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Oracle Web Services Manager インストレーション・ガイド
10g(10.1.3.1.0)

B31904-01
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4 インストール後のタスク

インストールの完了後に、デプロイを完全に利用できるようにするため、いくつかの追加設定タスクを実行する必要があります。

この章には次の項があります。

基本インストール後のOracle WSMサーバーの再起動

Oracle WSMの基本インストールの完了後に、wsmadminコマンドライン・ツールを使用してOracle WSMサーバーを起動します。


注意

同梱のアプリケーション・サーバーを個別に起動した場合、Oracle WSMは動作しません。 


Windowsの場合

コマンド・ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。

C:¥> ORACLE_HOME¥owsm¥bin¥wsmadmin start

Linuxの場合

コマンド・ウィンドウを開き、次のコマンドを実行します。

$ ORACLE_HOME/owsm/bin/wsmadmin.sh start

関連資料

wsmadminコマンドの詳細は、『Oracle Web Services Managerデプロイメント・ガイド』を参照してください。 

バックアップおよびリカバリの実行

この時点が、ファイルのバックアップを開始し、バックアップおよびリカバリの計画を立てる最適なタイミングです。詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

SSLの有効化

デフォルトでは、コンポーネントのほとんどがSSL用に構成されていません。SSLを有効にする方法は、『Oracle Application Server管理者ガイド』のSSLに関する項を参照してください。

地域および言語の設定

Windowsの場合

アカウントの言語設定がシステムのデフォルト言語と一致していることを確認します。言語設定に基づき、NLS_LANGパラメータが自動的にWindowsレジストリで定義されます。

インストール後にシステムのデフォルト言語を変更しないでください。変更すると、NLS_LANGパラメータと言語設定が一貫性のない状態になります。

Linuxの場合

デフォルト・ロケールとNLS_LANGの設定を確認します。

デフォルト・ロケールが正しく設定されていることを確認するには、LC_ALLまたはLANG環境変数が適切な値に設定されていることを確認します。現在の設定を確認するには、ロケール・コマンドを実行します。

prompt> locale

NLS_LANGの設定を確認するには、次のようにします。

  1. NLS_LANG環境変数の値が、オペレーティング・システムのデフォルト・ロケール設定と一致することを確認します。詳細は『Oracle Application Serverグローバリゼーション・ガイド』およびこの変数を設定するファイルのリストを参照してください。これらのファイルでNLS_LANG変数の値を編集する必要がある場合があります。

  2. ORACLE_HOME/opmn/conf/opmn.xmlファイルのNLS_LANG設定がNLS_LANG環境変数と同一であることを確認します。

例: opmn.xmlファイルのNLS_LANG設定は、次のようになります。

<environment>
    <variable id="TMP" value="/tmp"/>
    <variable id="NLS_LANG" value="JAPANESE_JAPAN.JA16SJIS"/>
</environment>

JSSOの有効化

Oracle Web Services ManagerとJSSOを併用する必要がある場合は、インストール後に次の手順を実行する必要があります。

  1. コマンドラインで、ディレクトリを$ORACLE_HOME/owsm/binに変更します。

  2. ファイルinstall.propertiesを編集します。

    install.sso.supporttrueに設定します。

最後にwsmadmin deployコマンドの実行を含めた手順があります。『Oracle Web Services Manager管理者ガイド』および『Oracle Web Services Managerデプロイメント・ガイド』の内容を確認した後で、次の手順を実行できます。この手順は、『Oracle Web Services Managerデプロイメント・ガイド』のOracle Web Services Manager Monitorに対するJSSOの有効化に関する項に記載されています。

関連資料

  • ポートの詳細は、『Oracle Containers for J2EEセキュリティ・ガイド』を参照してください。

  • wsmadmin deployの詳細は、『Oracle Web Services Managerデプロイメント・ガイド』のOracle Web Services Manager WSMADMINコマンドに関する項を参照してください。

 

次に実行する内容

Oracle Web Services Managerをインストールした後は、『Oracle Web Services Manager管理者ガイド』を確認する必要があります。特に、概要に関する章は必ずお読みください。


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