ビジネス・サービス・コントロールの構成  目次

ビジネス・サービス・コントロールの「Configuration」タブでは、管理者は次の項目を構成できます。

「Configuration」タブは、次の両方の条件が満たされている場合に使用できます。

また、「Customize」ボタンが表示されている場合、管理者は、個別のページをカスタマイズできます。

表示されるタブ  目次

図34 ビジネス・サービス・コントロールの構成 - 表示されるタブ

ビジネス・サービス・コントロールの構成 - 表示されるタブ

図34に示すページでは、特定のユーザー・プロファイルに使用可能なタブを定義できます。「Default User Profile」ドロップダウン・リストでは、新しいユーザー・アカウントを作成するときのデフォルトのユーザー・プロファイルを指定できます。「Allow User to Select Profile」チェック・ボックスが選択されていると、ユーザーは新しいアカウントを作成するときにユーザー・プロファイルを選択できます。後からプロファイルを切り替えることもできます。

検索結果ビュー  目次

図35 ビジネス・サービス・コントロールの構成 - 検索結果ビュー

ビジネス・サービス・コントロールの構成 - 検索結果ビュー

図35に示すページでは、ユーザー・プロファイルごとにデフォルトの結果ビューを構成できます。

ブラウズ可能な分類  目次

図36 ビジネス・サービス・コントロールの構成 - ブラウズ可能な分類

ビジネス・サービス・コントロールの構成 - ブラウズ可能な分類

このパネルでは、ブラウズ可能な分類を選択できます。ブラウズ可能な分類は、「Reports」 タブのレポート・ツリーに表示され、エンティティの分類の詳細にも表示されます。

ブラウズ可能な各分類は、パネルで構成された「Display name」を使用して、ノードとしてレポート・ツリーに表示されます。分類が内部で「Checked」の場合、つまり事前定義された値がある場合は、用意されたそれぞれの値について、サブノードがレポート・ツリーに表示されます。

たとえば、選択されている分類systinet-com:taxonomy:service:certificationは、レポート・ツリーのノード「Certification」を表します。レポート・ツリーの「Certification」ノードをクリックすると、結果ビューには、この分類でカテゴリ化されたエンティティがすべて含まれます。systinet-com:taxonomy:service:certificationは内部で「Checked」で、値セット(Certified、Pending)を持っているため、「Certification」ノードには、認証済サービスと保留中サービスのレポートを表す2つのサブノード(CertifiedおよびPending)が含まれます。

ページング制限  目次

図37 ビジネス・サービス・コントロールの構成 - ページング制限

ビジネス・サービス・コントロールの構成 - ページング制限

このパネルでは、表示する検索データのレコード数とページ数を指定できます。「Components」列のコンポーネント名は、コンポーネント名(services、endpoints、providers、interfaces、bindings)と結果ビューのタイプ(common、technical、business)で構成されます。たとえば、コンポーネント名、servicesTechnicalResultを持つ行には、技術的なサービス・データを示すサービスの検索結果に対するページ制限が含まれています。

UI構成  目次

「Business Service Control Configuration」画面の「Web Interface」タブでは、レジストリのインタフェースに関するURL、コンテキスト、ディレクトリその他の情報を構成できます。

図38 ビジネス・サービス・コントロールの構成 - UI構成

ビジネス・サービス・コントロールの構成 - UI構成

フィールド説明:

  • URL: セキュリティ保護されていないレジストリのURL。

  • Secure URL: セキュリティ保護されているレジストリのURL。

  • Context: レジストリ・コントロールURLのコンテキスト。

  • Data context: JavaScriptやイメージなどの静的オブジェクトが格納されているコンテキスト。

  • JSP directory: JSPページのREGISTRY_HOME/work/uddiの相対位置。

  • Upload directory: 分類のアップロードなどのタスクに使用するアップロード・ディレクトリ。

  • Maximum upload size: 最大アップロード・サイズ(バイト)。

  • Server session timeout: セッション・タイムアウト(秒)。

  • Administrator's email: レジストリ管理者の電子メールアドレス。

  • URL Truncation Limit: レポートおよび結果ビューに表示されるURLは、このフィールドに指定した文字数で切り捨てられます。切り捨てられたURLは、ここに指定されている値の長さと厳密には同じではなく、若干長くなる場合があります。切り捨てられたURLは、次の形式で表示されます。<プロトコル><サーバー名><切り捨てられた部分...><ファイル名>

カスタマイズ可能な分類  目次

このタブは、「Search」「Edit」または「Publish」ページで使用する分類およびそれらの表示方法を制御します。

図39 カスタマイズ可能な分類

カスタマイズ可能な分類

新しい分類を追加するには、画面の下部にある「Add New Taxonomy」をクリックします。分類の現在の表示方法を変更するには、右側の列にある「Edit」アイコンをクリックします。

