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Oracle Business Activity Monitoring Active Studioユーザーズ・ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31880-01
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2 レポートの使用

この章では、レポートの概要と、そのレポートでの作業方法について説明します。

この章のトピックは、次のとおりです。

2.1 レポートでの作業

レポートを作成して他のユーザーと共有することができます。レポートを設計する場合は、様々なテンプレート・レイアウトから選択できます。1つのレポートに2つ以上のビューを含めることができます。レポートの作成には、データ・ソースの選択、データ・フィールドの選択、ソート、フィルタ、情報の書式設定なども含まれます。レポートには、Point-in-Timeまたはリアルタイムの情報を表示できます。リアルタイムの情報では、データ変更後2秒から10秒以内に表示が更新されます。

レポートの作成後、特定のレポートに関連したデータを監視するアラート・ルールの作成およびユーザーへのアラートの送信を行うことができます。 Active Viewerユーザーにアラートを送信すると、それらのユーザーのレポートが表示されます。

2.2 レポートの表示

この項のトピックは、次のとおりです。

レポートは、「Home」、「My Reports」または「Shared Reports」タブから表示できます。レポート情報のロード時にインジケータを表示するかどうかを指定できます。

「Home」タブにレポートを表示するには、次の手順を実行します。

「Recent」リストまたは「New」リスト内のレポートの名前をクリックします。

作業領域にレポートが表示されます。

「My Reports」または「Shared Reports」タブからレポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. レポートが保存されているタブの名前をクリックします。たとえば、「My Reports」タブです。

  2. 表示するレポートをクリックします。

  3. 「Actions」リスト内の「View」をクリックします。

    作業領域にレポートが表示されます。

レポートを閉じるには、「Actions」リスト内の「Close」をクリックするか、または別のタブをクリックします。

「My Reports」および「Shared Reports」タブでは、「Report Name」、「Last Modified」または「Owner」ヘッダーをクリックしてレポート・リストをソートできます。

2.2.1 プロンプト

プロンプトが含まれているレポートでは、結果をレポートに表示する前に、ユーザーの入力が必要なダイアログ・ボックスが表示されます。

プロンプト・ダイアログ・ボックスが表示された場合は、プロンプトに値を指定して「OK」をクリックします。プロンプトに指定した値を使用して、レポートが表示されます。

図2-1 「Prompt」ダイアログ・ボックス

「Prompts」ダイアログ・ボックス
「図2-1 「Prompts」ダイアログ・ボックス」の説明

ツールバーの「Reprompt」ボタンをクリックして、ダイアログ・ボックスを再度表示し、別のレポート結果を表示できます。

図2-2 「Reprompt」ボタン

「Reprompt」ボタン
「図2-2 「Reprompt」ボタン」の説明

2.2.2 アクティブ・データ

レポートの表示時、レポート内のアクティブ・データの表示を一時停止することができます。高速で更新されるレポートの場合、アクティブ・データのロードを続行する前に、現在のデータのビューの表示を一時停止できます。

アクティブ・データの表示を停止するには、次の手順を実行します。

  • 表示しているレポートで、ツールバーの「Pause」をクリックします。

アクティブ・データが一時停止され、「Pause」ボタンが「Play」ボタンに変わります。

アクティブ・データの表示を再開するには、次の手順を実行します。

  • ツールバーの「Play」をクリックします。

アクティブ・データが表示され、「Play」ボタンが「Pause」ボタンに戻ります。

2.3 タイル表示レポートの作成

レポートは、「Home」、「My Reports」または「Shared Reports」タブのいずれかから作成できます。次に、レポートの作成手順の概要を示します。

  1. 「Create a New Report」をクリックします。 このボタンは、「Home」、「My Reports」または「Shared Reports」タブに表示されます。 「Create a new report」ツールバー・アイコンを使用しても、新しいレポートを作成できます。

