この章では、ポートレットおよびポートレットの構造について説明し、Oracle Application Server Portalで使用できる様々なポートレット構築ツールの概要を示します。
この章の内容は、次のとおりです。
OracleAS Portalを使用すると、複数の関連性のないデータソースからの情報を1つの編成されたビューに表示できます。このビューがポータル・ページで、1つ以上のポートレットと呼ばれるコンポーネントからなり、各コンポーネントは、それぞれのコンテンツを異なるデータソースから取得できます。
OracleAS Portalには、ポートレットを開発してポータル・ページに追加するために必要なツールがすべて用意されています。OracleAS Portalのツールは、ビジネス開発の初心者から経験豊かなITプログラマに至る広範な開発技能をサポートします。ポートレットは、OracleAS Portalユーザー・インタフェースを介して宣言型としてでも、Oracle Application Server Portal Developer Kit(PDK)と呼ばれるOracleAS PortalのApplication Program Interface(API)のコレクションを介してプログラムとしてでも開発できます。さらに、OracleAS Portalに対しては外部の他の開発ツールを使用してポートレットを開発し、PDKおよびプロバイダと呼ばれるOracleAS Portalエンティティによって統合できます。プロバイダの詳細は、第2章「ポートレット・テクノロジのマトリックス」を参照してください。
この章では、ポートレットを定義し、事前に構築されたポートレットのソースとポートレット構築用のリソースをリストして説明します。また、そのジョブに対する最適なリソースを示します。
ポートレットは再利用可能でプラッガブルなWebコンポーネントで、多数の異なるソースからコンテンツを描画できます。一般的なポートレットは、図1-1に示すように、Webコンテンツのサマリーを表示するポートレットです。
たとえば、ポータルには、リンクされたニュース記事の見出しを表示するニュース・フィード・ポートレットを設定できます。これらの見出しには、記事の内容を説明するセンテンスがそれぞれ含まれています(図1-2)。
ユーザーは、リンクされた見出しをクリックして、外部のニュース・サービスでホスティングされている記事のフル・テキストを取得します(図1-3)。このポートレットには、ソースでのニュース記事の追加と削除にあわせて、見出しを自動的に変更するという動的な性質があります。
ポートレットは、複数のソースから発信されたデータのシームレスな単一のビューを提供します。共通のページに様々なポートレットを配置できるため、ユーザーは単一のソースとして利用できます。実際には、コンテンツは複数のソースから導出されています。
ポートレットでは、他のWebサイトからの抜粋の表示、主要情報のサマリーの生成、検索の実行および多様なデータソースからの情報を収集したコレクションへのアクセスなどを実行します。
ページ上のポートレットは、HTML表のセルでレンダリングされます。ポートレットには、HTML、書式設定したテキスト、イメージ、HTMLフォームの要素など、様々な種類のコンテンツを表示できます。
図1-4に、ポートレット・タイトルがヘッダーに含まれているポートレットの構造を示します。ポートレット・タイトルにはハイパーリンクを作成できます。このリンクによって、ユーザーがタイトルをクリックすると、ポートレットがフル・ブラウザ・ページに表示されます。ポートレットには、レイアウトをページ上の他のポートレットと区別できるように、境界線を含めることもできます。
ポートレットには、通常、「パーソナライズ」、「ヘルプ」、「情報」の3つのリンクが含まれています。ポートレット開発者は、これらのリンクをページ設計者に公開し、ページ設計者は、これらのリンクをオンまたはオフにできます。「パーソナライズ」リンクをクリックすると、多数のオプションが表示されます。このオプションで、エンド・ユーザーはポートレットの各種の属性をパーソナライズできます。「ヘルプ」リンクをクリックすると、ヘルプ・テキストを含むウィンドウが表示されます。このウィンドウは、ポートレットでのエンド・ユーザーの操作を補助するために作成できます。「情報」リンクをクリックすると、ウィンドウが表示されます。このウィンドウは、ポートレットの内容を説明するために作成できます。
各ポートレットには、標準の「閉じる」アイコンも表示されます。このアイコンをクリックすると、ページ上のポートレットを閉じたり開いたりできます。
