80 データベース・セッションの構成

この章では、データベース・セッションを使用するために構成する必要のある様々なコンポーネントについて説明します。

表80-1に、データベース・セッションに対して構成可能なオプションを示します。

データベース・セッション構成の概要

表80-1に、データベース・セッションに対して構成可能なオプションを示します。

表80-1 データベース・セッションの構成可能オプション

オプション	タイプ	TopLink Workbench	Java
「外部接続プールの構成」	基本
「プライマリ・マッピング・プロジェクトの構成」	基本
「セッション・ログインの構成」	基本
「ロギングの構成」	基本
「複数マッピング・プロジェクトの構成」	詳細
「パフォーマンス・プロファイラの構成」	詳細
「例外ハンドラの構成」	詳細
「カスタマイザ・クラスの構成」	詳細
「サーバー・プラットフォームの構成」	詳細
「セッション・イベント・リスナーの構成」	詳細
「コーディネート・キャッシュの構成」	詳細
「整合性チェッカの構成」	詳細
「セッション・レベルでの名前付き問合せの構成」	基本

外部接続プールの構成

サーバー・セッションとは異なり、データベース・セッションでは内部接続プールを提供しません。データベース・セッションには、ライフ・サイクルで使用される単一のデータベース接続のみが含まれます。

3層環境でサーバーおよびクライアント・セッションを使用することをお薦めします。または、データベース・セッションを外部接続プールと組み合せて使用できます（「外部接続プーリングの構成」を参照）。この場合、ユーザー（スレッド）またはリクエストごとに新規データベース・セッションを割り当てる必要があります。

警告: 複数のユーザー（スレッド）によるデータベース・セッションの同時使用を許可しないでください。

外部接続プールを使用すると、データベース接続を取得するためのデータベース・セッション・ログインおよびログアウトの試行数が減少します。