します。

  4. 「Parameter Type」リストから、値のデータ型を選択します。

  5. パラメータの説明を入力します。これは、パラメータの編集時にのみ表示されます。

  6. 「Use one of the values below (parameter)」をクリックします。

  7. パラメータで使用する値を選択するか、新しい値を空のフィールドに入力します。

  8. 「OK」をクリックします。

    パラメータが作成されます。

7.3 カスタム・パラメータの作成

カスタム・パラメータは、アクション・ボタン用の特別なパラメータで、Oracle Business Activity Monitoringインストールのすべてのレポートで使用できます。 カスタム・パラメータを作成するには、Custom Parametersデータ・オブジェクトをArchitect Webアプリケーションで編集する必要があります。

カスタム・パラメータを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Architect Webアプリケーションを開き、リストから「Data Objects」を選択します。

  2. Data Objects/System/Custom ParametersフォルダにあるCustom Parametersデータ・オブジェクトを選択します。

  3. 「Contents」をクリックします。

  4. 「Edit Contents」をクリックします。

  5. 「Add」をクリックします。

  6. カスタム・パラメータの名前を入力します。 この名前が、アクション・ボタン用に使用可能なプロンプトとパラメータのリストに表示されることになります。

  7. カスタム・パラメータの値を入力します。

  8. カスタム・パラメータの簡単な説明を入力します。

  9. 「Save」をクリックします。

7.4 プロンプトの作成

ユーザーがテキスト・フィールドの値を入力するか、またはリストから1つ以上の値を選択する必要があるプロンプトを作成できます。

プロンプトの作成は、「Change Report Properties」ダイアログ・ボックスか、または値を指定するときにフィルタで行うことができます。「Change Report Properties」ダイアログ・ボックスでプロンプトを作成しても、フィルタで使用されるまでは、レポートではアクティブになりません。

新しいプロンプトを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「New」をクリックします。

    「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. プロンプトの名前を入力します。

  4. 「Parameter Type」リストから、値のデータ型を選択します。

  5. プロンプトの説明を入力します。これは、ユーザーに対するプロンプト・メッセージには表示されません。

  6. 「Prompt the user to specify a value」を選択します。

  7. 「Next」をクリックします。

    ダイアログ・ボックスの「User Input Type」ページが表示されます。

  8. ユーザー入力のタイプを選択します。

    • Type in: ユーザーが値を入力する必要があるフィールドを作成します。

    • Choose from a list of field values: ユーザーが選択する必要がある選択肢のリストを作成します。

  9. プロンプト・メッセージに表示するテキストを、「Prompt message text」フィールドに入力します。 1つ前の手順で「Choose from a list of field values」を選択した場合は、このテキストがビューのリストの隣に表示されます。

  10. 「Next」をクリックします。

  11. 入力の定義を構成します。

    前の画面でユーザー入力のタイプとして「Type in」を選択した場合は、次の手順を実行します。

    1. デフォルト値として表示できる値を「ALL」または「NULL」から選択します。

    2. 「User can leave value blank」を選択して、このオプションを許可します。

      「Type in」プロンプトを使用している場合、ユーザーは次のように入力して、すべて、NULLまたは空白の値を指定できます。

      • _ALL_: すべての値を戻します。

      • _NULL_: NULL値を戻します。

      • _BLANK_: 空白値を戻します。

    3. 「Next」をクリックします。

    前の画面でユーザー入力のタイプとして「Choose from a list of field values」を選択した場合は、次の手順を実行します。

    1. 値を得るデータ・オブジェクトを選択します。

      「Change」をクリックして、データ・オブジェクトを選択します。 そのデータ・オブジェクトのフィールドによって、「Field」リストの値が移入されます。

    2. 「Field」リストからフィールドを選択します。 そのフィールド内の値が「Value」リストに移入されます。

    3. リストから除外する値がある場合は、「Choose values」を選択します。 次に、プロンプトに表示する値を選択します。

    4. 値を選択し「Default Value」クリックして、レポートが開くときの開始値を指定します。 デフォルト値の隣には、青色の矢印が表示されます。

    5. 「ALL」「NULL」または「BLANK」を選択して、これらの値のいずれかをリストに追加します。

    6. 「User can leave value unselected」または「User can select multiple values」を選択して、これらのオプションを有効にします。