ポートレット・リソースには、事前に構築されたポートレットが多数含まれています。これらのポートレットは、複雑な設定なしに、OracleAS Portal、Oracle E-Business Suiteおよびサード・パーティのソースなどの多くのソースから使用できます。ポートレット・リソースには、ポートレット構築ツールも含まれています。これらのツールは、OracleAS Portalのユーザー・インタフェースを介して利用することも、PDKや他のOracle Toolsから利用することもできます。これらのツールには、異なる開発者のロールをターゲットにした異なる製品機能がそれぞれ用意されています。
この項では、様々なポートレット・リソースについて説明し、リソースの使用に必要な専門知識のレベルと最適な使用例を示します。この項の内容は、次のとおりです。
この項では、様々なポートレット・リソースの概要を説明します。各ツールとその利点の詳細は、第2章「ポートレット・テクノロジのマトリックス」を参照してください。
概要
複雑な設定が不要なポートレットとは全面的に開発された登録済のポートレットのことで、OracleAS Portalをインストールすると、ポートレット・リポジトリからすぐに使用できます(図1-5)。このポートレットには、「検索」、「保存された検索」、「お気に入り」、「通知」などが含まれます。
OracleAS Portalの事前に構築されたポートレットの詳細は、Oracle Application Server JP Documentation LibraryおよびOTNの「OracleAS Portal Documentation」ページ(http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html
)に含まれている『Oracle Application Server Portalユーザーズ・ガイド』を参照してください。
対象ユーザー
複雑な設定が不要なポートレットは、エンド・ユーザーおよびページ設計者に最適なポートレットですが、あらゆる専門知識レベルのユーザーが使用できます。
使用する場合
複雑な設定が不要なポートレットは、そのポートレットが提供する機能がニーズを満たしている場合や、すぐに利用できるパーソナライズのレベルで目的のタスクを十分に完了できる場合に使用します。
異なるユーザー・インタフェースが必要な場合や希望する機能のために複雑な設定が必要な場合など、ポートレットの拡張やパーソナライズが必要なときには、別の方法を検討してください。
各テクノロジを使用する場合の詳細は、第2章「ポートレット・テクノロジのマトリックス」を参照してください。
概要
事前に構築されたポートレットのその他のソースには、パートナ・ポートレット、統合化ソリューションおよびPortal Knowledge Exchangeが含まれます。
パートナ・ポートレットは、オラクル社と、様々なタイプの主要なシステム・インテグレータ、ソフトウェア・ベンダーおよびコンテンツ・プロバイダとの提携によって提供されます。これらのポートレットには、Portal Center(http://portalcenter.oracle.com
)にあるPortal Catalogを介してアクセスできます。たとえば、次の目的に使用されるポートレットがあります。
Point-to-Point運転方向の生成
広範囲なソースからのIT情報へのアクセス
ニュース、株式および天気に関するサマリー情報の表示
Portal Centerでは、Microsoft Exchange、Lotus Notes、SAP、IMAP、SMTPなどの一般的なアプリケーションの基本機能が必要な顧客に便利な統合化ソリューションも提供しています。
Portal Centerでもアクセス可能なPortal Knowledge Exchangeは、Portal Developer Servicesにより提供されています。コミュニティ・メンバーは、ポートレット・サンプル、ヒント、ホワイト・ペーパー、サンプル・コードなどを含むポータルの専門知識を交換します。メンバーは、Portal Center上に与えられた個人フォルダを使用して、ポートレット・コードやポータル開発に関する見通しをアップロードし、他の開発者による投稿をダウンロードして評価できます。
対象ユーザー
