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Oracle TopLink開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31861-01
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63 XMLマッピングの構成

この章では、XMLマッピングの構成方法について説明します。

表63-1に、構成可能なXMLマッピング・タイプと、そのタイプで対応している構成可能なオプションが記載されたタイプ別の章への相互参照を示しています。

表63-1 XMLマッピングの構成

作成対象 参照先

XMLダイレクト・マッピング


第64章「XMLダイレクト・マッピングの構成」


XMLコンポジット・ダイレクト・コレクション・マッピング


第65章「XMLコンポジット・ダイレクト・コレクション・マッピングの構成」


XMLコンポジット・オブジェクト・マッピング


第66章「XMLコンポジット・オブジェクト・マッピングの構成」


XMLコンポジット・コレクション・マッピング


第67章「XMLコンポジット・コレクション・マッピングの構成」


XML任意オブジェクト・マッピング


第68章「XML任意オブジェクト・マッピングの構成」


XML任意コレクション・マッピング


第69章「XML任意コレクション・マッピングの構成」


XMLトランスフォーメーション・マッピング


第70章「XMLトランスフォーメーション・マッピングの構成」



表63-2は、複数のXMLマッピング・タイプによって共有される構成可能オプションを示します。

詳細は、次を参照してください。

共通XMLマッピング・オプションの構成

表63-2は、複数のXMLマッピング・タイプによって共有される構成可能オプションを示します。ここで説明する構成可能オプション以外にも、表63-1に示すように、特定のXMLマッピングのタイプについて説明しているオプションも構成する必要があります。

参照ディスクリプタの構成

スキーマ要素ではなく、他のディスクリプタを参照するXML属性の場合、特定の参照ディスクリプタを選択する必要があります。

表63-3では、どのXMLマッピングが参照ディスクリプタ構成をサポートしているかを示します。

TopLink Workbenchの使用

スキーマ要素ではなく、別のディスクリプタを参照するXMLマッピングの参照ディスクリプタを指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでマップされた属性を選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 「一般」タブをクリックします。「一般」タブが表示されます。

    図63-1 「一般」タブ、「参照ディスクリプタ」フィールド

    図63-1の説明が続きます
    「図63-1 「一般」タブ、「参照ディスクリプタ」フィールド」の説明

このXML属性が、スキーマ要素ではなく別のディスクリプタを参照する場合は、「参照ディスクリプタ」フィールドを使用してプロジェクトのディスクリプタを選択します。

ワイルドカードへのマッピングの構成

この属性はTopLink Workbenchにのみ適用されます。このオプションは、ワイルドカードにマップするためにXPathを必要としない(「XPathの構成」を参照)XMLマッピングの「XPathが指定されていません。」という問題(「問題ウィンドウの使用」を参照)を解決する場合に使用します。

XMLマッピングがanyTypeディスクリプタによって所有されている場合は(「複合型anyTypeの構成」を参照)、ワイルドカードにマップできないためXPathを指定する必要があります。

表63-4では、どのXMLマッピングがワイルドカード構成をサポートしているかを示します。

TopLink Workbenchの使用

xs:any宣言を使用するスキーマ要素としてマップを指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでマップされた属性を選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 図63-2 「マッピング」タブ、「ワイルドカードにマップ("any"タグを使用)」オプション

    図63-2の説明が続きます
    「図63-2 「マッピング」タブ、「ワイルドカードにマップ("any"タグを使用)」オプション」の説明

XMLマッピングがanyTypeディスクリプタによって所有されておらず(「複合型anyTypeの構成」を参照)、ワイルドカードにマップしない場合は、XPathを指定する必要がありません(「XPathの構成」を参照)。「ワイルドカードにマップ("any"タグを使用)」オプションを選択して、XPath欠落の不足メッセージを消去します。

XMLマッピングがanyTypeディスクリプタによって所有されている場合は、ワイルドカードにマップできないためXPathを指定する必要があります。「ワイルドカードにマップ("any"タグを使用)」オプションの選択を解除して、XPathを指定するようにします。