  2. レポート・テンプレートを選択します。タイル表示レポート・テンプレートには、単一または複数のビューのレイアウトが含まれています。コラム・レポート・テンプレートは、複数のページに渡る連続したレポート・ビューで、固有の書式設定オプションが含まれています。

  3. テンプレート内の各領域のビュー・タイプを選択します。ビュー・タイプには、ストリーミング・リスト、更新リスト、棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、組合せグラフ、コラム・レポート、KPI、クロス集計、スプレッドシートなどがあります。

  4. データ・オブジェクトを選択します。ビュー・エディタでは、データ・オブジェクト、フィールドなどのオプションの選択がウィザード形式で説明されます。

  5. ビューの書式設定プロパティを定義します。書式設定オプションは、選択したビュー・タイプによって異なります。たとえば、リストの場合は、テキストおよび背景の色を書式設定できますが、矢印の場合は、書式設定するテキストがないため、矢印のレイアウト用のフィールドのみを選択します。

レポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「Create a New Report」をクリックします。

    レイアウト・テンプレートが表示されます。 タイル表示テンプレートには、1ページに複数のビューのレイアウトが表示されています。

  2. テンプレートを選択します。 タイル表示レイアウトを選択するか、または「Columnar Report」テンプレートを選択して、複数のページが連続した形式のコラム・レポートを作成します。

    各テンプレート領域に、ビュー・タイプのグループが表示されます。ビュー・タイプには、グラフ、リスト、KPI、クロス集計、スプレッドシートなどがあります。

  3. ビュー・タイプを選択します。

    ビューおよびビュー・エディタのプレースホルダ・イメージが表示されます。これは、データによっては数分かかる場合があります。

  4. データ・オブジェクトを選択します。データ・オブジェクトは、レポートのデータのソースです。 データ・オブジェクトは、Architectを使用して作成され、Architectのユーザーごとにフォルダに整理されます。

  5. 「Next」をクリックします。

  6. 選択したビューに応じて、次のいずれかの操作を実行してフィールドを選択します。

    • リスト用のフィールドの選択

      リスト・ビューの場合、フィールドを選択するには、フィールド・チェック・ボックスを選択します。 すべてのチェック・ボックスを選択解除するには、「select none」をクリックします。 このリンクは、再度すべてのフィールドを選択できるように「select all」に変わります。データ・オブジェクトに10個以下のフィールドが含まれている場合、それらのフィールドは、自動的に「Data Fields」リストに選択されます。フィールド数が10個を超えている場合は、手動でフィールドを選択する必要があります。

    • グラフ用のフィールドの選択

      グラフ・ビューの場合は、「Group By」リスト内のフィールド・チェック・ボックスを選択します。 フィールドが数値(「Year」など)で、このフィールドに基づいて集計を実行する場合は、「Include Value Fields」をクリックしてこのフィールドを「Group By」リストに表示します。 「Chart Values」リストで、グラフに表示する値フィールドのチェック・ボックスを選択します。

    • KPI用のフィールドの選択

      矢印やゲージなどのKPIビューの場合は、データを表示するフィールドを各リストから選択します。 すべてのドロップダウン・リストのフィールドを選択する必要はありません。

    ビューの作成および書式設定の詳細は、第3章「ビューの使用」を参照してください。

  7. 「Next」をクリックします。

    追加オプションのリストが表示されます。いずれかのリンクをクリックして、データ修飾子または書式設定プロパティを追加できます。

  8. 「Finish」をクリックしてビューを表示します。

新しいレポートを終了する場合のタスクには、この他に、データの書式設定、複数のビューが含まれているテンプレートに対する前述の手順の繰返し、レポートの保存などがあります。