全面的に開発されたダウンロード可能なポートレットは、OracleAS PortalでのWebプロバイダとデータベース・プロバイダのダウンロード、インストールおよび登録方法を理解しているエンド・ユーザーやページ設計者に最適なポートレットです。これらのポートレットは、すべての経験レベルで使用可能です。
使用する場合
複雑な設定が不要なポートレットと同様に、他のソースによって事前に構築されたポートレットは、そのポートレットが提供する機能がニーズを満たしている場合や、すぐに利用できるパーソナライズのレベルで目的のタスクを十分に完了できる場合に使用します。
異なるユーザー・インタフェースが必要な場合や希望する機能のために複雑な設定が必要な場合など、ポートレットの拡張やパーソナライズが必要なときには、別の方法を検討してください。
概要
Webクリッピングは、ブラウザ・ベースの宣言型ツールで、これを使用すると、WebアプリケーションとOracleAS Portalを統合できます。このツールは、Webアプリケーションの既存のユーザー・インタフェースを利用して迅速に統合できるように設計されています。Webクリッピングは、OracleAS PortalのコンポーネントであるPDK-Javaを使用してWebプロバイダとして実装されています。
Webクリッピング・ポートレットを作成する場合、ポータル・ページの設計者は、Webブラウザを使用して必要なコンテンツを含むWebページにナビゲートします。ページ設計者は、Webクリッピング・スタジオを使用して、ターゲット・ページのビジュアル・レンダリングをドリルダウンし、必要なコンテンツを選択できます(図1-6および図1-7)。
Webクリッピングは次の機能をサポートします。
様々なスタイルのログイン・メカニズムを介したナビゲーション。これには、フォーム・ベースとJavaScriptベースの送信、およびCookieベースのセッション管理を使用したHTTPのBasic認証とDigest認証が含まれます。
クリッピングのファジー・マッチング。ソース・ページ内部でWebクリッピングの順序が変更されたり、文字のフォント、サイズまたはスタイルが変更された場合でも、Webクリッピング・エンジンでは正確に識別され、ポートレット・コンテンツとして配信されます。
広範囲なWebコンテンツの再利用。これには、HTTPのGETとPOST(フォーム送信)を使用して取得された、HTML 4.0.1、JavaScript、アプレットおよびプラグイン対応コンテンツで作成されたページの基本サポートが含まれます。
パーソナライズ。ページ設計者は、ページの閲覧者がポートレットのパーソナライズ時に変更できる入力パラメータを公開できます。これらのパラメータは、ページ設計者がOracleAS Portalのページ・パラメータとしてマップできるパブリック・パラメータとして公開できます。この機能により、エンド・ユーザーはパーソナライズされたクリッピングを取得できます。
シングル・サインオンを使用した認証されているWebコンテンツの統合。これには、外部アプリケーションとの統合が含まれます。この統合によって、Oracle Application Server Single Sign-Onの利用や、認証されている外部Webサイトのコンテンツのクリップが可能になります。
インライン・レンダリング。このレンダリングによって、Webクリッピング・ポートレットは、ポートレットのコンテキスト内にリンクを表示するように設定できます。その結果、ユーザーがWebクリッピング・ポートレット内でリンクをクリックすると、同じポートレット内に結果が表示されます。この機能は、内部および外部のWebサイトで使用できます。
プロキシ認証。これには、グローバルなプロキシ認証やユーザーごとの認証のサポートも含まれます。プロキシ・サーバーのレルムを指定し、すべてのユーザーが指定されたユーザー名とパスワードで自動的にログインするか、各ユーザーが個別のユーザー名とパスワードでログインするか、またはすべてのユーザーが指定されたユーザー名とパスワードでログインするかを指定できます。
対象ユーザー
Webクリッピングは、既存のWebページを利用してポートレットを迅速に開発するページ設計者およびポートレット開発者に最適です。Webクリッピング・ポートレットは、OracleAS Portalのポートレット・リポジトリで複雑な設定をしなくてもアクセスし、使用できます。適切な権限を持つユーザーであれば誰でも、このポートレットをページに追加できます。
使用する場合