    7. 「Next」をクリックします。

    ダイアログ・ボックスの「Summary」ページが表示されます。

  12. 選択内容を確認して「Preview」をクリックし、作成したプロンプトを表示します。

    作成した「Prompts」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  13. 「OK」をクリックして、「Prompts」ダイアログ・ボックスを閉じます。

  14. 「OK」をクリックして、「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    プロンプトが「Prompts and Parameters」リストに表示されます。 デフォルト値が選択されていないかぎり、このレポートが表示される前に、プロンプトのダイアログ・ボックスが表示され、ユーザーの入力を待機します。

7.5 プロンプトおよびパラメータでの作業

この項のトピックは、次のとおりです。

プロンプトおよびパラメータでの作業は、「Report Properties」ダイアログ・ボックスから行うことができます。このダイアログ・ボックスから作成および編集されたプロンプトおよびパラメータは、レポートのすべてのビューに属します。これらをアクティブにするには、ビュー・レベルでフィルタに適用する必要があります。「Report Properties」ダイアログ・ボックスからプロンプトおよびパラメータを管理すると、複数の領域のビューに適用される変更を1回で行うことができます。

7.5.1 プロンプトおよびパラメータの作成

プロンプトおよびパラメータを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 作成中または編集中のレポートで、「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。「Prompts and Parameters」タブが選択されます。

  2. 「New」をクリックします。

    「Prompt and Parameter」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    プロンプトの作成については、「プロンプトの作成」を参照してください。

    パラメータの作成については、「パラメータの作成」を参照してください。

プロンプトおよびパラメータが作成されると、これらは「Report Properties」ダイアログ・ボックスに名前で表示されます。データ型およびデフォルト値は、プロンプト名またはパラメータ名の横に表示されます。リスト内のプロンプトの配置を調整することで、表示されるプロンプトの順序を変更できます。パラメータの場合は、エンド・ユーザーによって表示されないため、「Arrange」ボタンおよび「Preview」ボタンは無効になっています。

7.5.2 プロンプトの順序の調整

プロンプトの順序を調整するには、次の手順を実行します。

  1. 「Report Properties」ダイアログ・ボックスでプロンプトを選択します。

  2. 調整するための矢印をクリックして、リスト内でプロンプトを上または下に移動します。

7.5.3 プロンプトのプレビュー

プロンプトをプレビューするには、次の手順を実行します。

  1. 「Report Properties」ダイアログ・ボックスでプロンプトを選択します。

  2. 「Preview」をクリックします。

    プロンプト・ダイアログ・ボックスが表示されます。

7.5.4 プロンプトおよびパラメータの編集

プロンプトまたはパラメータを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集するプロンプトまたはパラメータを選択します。

  2. 「Edit」をクリックします。

    指定されたフィールドを含む「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 必要に応じて変更を行い、「OK」をクリックします。

  4. このプロンプト値またはパラメータ値を使用する、レポート内のすべてのフィルタが更新されます。

7.5.5 プロンプトおよびパラメータの削除

プロンプトまたはパラメータを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するプロンプトまたはパラメータを選択します。

  2. 「Delete」をクリックします。

    プロンプトまたはパラメータが削除されます。 このプロンプトまたはパラメータを使用しているフィルタがレポートにあれば、そのフィルタもビューから削除されます。

7.5.6 プロンプトのカスケード

プロンプトをカスケードすると、他のプロンプトの入力に依存するプロンプトを作成できます。

プロンプトをカスケードするには、次の手順を実行します。

  1. プロンプトを選択し、「Cascade」をクリックします。

  2. プロンプトに関する説明を表示する必要がある場合は、プロンプト・メッセージ・テキストを入力します。

  3. チェック・ボックスを選択して、カスケードするプロンプトを選択します。

  4. 矢印ボタンを使用して、プロンプトの依存順序を調整します。

    カスケードの順序が適切に設定されていることを確認してください(最初のプロンプトはその次のプロンプトのスーパーセットで、次のプロンプトはその前のプロンプトのサブセットである必要があります)。 プロンプトの順序が正しくない場合、プロンプトは意図するとおりには機能しません。