2.4 コラム・レポートの作成

この項のトピックは、次のとおりです。

コラム・レポートの作成には、タイル表示レポートの作成とは異なる特性があります。タイル表示レポートでは、1ページにデータの複数のビューが表示されます。コラム・レポートでは、複数ページが連続した形式のレポートが作成されます。「Columnar Report」テンプレートを選択すると、コラム・レポート・ビューも自動的に選択されます。また、複数ページの印刷はできませんが、タイル表示レポート・テンプレートとコラム・レポート・ビューを選択することもできます。

次に、レポートの作成手順の概要を示します。

  1. コラム・レポート・テンプレートの選択: タイル表示レポート・テンプレートには、単一または複数のビューのレイアウトが含まれています。コラム・レポート・テンプレートは、複数のページに渡る連続したレポート・ビューで、固有の書式設定オプションが含まれています。

  2. データ・オブジェクトの選択: ビュー・エディタでは、データ・オブジェクト、フィールドなどのオプションの選択がウィザード形式で説明されます。

  3. グループの追加

  4. 集計関数の追加

  5. ビューの書式設定プロパティの定義: コラム・レポート・ビューには、コラム・レポートに関連した追加オプションを含むテキスト書式設定が含まれています。

コラム・レポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「Create a New Report」をクリックします。

  2. 「Columnar Report」テンプレートを選択します。

    「Columnar Report」テンプレートを選択すると、コラム・レポート・ビューも自動的に選択されます。

    コラム・レポートおよびビュー・エディタのプレースホルダ・イメージが表示されます。これは、データによっては数分かかる場合があります。

  3. データ・オブジェクトを選択します。データ・オブジェクトによって、レポートのデータのソースが定義されます。 データ・オブジェクトは、Architectを使用して作成されます。

  4. 「Next」をクリックします。

  5. 対象とするデータ・フィールドを選択します。 フィールドを選択しない場合は、「select none」をクリックします。 このリンクは、再度すべてのフィールドを選択できるように「select all」に変わります。データ・オブジェクトに10個以下のフィールドが含まれている場合、それらのフィールドは、自動的に「Data Fields」リストに選択されます。フィールド数が10個を超えている場合は、手動でフィールドを選択する必要があります。

  6. 「Next」をクリックします。

    「Group」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  7. グループ化用のフィールドを選択し、「Next」をクリックします。

    「Summary」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  8. 集計関数用のフィールドを選択し、「Next」をクリックします。

    「More Options」リストが表示されます。いずれかのリンクをクリックして、フィルタや計算用フィールドの追加または書式設定プロパティの変更を行うことができます。

  9. 「Finish」をクリックします。

新しいレポートを終了する場合のタスクには、この他に、データの書式設定、複数のビューが含まれているテンプレートに対する前述の手順の繰返し、レポートの保存などがあります。

2.4.1 アイテムのグループ化

コラム・レポートでは、「Group」タブから、アイテムのグループ化、ソートの適用およびヘッダーとフッターの追加を実行できます。

レポートでアイテムをグループ化するには、次の手順を実行します。

  1. ビュー・エディタで「Data」アイコンをクリックします。 ビュー・エディタを表示するには、編集するビューをダブルクリックするか、または「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックします。

  2. 「Group」タブを選択します。

  3. 「Report Fields」リスト内のフィールドを選択します。 複数のフィールドを選択すると、一度に複数のフィールドを移動できます。

  4. 右矢印をクリックして「Report Groups」リストにフィールドを移動します。

  5. リストから、各フィールドの「Header」「Footer」または「Details」のいずれかを選択します。1つ以上のフィールドに「Detail」を選択する必要があります。

  6. 各フィールドのソート方向を変更する場合は、「Ascending」または「Descending」のソート方向を選択します。

  7. フィールドをリストの上位に移動するには、そのフィールドを選択してから上矢印をクリックします。下位に移動するには下矢印をクリックします。

  8. 「Report Groups」リストの各フィールドに対して、チェック・ボックスを選択して、グループ・ヘッダーとして表示するか、グループ・フッターとして表示するか、これらの両方として表示するかを指定します。