Webクリッピングは、既存のWebページのコンテンツおよび機能をコピーし、ポータルでポートレットとして公開する場合に使用します。クリップしたポートレット内で情報の表示方法を変更する場合は、別の方法を検討してください。つまり、UIやアプリケーション・フローを制御する必要なしに、Webベースのアプリケーションにアクセスします。より高いレベルの制御が必要な場合は、WebクリッピングのかわりにOracleAS PortalのOmniPortletのWebページ・データソースを使用してください。
Webクリッピング・ポートレットの使用は、次の例のような場合に検討します。
株式チャート・ポートレット。株式市場の日次実績チャートを、自社の財務顧問のWebサイトから表示するポートレットを作成する場合。この情報は、自社でプロキシを使用している場合でも、外部Webサイトからクリップできます。
パーソナライズされた天気ポートレット。天気情報を主要なインターネット天気サイトから表示するポートレットを作成し、必要な郵便番号を指定して、ユーザーがそのポートレットをパーソナライズできるようにする場合。
Webメール・ポートレット。ユーザーがそれぞれの機密Webメール・アカウントにポートレット経由でアクセスし、そのポートレット内に表示する受信ボックスにアクセスする場合。
Webクリッピングの使用方法は、第5章「Webクリッピングを使用したコンテンツ・ベースのポートレットの作成」を参照してください。
注意: Windows 2000でOmniPortlet、シンプル・パラメータ・フォームまたはWebクリッピング・ポートレットを使用するには、Netscape 7.0以上またはMicrosoft Internet Explorer 5.5以上を使用する必要があります。 |
概要
OracleAS PortalのOmniPortletは宣言型のポートレット構築ツールで、これを使用すると、XMLファイル、複数値を特定文字で区切ったファイル(スプレッドシートなど)、Webサービス、データベース、WebページおよびSAPデータソースを含めた多様なデータソースに対してポートレットを構築できます。OmniPortletユーザーは、データに対して事前に作成されたレイアウトを選択することもできます。事前に作成されたレイアウトには、表、ニュース、箇条書き、フォーム、チャートまたはHTMLが含まれます。図1-8は、表形式を使用したOmniPortletを示します。
注意: OracleAS PortalにはSAPデータソースは含まれていません。SAPデータソースの使用方法は、OTNの「Oracle Portal Integration Solutions」ページ(http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/point.html )を参照してください。 |
Webクリッピングと同様に、OmniPortletでは、グローバルなプロキシ認証やユーザーごとの認証などのプロキシ認証をサポートします。すべてのユーザーが指定されたユーザー名とパスワードで自動的にログインするか、各ユーザーが個別のユーザー名とパスワードでログインするか、またはすべてのユーザーが指定されたユーザー名とパスワードでログインするかを指定できます。
OmniPortletの詳細には、Portal Center(http://portalcenter.oracle.com
)の「Portlet Development」をクリックするとアクセスできます。
対象ユーザー
OmniPortletは、ページの設計者や開発者に最適なポートレットです。
使用する場合
OmniPortletは、多様なレイアウトを使用した多様なデータソースに対してポートレットを迅速に構築する場合に使用します。ポートレットの設計や機能を完全に制御する場合は、別の方法を検討してください。
OmniPortletの使用は、次の例のような場合に検討します。
RSSニュース・フィード・ポートレット。ユーザーに対してライブのニュース情報をスクロール表示するポートレットを作成する場合。データの発信元は、Oracle Technology Network HeadlinesなどのReally Simple Syndicationニュース・フィードです。ニュース・ソースへのハイパーリンクを含むポートレットも必要です。
販売チャート・ポートレット。自社の販売結果に関する最新情報を表す場合。円グラフでもデータを表示します。自社の販売情報はリモートのリレーショナル・データベースに保存されます。
SAPポートレット。会社のSAPシステムの情報を表示する場合。会社のSAP Business Suiteへの負荷を最小化するために、システムから取得した情報は1日分ごとに各ユーザーに対してキャッシュする必要があります。
