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Oracle Containers for J2EEジョブ・スケジューラ開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31853-01
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10 Oracle Application Server Containers for J2EEの管理

この章では、JMX MBeanを使用してジョブ・スケジューラを管理する方法について説明します。

JMX MBeanは、ジョブ・スケジューラとスケジューラに関連付けられたデータ型を表します。各MBeanは、属性、操作、Oracle Dynamic Monitoring Service(DMS)が収集した関連JSR77統計を示します。

表10-1に、提供されているMBeanをまとめます。

表10-1 JMX MBeanのまとめ

管理Bean 説明

JobMBean

管理および監視するジョブ・インスタンスへのアクセスを提供します。

SchedulerMBean

管理および監視するスケジューラ・インスタンスへのアクセスを提供します。

SchedulerAggregationMBean

管理および監視するすべてのスケジューラ・インスタンスへのアクセスを提供します。


10.1 ジョブ管理Bean

ジョブ・スケジューラに発行される各ジョブに1つのジョブMBeanインスタンスが登録され、ジョブが削除されるか、ホスト側のアプリケーションがデプロイされなくなるまで保持されます。このMBeanを使用して、次のようなジョブの監視および構成が可能です。

詳細は、付録Dを参照してください。

10.2 ジョブ・スケジューラ管理Bean

デプロイされた各ジョブ・スケジューラ・アプリケーション・コンポーネントにジョブ・スケジューラMBeanのインスタンスが1つ登録され、ホスト側のアプリケーションがデプロイされなくなるまで保持されます。管理Beanを使用して、次のようなジョブ・スケジューラ・インスタンスの管理および構成が可能です。

詳細は、付録Dを参照してください。

10.3 ジョブ・スケジューラ集約管理Bean

集約MBeanは、すべてのジョブ・スケジューラ・インスタンスとジョブ・インスタンスの集約ビューを提供します。このMBeanを使用して、次のようなすべてのジョブ・スケジューラ・インスタンスとジョブ・インスタンスの監視および構成が可能です。

詳細は、付録Dを参照してください。

ジョブ・スケジューラ集約MBeanは、図10-1に示すように、Application Server Controlコンソールからも管理できます。

図10-1 ジョブ・スケジューラ集約MBeanのシステムMBeanブラウザ

ジョブ・スケジューラ集約MBeanのシステムMBeanブラウザ
「図10-1 ジョブ・スケジューラ集約MBeanのシステムMBeanブラウザ」の説明

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. Application Server Controlコンソールにログインします。

  2. 「メンバー」セクションで、OC4Jの「ホーム」リンクが表示されるまで、「名前」列のエントリを展開します。「ホーム」をクリックします。

  3. OC4Jのホームページで、「管理」をクリックします。

  4. 管理ページで、「管理タスク」→「JMX」にある「システムMBeanブラウザ」を探します。「タスクに移動」列の「システムMBeanブラウザ」行のアイコンをクリックします。

  5. 「システムMBeanブラウザ」ページで、「OracleASSchedulerAggregate」が表示されるまで左側のナビゲーション・ペインをスクロールします。このエントリを展開して「singleton」をクリックします。ジョブ・スケジューラ集約MBeanの属性が表示されます。

    「操作」タブをクリックして、ジョブ・スケジューラ集約MBeanの操作を表示します。