  5. 「OK」をクリックします。 プロンプトの関係が、「Prompts and Parameters」タブに表示されます。

  6. 「OK」をクリックして「Report Properties」ダイアログ・ボックスを閉じます。

7.6 レポートURLでのパラメータの使用

レポートを表示するURLに、プロンプトおよびパラメータの値を指定できます。これは、ポータル・サイトのWebページ、電子メール内のリンクなど、個別のブラウザで使用できます。レポートを表示して「Copy Shortcut」をクリックすると、レポートのURLをコピーできます。その後で、プロンプトおよびパラメータの値を追加、削除または変更できます。

構文の内容は、次のとおりです。

複数のプロンプトまたはパラメータの値は、セミコロンで区切って任意の組合せとして定義できます。レポートに含まれるプロンプトがURLに定義されている値を保持していない場合、そのプロンプトはユーザーに表示され入力を求めます。

次の例は、プロンプトとパラメータを含むレポートに使用される構文を示しています。

http://host/oraclebam/3091/ActiveViewer/default.aspx?State=Start&Event=Initialize& NoWindow=True&ReportDef=1364&Buttons=False&ReportParameters=(BrandPrompt=(Fuji); StateParam=(California);)

プロンプトまたはパラメータを、すべて、NULLまたは空白に設定するには、値を表す次の構文を使用する必要があります。

7.7 他のビューからのプロンプトおよびパラメータのドライブ

この項のトピックは、次のとおりです。

あるビューで選択操作を行い、別のビューを変更することをドライブと呼びます。 ドライブ処理では、あるビューでの選択内容を使用して、別のビューのプロンプトまたはパラメータをドライブできます。 たとえば、リスト・ビューの列を使用して棒グラフ・ビューをドライブし、リスト内のデータのサブセットをグラフで表示できます。

ビューをドライブするには、プロンプトまたはパラメータがフィルタで使用されている必要があります。 また、ドライブを正しく動作させるには、ドリルを無効にしておく必要があります。 ドリルは、ドライブより優先されます。

他のビューをドライブするビュー(ドライバ)に、プロンプトやパラメータを含める必要はありませんが、なんらかの設定は必要です。

ドライブ機能は、すべてのリスト・ビューおよびクロス集計ビューで使用可能です。

7.7.1 ドライブの構成

ドライブを構成するには、次の手順を実行します。

  1. パラメータまたはプロンプトを作成し、ターゲット・グラフのフィルタで使用します。

  2. ドライバ・ビューを編集します。

    ビュー・エディタで「Properties」ボタンをクリックします。 ビュー・エディタを表示するには、編集するビューをダブルクリックするか、または「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックします。

  3. 「Driving」タブを選択します。

  4. 手順1で作成したプロンプトまたはパラメータを、データの任意の列に対して選択します。そのデータが、プロンプトまたはパラメータをフィルタで使用するビューをドライブするために使用されます。

  5. ドライブを複数の値に対して有効にするには、「Turn Multi-select On」チェック・ボックスを選択します。

    Multi-selectによって、1つの列の中の複数の値を選択できます。 Multi-selectは、ドライブされるビューに、複数の値に対応したプロンプトが構成されている場合にのみ正しく動作します。

  6. 「Apply」または「OK」をクリックします。

7.7.2 ドライブの例

次に、リスト・ビューからグラフをドライブする例を示します。 この例では、Call Centerデータ・オブジェクトを使用しています。

手順1: ストリーミング・リスト・ビューおよび3D棒グラフ・ビューがあるレポートの作成

  1. Active Studioで、「Home」「My Reports」または「Shared Reports」タブを選択します。

  2. 「Create a New Report」をクリックします。

  3. ビュー領域が2つあるタイル表示テンプレートを選択します。

  4. 上位のビュー領域で、ストリーミング・リスト・ビューを選択します。

    ビュー・エディタが開きます。

  5. ビュー・エディタで、Samplesフォルダを開いて、Call Centerデータ・オブジェクトを選択します。

  6. 「Next」をクリックします。

  7. 「Data Fields」選択画面で、すべてのフィールドを選択し、「Next」をクリックします。

  8. 「Finish」をクリックします。

  9. 下のビュー領域で、3D棒グラフ・ビューを選択します。

    ビュー・エディタが開きます。

  10. ビュー・エディタで、Samplesフォルダを開いて、Call Centerデータ・オブジェクトを選択します。

  11. 「Next」をクリックします。

  12. 「Group By」リスト内の「Description」を選択します。

  13. 「Chart Values」リスト内の「Quantity」を選択します。

  14. 「Summary Function」リスト内の「Sum」が選択されていることを確認します。

  15. 「Next」をクリックし、「Finish」をクリックします。

手順2: 3D棒グラフ・ビューでのプロンプト付きフィルタの作成

  1. レポートで、3D棒グラフ・ビューを選択し、「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックします。