分類(およびその表現)を追加するためのウィザードと編集するためのウィザードは、同様です。ここでは、分類を編集する手順について説明します。

  1. 分類の「Edit」列にあるアイコンをクリックし、図40に示すページを表示します。

    図40 カスタマイズされた分類表現の構成

    カスタマイズされた分類表現の構成

  2. このページの下半分に表示される詳細は、「Select representation」の選択に応じて異なります。

    Select mode: ユーザーは、事前定義済の有効な値セットから値を選択します。 この値セットは、サポートされているUIコントロール(チェック・ボックス、ラジオ・ボタン、リスト・ボックスなど)を使用して表示できます。UIでは、「Checked」の分類に対して、分類自体から有効な値をフェッチできるため、ここで値を指定するかどうかは任意です。指定すると、ユーザーを値のサブセットに制限し、値の表示順を制御できます。

    Input mode: ユーザーは、値をテキスト・ボックスに入力します。

    Hidden value: この場合、ユーザーは値を編集できません。

  3. 次の画面で、この分類表現を追加するページを指定できます。

    図41 カスタマイズされた分類を表示するページの選択

    カスタマイズされた分類を表示するページの選択

    エンティティを作成または編集するときにユーザーが値を入力できるようにしたり、検索に分類を使用できるようにすることができます。

  4. 「Next」をクリックすると、構成されるそれぞれの追加ページのどこに分類表現を表示するかを指定するように求められます。

    図42 ページ上の位置の指定

    ページ上の位置の指定

  5. 新しい構成と既存の構成に矛盾がある場合は、矛盾を解決するように求められます。別の表現がすでに存在するページに表現を追加しようとすると、新しい表現または既存の表現のいずれかを選択するように求められます。

  6. 最後に、追加内容のサマリーが表示されます。

個別ページのカスタマイズ  目次

管理者は、「Customize」ボタンが表示されている場合、ビジネス・サービス・コントロールの各ページをカスタマイズできます。ページには、複数の複合領域が含まれている場合があります。その場合は、各領域に独自の「Customize」ボタンがあります。

注意注意

各ページの「Customize」ボタンは、前述の「カスタマイズ可能な分類」の設定よりも優先されます。これにより、レジストリの管理者は、ニーズに合わせて各ページをさらにカスタマイズできます。

たとえば図43は、次の2つの複合領域を持つページを示しています。

  • Business Properties

  • Technical Properties

ユーザー(管理者)は、「Business Properties」領域の「Customize」ボタンをクリックしています。

図43 ページのカスタマイズ

ページのカスタマイズ

「Business Properties」はカスタマイズ・エディタに表示され、「Technical Properties」はこのページに通常どおりに表示されます。

カスタマイズ・エディタに表示される内容は、次のとおりです。

  • Visual Components: 1つの表に1行です。ここでは、各行に2つのコンポーネントがありますが、下を参照してください。1つのコンポーネントが選択されています。この場合、選択されているラベルは「Usage」です。

  • 「Component Properties」には、選択されているコンポーネントのプロパティが表示されます。

「Visual Components」の下の隣接するコンポーネントのペアの間には、いくつかのボタンがあります。ここでは、コンポーネントが1行に2つのみであるため、行ごとに1組のボタンのみがあります。各ボタンのツールチップには、ボタンの機能が表示されます。可能な操作は次のとおりです。

  • 隣接するコンポーネントのペアの位置を水平方向に入れ替えます。

  • コンポーネントを上下に移動し、その下または上のコンポーネントと入れ替えます。

  • 隣接するコンポーネントのペアをリンクして、上下に移動するときにこれらが同時に移動するようにします。リンクされているコンポーネントのリンクを解除することもできます。

「Component Properties」に表示される詳細の一部は、コンポーネントのタイプによって異なります。「Show expert visual properties」をクリックすると、そのコンポーネントで使用している行または列の数(「Height」および「Width」)を変更できます。行の最後のコンポーネントには、「Remainder of the row」が選択されています。かわりに「Cells」を選択すると、行が次の行と結合されて、1行になります。たとえば、図44では、最初の2行が、4つのコンポーネントを含む1つの行に結合されています。

図44 Expert visual properties

Expert visual properties

表示されているボタンをクリックすると、次のアクションを実行できます。

  • 新しいコンポーネントを追加します。

  • 選択したコンポーネントを削除します。

  • 設計を保存します。

  • 行った変更をリセットします。

  • カスタマイズ・エディタを閉じます。