レジストリ構成は、データベース、レジストリのパラメータまたはアカウントのプロパティを設定するときに使用します。
レジストリ構成にアクセスするには、次の手順を実行します。
管理者、または「Manage」タブの表示権限があるユーザーとしてログオンします。詳細は、「「Manage」タブの表示ルール」を参照してください。
「Manage」メイン・メニュー・タブをクリックします。
「Manage」タブにある「Registry configuration」リンクを選択します。これにより、図28に示す「Registry configuration」パネルが表示されます。
「Registry configuration」パネルには、次のタブがあります。
ここでは、これらの各セクションの設定について詳しく説明します。アスタリスク(*)が付いているフィールドは、最も重要です。
文の実行に使用されるスレッドの最大数。
デフォルトは2です。
「SMTP Host Name」、「SMTP Host Port」、「SMTP Auth User」、「SMTP Auth Password」、「Default sender email」および「Default sender name」を使用して、レジストリ管理者にかわって電子メールを送信するエンティティを設定します。
この項では、データベース接続の設定方法について詳しく説明します。デフォルト値は、インストール時に選択したデータベースに従って設定されます。
![]() | 注意 |
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データベースのインストール(データベース・スキーマの作成と基本データのロードの詳細)については、「データベース・インストール」を参照してください。 |
データベース・ベンダーを選択する、データベースのメニュー。
データベースのホスト名またはIPアドレス。dbserver.mycompany.comなど。
データベースのポート番号。
データベース名。uddinodeなど。
ユーザー名。デフォルトはuddiuserです。
データベース・ユーザーのパスワード。デフォルトはuddiです。
起動時に初期化されるデータベースの同時接続数。
データベースの同時接続の最大数。各リクエストによって、そのリクエストが処理されるまで1つの接続が予約されます。すべての接続が予約された後に新しいリクエストが入った場合は、最大数に達するまで、接続プールによって新しい接続が作成されます。この最大数に達した後に新しいリクエストが入った場合、このリクエストは前のリクエストによって接続が解放されるまで待機する必要があります。
データベース接続がデフォルト数に対して閉じられる頻度。この値は、時間単位で表されます。
これは、パフォーマンスの最適化に使用されます。
「Security」タブでは、デジタル署名トークンとキーのプロパティを構成できます。
認可トークンは、get_authTokenメソッドを呼び出して取得します。このトークンは、パブリッシング・ポートでの各操作に使用されます。ここでは、認可トークンのタイムアウトを秒単位で設定できます。デフォルト値は1時間です。
トークン妥当性の許容間隔(ミリ秒単位)。
レジストリでは、XMLデジタル・セキュリティ・プロバイダを経由してXMLデジタル・セキュリティ操作を実行します。ディストリビューションには、2つのXMLデジタル・セキュリティ・プロバイダが含まれています。
Systinet Server for JavaのXMLデジタル・セキュリティ実装を使用します。
Oracle XMLデジタル・セキュリティ実装を使用します。
レジストリ・コンソールには、次のオプションがあります。
XMLデジタル・セキュリティ・プロバイダ。システム・プロパティの値にregistry.xml.dsig.providerNameを指定します。このプロパティが設定されていない場合のデフォルトは、ssjです。
ssj XMLデジタル・セキュリティ・プロバイダ。
oracle XMLデジタル・セキュリティ・プロバイダ。
![]() | 注意 |
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Oracle XMLデジタル・セキュリティ・ライブラリは、Oracle Application Serverのリリース10.1.3以上にバンドルされています。これより前のリリースのOracle Application Serverでは、Oracle XMLデジタル・セキュリティ・ライブラリがインストールされていないと、Oracle XMLデジタル・セキュリティ・プロバイダが動作しません。 |
このタブでは、すべてのOracle Service Registryユーザー・アカウントに適用されるアカウント・プロパティを指定できます。
このフィールドは編集できません。このフィールドの値はインストール中に指定されます。
アカウントの問合せ時に検索結果に返される項目数。
新しいユーザーにアカウント作成の確認を求める場合は、このボックスを選択します。
新しいユーザーが登録を確認するためのURL。
Default User Limits 制限は、新しいアカウントの作成時にのみデフォルト値として使用されます。制限値を変更しても、既存のアカウントには影響はありません。既存のアカウントの制限は、アカウント管理ツールで更新できます。
ビジネス・エンティティ制限。デフォルトは1です。
1つのビジネス・エンティティに許可されるビジネス・サービスの数。デフォルトは4です。
1つのbusinessServiceに許可されるbindingTemplateの数。デフォルトは2です。
許可されるtModelの数。デフォルトは100です。
許可される関係アサーションの数。デフォルトは10です。
ユーザーが保存できるサブスクリプションの数。デフォルトは5です。
このタブでは、グループAPIのプロパティを指定します。
編集できません。このフィールドの値は、インストール中に指定されます。
グループの問合せ時に検索結果に返される項目数。このフィールドのデフォルト値は10です。
「Subscription」タブでは、サブスクリプションのサーバー制限を構成できます。これらの制限に一致しないサブスクリプションをユーザーが保存した場合は、レジストリによってユーザーの値が自動的に調整されます。
このタブでは、次の3つのフィールドを構成します。
サブスクライバに送信される通知の最小間隔。
通知可能なスタブの数。
キャッシュされるXSLT変換の数。
「Node」タブでは、UDDIノードのプロパティを構成できます。
デフォルト・キー・ジェネレータであるtModelを使用すると、uuidだけでなく、domain:stringの形式でもキーを生成できます。たとえば、61c08bf0-be41-11d8-aa33-b8a03c50a862に加えて、uddi:mycompany.com:myservice:61c08bf0-be41-11d8-aa33-b8a03c50a862を生成できます。キー・ジェネレータであるtModelのキーを入力します。たとえば、uddi:mycompany.com:myservice:keyGeneratorと指定すると、接頭辞uddi:mycompany.com:myservice:を含むキーが生成されます。詳細は、「ユーザーズ・ガイド」の「Publisher-Assigned Keys」を参照してください。
UDDIノードのオペレータ名。このフィールドのデフォルトのエントリは、インストール中に構成されます。
操作可能なビジネス・エンティティのキー。このエンティティには、検証サービス構成など、様々なレジストリ設定が保持されます。
UDDI v2形式の操作可能なビジネス・エンティティのキー。
レジストリ・コントロールのURL。
このボックスが選択されている場合、tModelの削除では完全に削除されます。選択されていない場合、tModelに非推奨としてマークが付けられます(非推奨のtModelは、 get tModelを直接呼び出すことで表示されますが、検索 結果には表示されません)。