OmniPortletの詳細は、第3章「OmniPortletを使用したポートレットの作成」および第4章「OmniPortletを使用したポートレットの構築例」を参照してください。
概要
OracleAS Portalには、複数のポートレット構築ウィザードが含まれています。これらのウィザードには、Portalナビゲータの「プロバイダ」タブを使用してアクセスできます。これらのウィザードは、図1-9に示すような、チャート、レポート、フォーム、カレンダおよび値リストの構築に使用できます。
使用する場合
可能なかぎり、ポートレット・ビルダーのかわりにOmniPortletを使用することをお薦めします。OmniPortletにはより柔軟性があり、データとレイアウトを切り離すことができるため、ポートレット全体を再作成せずに、レポートをチャートに変更できます(ポートレット・ビルダーの場合は再作成が必要です)。また、OmniPortletには、多数の異なるポータルを同時にデプロイするためのオプションがより多く用意されています。OracleAS Portalでは、今後もポートレット・ビルダーをポートレット構築オプションとしてサポートします。ただし、新機能と拡張機能はOmniPortletツールが対象となります。
ポートレット・ビルダーの詳細は、付録A「ポートレット・ビルダーを使用したポートレットの作成」を参照してください。
概要
OracleAS PDKには、プログラム的なポートレットの構築に使用できる一連のポートレット構築APIが含まれています。
これらのAPIの詳細は、Portal Center(http://portalcenter.oracle.com
)を参照してください。また、PDK-PL/SQLについては、このマニュアルでは詳しく説明していません。PDK-PL/SQL固有の情報は、Portal Center(http://portalcenter.oracle.com
)の「Developer Services」エリアを参照してください。
対象ユーザー
このツールは経験と知識の豊富なIT開発者に最適なツールです。
使用する場合
PDKは、非常に特化したビジネス・ルールやロジックがある、またはパーソナライズした認証、動的結果の精度の高い処理およびユーザー・インタフェースの完全な制御が必要な場合に使用します。さらに、次のいずれかの条件を満たす場合にPDKを使用します。
最初からポートレットを構築していて、そのポートレットの全機能を完全に制御する必要がある場合。
JavaまたはPL/SQLの知識がある場合。
PDKとOracleAS Portalプロバイダの構成をよく理解している場合。
複雑な設定が不要な宣言型ツールがニーズに対応していない場合は、このツールの使用を検討してください。
Oracle Application Server Portal Developer Kitで作成したJavaポートレットの使用は、次の例のような場合に検討します。
ディスカッション・フォーラム・ポートレット。自社のJSPベースのディスカッション・フォーラム・アプリケーションをOracleAS Portalに統合するポートレットを作成する場合。ディスカッション・フォーラム・ポストはリレーショナル・データベースに格納されます。このポートレットは、自社のインターネットWebサイトのルック・アンド・フィールに厳密に従う必要があります。
電子メール・ポートレット。ユーザーが電子メールを自社のイントラネット・ポータルから送信できるポートレットを作成する場合。ユーザーがLDAPサーバー上のアドレス帳を使用できるように、電子メール・ポートレットを会社のLDAPサーバーに統合する必要があります。
PDK-JavaおよびPDK-PL/SQLの詳細は、第6章「Javaポートレットの作成」、第7章「Javaポートレットの拡張」および第8章「PL/SQLポートレットの作成」を参照してください。
図1-10に、前項で説明したポートレット・リソースの範囲を示します。範囲の片方はページ設計者を対象とし、もう片方はポートレット開発者を対象にしています。自分の専門知識に最も近いユーザー・タイプに従ってツールを選択できます。
使用するツールの決定方法は、第2章「ポートレット・テクノロジのマトリックス」を参照してください。
この章では、ポートレットの概要とOracleAS Portalで使用可能な様々なテクノロジについて説明しました。これらのツールとテクノロジの詳細は、第2章「ポートレット・テクノロジのマトリックス」を参照してください。