    ビュー・エディタが開きます。

  2. 「Filter」タブを選択します。

  3. 「add new entry」をクリックします。

  4. 「field」リストからSalespersonを選択します。

  5. 「Comparison」リストから「is equal to」を選択します。

  6. 「Value」を選択します。

  7. 「Options」をクリックし、「*New Parameter/Prompt」を選択します。

    「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスが開きます。

  8. 「Name」フィールドにSalespersonと入力し、「Next」をクリックします。

  9. 「Prompt message text」ボックスにSelect a salespersonと入力し、「Next」をクリックします。

  10. 「Field」リストからSalespersonを選択します。

  11. 「ALL」チェック・ボックスを選択します。

  12. 「Values」リスト内の「ALL」を選択し、「Default Value」をクリックします。

    リスト内の「ALL」値の横に矢印が表示されます。

  13. 「User can select multiple values」を選択し、「Next」をクリックします。

  14. 「OK」をクリックします。

    「Prompt and Parameter Creation and Edit」ダイアログ・ボックスが閉じて、「Value」フィールドにプロンプト式が表示されます。

  15. 「Filter」タブで「add entry」をクリックします。

  16. ビュー・エディタ「OK」をクリックします。

    「Prompts」ダイアログ・ボックスが開きます。

  17. 「OK」をクリックします。

    データ・オブジェクト内のすべての営業担当者が販売した各製品の数量明細が3D棒グラフに表示されます。

手順3: ストリーミング・リスト・ビューでのドライブ機能の構成

  1. レポートで、ストリーミング・リスト・ビューを選択し、「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックします。

    ビュー・エディタが開きます。

  2. ビュー・エディタで「Properties」アイコンをクリックします。

  3. 「Driving」タブを選択します。

  4. 「Map Fields to Prompts/Parameters」リストで、Salespersonの横のリストから「Salesperson」を選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

    ビュー・エディタが閉じます。

手順4: レポートの保存とドライブ機能のテスト

  1. 「Actions」リスト内の「Save Report」をクリックします。

    「Save a Report」ダイアログ・ボックスが開きます。

  2. レポートの名前と場所を選択し、「OK」をクリックします。

  3. 「Actions」リスト内の「View」をクリックします。

    プロンプト・ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. 「OK」をクリックします。

  5. レポートのロード時に、ストリーミング・リスト・ビューの「Salesperson」列から「Sue」を選択します。

    どの営業担当者を選択したかわかるように、選択した行のテキストの色が変わります。 棒グラフ・ビューの棒が変化して、Sueが販売した各製品の数量明細が表示されます。

手順5: Multi-selectの構成

Multi-selectを利用すると、リスト内の複数行を選択して、グラフをドライブできます。 Multi-selectは、ユーザーが複数の値を選択することを許可するようにプロンプトが構成してある場合(「手順2: 3D棒グラフ・ビューでのプロンプト付きフィルタの作成」を参照)にのみ正しく機能します。

  1. ストリーミング・リスト・ビューを編集します。

  2. ビュー・エディタで「Driving」タブを選択します。

  3. 「Turn Multi-select On」を選択し、「OK」をクリックします。

  4. レポートを保存して表示します。

  5. レポートのロード時に、ストリーミング・リスト・ビューの「Salesperson」列から「Sue」を選択します。

    どの営業担当者を選択したかわかるように、選択した行のテキストの色が変わります。

  6. ストリーミング・リスト・ビューの「Salesperson」列から「Mary」を選択します。

    Sueの行のテキストに色が付いていますが、Maryの行のテキストにも色が付けられます。 3D棒グラフに、SueとMaryの2人が販売した各製品の数量明細が表示されます。

  7. ストリーミング・リスト・ビューの「Salesperson」列から「Mary」を再度選択します。 テキストの色が反転し、3D棒グラフにはSueの売上のみが表示されます。