  9. 「Apply」または「OK」をクリックします。

2.4.2 集計関数の追加

コラム・レポートでは、「Summary」タブから、集計関数をレポート・フッターまたはグループ・フッターとして追加できます。

レポートで集計関数を追加するには、次の手順を実行します。

  1. ビュー・エディタで「Data」アイコンをクリックします。 ビュー・エディタを表示するには、編集するビューをダブルクリックするか、または「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックします。

  2. 「Summary」タブを選択します。

  3. 「Report Fields」リスト内のフィールドをクリックします。

  4. 「Summary Functions」リスト内の1つ以上の集計関数チェック・ボックスを選択します。

  5. これらのチェック・ボックスを選択すると、レポート・フッターまたはグループ・フッターに集計関数が表示されます。

    グループ・フッター・オプションは、「Group」タブでグループを作成した場合にのみ表示されます。

  6. 「Apply」または「OK」をクリックします。

2.4.3 コラム・レポートでの簡単な書式設定

ツールバーを使用して、ビュー・エディタを表示せずに、コラム・レポートの単一列に対してグループ化、ソート、およびサマリー作成を適用できます。

単一列に対して簡単に書式設定を適用するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のコラム・レポートで、列をクリックして選択します。

    列の境界線が強調表示されます。

  2. ツールバーのボタンをクリックして、その列に関数を適用します。

    ボタン関数には次のものがあります。

    • Group Sort and Value Suppress: グループを基準にソートします。重複した値は表示されません。

    • Value Suppress: 値の複数回重複表示が抑止されます。

    • Sort Ascending: 列が昇順でソートされます。

    • Sort Descending: 列が降順でソートされます。

    • Group: 列にグループ・ヘッダーおよびグループ・フッターが追加されます。

    • Aggregate: 列に「Sum」グループ・フッターおよびレポート・フッターが追加されます。

  3. これらの関数は、取り消すことができます。また、コラム・レポートは、「Edit view」をクリックした後、ビュー・エディタで「Data」ボタンをクリックして編集できます。

2.5 レポートの保存

新しく作成したレポートを保存するには、次の手順を実行します。

  1. 「Actions」リスト内の「Save Report」をクリックします。

    「Save Report」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. レポートに対して一意の名前を入力するか、またはデフォルトの名前をそのまま使用し、レポートを保存するフォルダを選択して「OK」をクリックします。

    「Save Report」ダイアログ・ボックスでは、「Create a new folder」をクリックしてフォルダを作成してからレポートを保存できます。

    レポートが保存されたことを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「OK」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、レポートに戻ります。

編集したレポートを保存するには、次の手順を実行します。

  1. 「Actions」リスト内の「Save Report」をクリックします。

    レポートが保存されたことを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「OK」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、レポートに戻ります。

編集したレポートを新規レポートとして保存するには、次の手順を実行します。

  1. 「Actions」リスト内の「Save Report As」をクリックします。

    「Save Report」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. レポートに対して一意の名前を入力するか、またはデフォルトの名前をそのまま使用し、レポートを保存するフォルダを選択して「OK」をクリックします。

    レポートが保存されたことを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「OK」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、レポートに戻ります。

オフラインでの表示用にレポートを保存するには、次の手順を実行します。

  1. 表示するレポートを開きます。

  2. 「Actions」リスト内の「Save Offline」を選択します。

    「File Download」ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. 「Save」をクリックします。

  4. レポートを保存する場所を選択します。

  5. 「Save」をクリックします。


注意:

オフラインで保存されたタイル表示レポートを印刷する場合、印刷されるのは表示されているデータのみです。 リスト・ビューの場合など、マルチページ・ビューの一部であるデータは、現在表示されていなければ印刷されません。 ただし、連続するコラム・レポートの場合は例外です。

2.6 レポートの名前変更

レポートの名前を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 名前を変更するレポートを選択します。

  2. 「Actions」リスト内の「Rename」をクリックします。

    「Rename」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. レポートの新しい名前を入力します。

  4. 「OK」をクリックします。

    新しい名前がレポート名として表示されます。

2.7 レポートの編集

この項のトピックは、次のとおりです。

所有しているレポートを編集できます。各ビューの書式設定オプションの編集、およびビュー・タイプの変更を行うことができます。他のユーザーと共有しているレポートは、それらが格納されているフォルダに対する作成権限を所有していないかぎり編集できません。

レポートを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集するレポートをクリックします。

  2. 編集するビューをクリックします。

    ビューに選択ハンドルが表示されます。

  3. 「Actions」リスト内の「Edit」をクリックします。

    作業領域にレポートが表示されます。

  4. 次のいずれかを実行できます。

    • 「View Tasks/Options」リスト内の「Edit view」をクリックしてビュー・エディタを表示します。ビュー・エディタには、「data functions」および「formatting properties」ダイアログ・ボックスが含まれています。ビュー・エディタは、レポート表示をダブルクリックして表示することもできます。

    • ビュー・タイプを変更するには、「View Tasks/Options」リスト内の「Change view type」をクリックします。可能な場合、ビューに対して以前選択したオプションが、新しいビュー・タイプに適用されます。

  5. レポートの編集の終了後、「Actions」リスト内の「Save Report」をクリックします。

編集時、次のボタンを使用してビュー・エディタを移動できます。

サイド・バーの同様のボタンを使用して、アクションのリストおよびガイド・テキストの移動または非表示を行ってActive Studioの作業領域をカスタマイズできます。

2.7.1 レポート・タイトルの追加

レポートの上部に表示するタイトルを追加できます。

レポートにタイトルを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートの上部にある「Click to add a report title」テキスト内をクリックします。

    テキストが、テキスト・カーソルに変わります。

  2. レポート・タイトルを入力します。

タイトルは、レポートとともに保存されます。レポート・タイトルを編集するには、タイトル・テキスト・フィールドをクリックして入力を行います。レポート・タイトルの書式設定は、「Report Properties」ダイアログ・ボックスで行うことができます。

レポートに複数のビューが含まれている場合は、各ビューに表示タイトルを追加することもできます。

2.7.2 レポート・タイトルの書式設定

レポート・タイトルの書式設定は、「Report Properties」ダイアログ・ボックスを使用して行うことができます。レポート・タイトルを追加してからテキストの書式設定を行う必要があります。

レポート・タイトルを書式設定するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、「Actions」リスト内の「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「Title」タブの「Font」リストで、フォント名をクリックします。

  3. 「Style」リストで、フォント・スタイルをクリックします。

  4. 「Size」リストで、フォント・サイズをクリックします。

  5. 色見本をクリックします。

    カラー・パレットが表示されます。

  6. パレットで新しい色をクリックします。

    色およびその色の16進数が表示されます。色は、このフィールドに16進数を入力するか、または貼り付けて指定することもできます。

  7. 効果を選択してテキストに適用するには、「underline」、「overline」または「line through」のチェック・ボックスを選択します。

  8. テキストでの大/小文字の区別(「capitalize the first letters」、「all uppercase letters」、「all lowercase letters」など)を選択します。

  9. 「Apply」または「OK」をクリックします。

2.7.3 レポートの背景の設定

レポートの背景の色とイメージを設定できます。 背景は、タイトル・バー、ビュー要素の背後の空白、およびビュー間の空白に表示されます。

レポートの背景の色を設定するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、「Actions」リスト内の「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「Background」タブで、レポートの背景用の現行の色見本をクリックします。

    カラー・パレットが表示されます。

  3. 新しい色を選択します。

    レポートの背景色用の色およびその色の16進数が表示されます。色は、このフィールドに16進数を入力するか、または貼り付けて指定することもできます。

  4. 「OK」をクリックします。

    新しい背景色がレポートに適用されます。

イメージを背景に使用するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、「Actions」リスト内の「Change Report Properties」をクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「Background」タブで、「Image」チェック・ボックスを選択し、「Browse」をクリックします。

    「File Upload」ダイアログ・ボックスが開きます。

  3. 「Browse」をクリックして、イメージを指定します。

  4. イメージ・ファイルを選択し、「Open」をクリックします。

  5. 「Upload」をクリックします。

  6. 「OK」をクリックして「File Upload」ダイアログ・ボックスを閉じます。

  7. 「OK」をクリックして「Report Properties」ダイアログ・ボックスを閉じます。

2.7.4 ビューのサイズ変更

レポート内のビューをサイズ変更できます。ビューは、大きく表示したり、レポートに別のビューを挿入するためのスペースを作るために小さく表示する必要がある場合があります。

レポート内のビューをサイズ変更するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、サイズ変更するビューを選択します。

    ビューに選択ハンドルが表示されます。

  2. ハンドルをクリックし、ビューをサイズ変更する方向にドラッグします。

    ビューがサイズ変更されます。選択ハンドルではなくビューの枠をドラッグして、サイズ変更せずにビューを移動することもできます。

2.7.5 ビューの挿入

レポートに追加のビューを挿入できます。レポート・テンプレートを選択した後、ビューの整列および追加を行うことができます。

レポートにビューを挿入するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、ツールバーの「Insert View」をクリックします。

    ビューが表示され、選択ハンドルがアクティブになります。

  2. 新しいビューを整列するには、次のいずれかを実行します。

    • ハンドルをクリックし、ビューをサイズ変更する方向にドラッグします。

    • 選択ハンドルではなくビューの枠をドラッグして、サイズ変更せずにビューを移動します。

    • ツールバーの「Send Backward」および「Bring Forward」をクリックして、重なっているビューを整列します。

2.7.6 ビューの削除

レポートからビューを削除できます。レポート内のビュー数を少なくした後、残っているビューのサイズを変更できます。

レポートからビューを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、削除するビューをクリックします。

    ビューに選択ハンドルが表示されます。

  2. ツールバーの「Delete View」をクリックします。

    ビューが削除されます。

2.7.7 ビュー・タイプの変更

レポートの編集、および特定のビュー用に選択したビュー・タイプの変更を行うことができます。たとえば、3つのビューが含まれているレポートがある場合に、新しいレポートを作成せずに、最初のビューをストリーミング・リストから更新順序リストに変更するとします。多くのビュー・タイプでは、変更を行った場合でも、すでに指定されているプロパティの大部分が保持されます。

レポートでビュー・タイプを変更するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、変更するビューをクリックします。

    ビューに選択ハンドルが表示されます。

  2. 「Actions」リスト内の「Change view type」をクリックします。

    ビュー・タイプ・アイコンが表示されます。

  3. 使用する新しいビュー・タイプをクリックします。

    古いビュー・タイプ用に選択したデータ・オブジェクトを使用してビューが表示されます。

  4. ビュー・エディタを表示して、新しいビュー・タイプに必要な他の書式設定を行います。

2.7.8 データ・オブジェクトの切替え

レポートの編集、および特定のビュー用に選択したデータ・オブジェクトの変更を行うことができます。選択する新しいデータ・オブジェクトには、選択していた元のデータ・オブジェクトと同様のフィールドは少なくとも含まれている必要があります。新しいデータ・オブジェクトには、追加のフィールドが含まれている場合があります。適用されないデータ・オブジェクトは無効になっています。新しいレポートを起動せずに完全に異なるデータ・オブジェクトを選択するには、このレポートに新しいビューを作成します。

ビュー内のデータ・オブジェクトを切り替えるには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、変更するビューをクリックします。

    ビューに選択ハンドルが表示されます。

  2. 「Actions」リスト内の「Edit view」をクリックします。

  3. 「Data Objects」タブをクリックします。

    データ・オブジェクトのリストが表示されます。元のデータ・オブジェクトに類似していないデータ・オブジェクトは無効になっています。

  4. 新しいビュー・タイプに対して、他にも必要な書式設定を行います。

  5. 「OK」または「Apply」をクリックします。

2.7.9 アクティブ・データの取得間隔の設定

データが大量かつ頻繁に変更されるアクティブ・データ・レポートを作成する場合は、各アクティブ・データの取得の前により多くのデータが累積されるように遅延時間を設定します。これによって、ユーザーがレポートを表示する場合の表示パフォーマンスが向上します。理想的な設定は、データの特性によって異なります。

レポートの表示がアクティブ・データと同じ速度では処理されておらず、クライアント・マシンのCPUが完全に使用されている場合、時間を少し増やすことによって、より多くのレコードを送信前に収集できるため、毎回送信されるレコードの数が多くなります。この短時間の遅延によって、表示パフォーマンスが向上します。

理想的な時間を判別するには、レポートの表示および最高の結果が得られる時間のテストを行う必要があります。この設定は、アクティブ・データが表示されるレポート内のすべてのビューに適用されます。

データ取得間隔を設定するには、次の手順を実行します。

  1. 編集中のレポートで、「Actions」リスト内の「Change Report Properties」テキストをクリックします。

    「Report Properties」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「Advanced」タブをクリックします。

  3. リフレッシュ間隔に、2分の1秒を表す500、2秒を表す2000などの数値(ミリ秒)を入力します。

  4. 「OK」をクリックして変更を保存し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

2.8 レポートの印刷

「My Reports」または「Shared Reports」タブから表示しているレポートを印刷できます。


注意:

リスト・ビューの一部の行が印刷されない場合もあります。 リスト・ビューが複数ページに分かれている場合は、選択されているページのみ印刷されます。 それぞれのページを選択して、別々に印刷する必要があります。

レポートを印刷するには、次の手順を実行します。

  1. 印刷するレポートをクリックします。

  2. 「Actions」リスト内の「View」をクリックします。

    「Actions」リストに「Print Preview」およびページ印刷の方向オプションが表示されます。

  3. ページ印刷の方向に対して「portrait」または「landscape」のいずれかを選択します。

  4. 「Actions」リスト内の「Print Preview」をクリックします。

    「Print Preview」ウィンドウが表示されます。

  5. 「Print」をクリックします。

    印刷設定用の「Print」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  6. レポートの送信先プリンタ、印刷枚数などの印刷オプションを選択します。

    Active Studioでページ印刷の方向を変更した場合は、印刷設定のページ印刷の方向も変更する必要があります。 「Print」ダイアログ・ボックスの「Preferences」をクリックした後、「Basics」タブをクリックしてページ印刷の方向オプションを表示します。

  7. 「Print」をクリックします。

    レポートが印刷されます。

「Print Preview」ウィンドウを閉じるには、「Close」をクリックします。

コラム・レポートを印刷する場合は、印刷境界線およびページ数を表示できます。

コラム・レポートを印刷するには、次の手順を実行します。

  1. 印刷するレポートをクリックします。

  2. 「Actions」リスト内の「View」をクリックします。

    「Actions」リストに「Print Boundaries」およびページ印刷の方向オプションが表示されます。

  3. 「Print Boundaries」をクリックしてページ・レイアウトおよびページ数を表示します。

  4. ページ印刷の方向に対して「portrait」または「landscape」のいずれかを選択します。

  5. 「Actions」リスト内の「Print」をクリックします。

    印刷設定用の「Print」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  6. レポートの送信先プリンタ、印刷枚数などの印刷オプションを選択します。

    Active Studioでページ印刷の方向を変更した場合は、印刷設定のページ印刷の方向も変更する必要があります。 「Print」ダイアログ・ボックスの「Preferences」をクリックした後、「Basics」タブをクリックしてページ印刷の方向オプションを表示します。

  7. 「Print」をクリックします。

    レポートが印刷されます。

  8. 印刷境界線を非表示にするには、「Print Boundaries」を再度クリックします。

2.9 レポートのURLのコピー

保存したレポートのURLは、コピーして別の場所(ポータル・サイト内のWebページ、電子メール内のリンクなど)に追加できます。レポートのURLには、リンクをクリックするとレポートがブラウザに表示されるように完全なレポートの場所が含まれています。 レポートは、Active Viewerに表示されます。

レポートのURLをコピーするには、次の手順を実行します。

  1. 「My Reports」ページまたは「Shared Reports」ページのリスト内のレポートを選択します。

  2. 「Actions」リスト内の「Copy Shortcut」をクリックします。

    レポートのURLが含まれている文字列を示す「Copy Shortcut」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 文字列を強調表示し、[Ctrl]キーを押したままCと入力してテキストをコピーします。

  4. URLの文字列を新しい場所に貼り付けます。

2.10 電子メールによるレポートの送信

レポートまたはレポートへのリンクを、自分や他のユーザーに電子メールで送信できます。

レポートを電子メールで送信するには、次の手順を実行します。

  1. 電子メールで送信するレポートをクリックします。

  2. 「Actions」リスト内の「Email」をクリックし、「Link a report」または「Rendered report」を選択します。 レポートへのリンクが選択されると、アクティブ・レポートが表示されます。 アクティブ・レポートの「Rendered report」を選択すると、受信者に表示される場合と同様にレポートをダイアログ・ボックスでプレビューできます。レンダリングされたレポートは静的で、JavaScript機能またはサイズ変更機能はありません。外部コンテンツ・ビュー内のWebページにJavaScriptが含まれていても、使用されません。

    レンダリングされたレポートは、Microsoft Outlookのみで表示できます。 Firefox、Netscapeおよびその他のMozillaクライアントでは、レンダリングされたレポートの表示はサポートされていません。

    「Email Report」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「To」、「Cc」および「Bcc」フィールドにOracle Business Activity Monitoringユーザー名を指定します。 管理者に含まれていないユーザーに電子メールを送信することはできません。 ユーザーの設定の詳細は、『Oracle Business Activity Monitoring管理者ガイド』を参照してください。

  4. 受信者へのメッセージを入力します。

  5. 「Send」をクリックします。

    リンクまたはレンダリングされたレポートが含まれている電子メールが送信されます。

2.11 オフラインでのレポートの保存

レポートは、MHTファイルとしてローカルに保存できます。 これらのファイルは、Active Studioにアクセスできない場合に表示できるようにローカル・マシンに保存されます。 MHTファイルは、ブラウザに表示され、Active Studioに表示される場合と同様にレポートが表示されます。

オフラインでレポートを保存するには、次の手順を実行します。

  1. レポートをクリックします。

  2. 「Actions」リスト内の「View」をクリックします。

  3. 「Actions」リスト内の「Save Offline」をクリックします。

    「Save HTML document」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  4. ファイルを保存するフォルダの場所を選択します。

  5. MHTファイルの名前を入力し、「Save」をクリックします。

オフラインで保存されたレポートを表示するには、次の手順を実行します。


注意:

オフラインで保存されたタイル表示レポートを印刷する場合、印刷されるのは表示されているデータのみです。 リスト・ビューの場合など、マルチページ・ビューの一部であるデータは、現在表示されていなければ印刷されません。 ただし、連続するコラム・レポートの場合は例外です。

2.12 レポートの削除

所有しているレポートを削除できます。他のユーザーと共有しているレポートは、そのレポートが含まれているフォルダに対する削除権限をレポート所有者から付与されていないかぎり削除できません。

レポートを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するレポートを選択します。

  2. 「Actions」リスト内の「Delete」をクリックします。

    このレポートを削除することを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「OK」をクリックします。

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