Administration Utilities APIは、Oracle Service Registryで低レベルの複数の管理タスクを実行するためのインタフェースを提供します。
このユーティリティは、Oracle Service Registryからサブスクリプション履歴を削除します。olderThan値を指定しない場合は、このユーティリティによって、すべての履歴データが削除されます。この値を指定した場合は、指定した値より古いデータが削除されます。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
olderThan: このオプションの引数に指定した日付より古いサブスクリプション履歴が削除されます。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションcleanSubscriptionHistoryに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
このユーティリティは、ユーザー・ストアとしてLDAPが使用されている場合に役立ちます。 Oracle Service Registryでは、LDAPが読取り専用として処理され、LDAPからのすべてのデータがレジストリのデータベースにミラー化されます。LDAPツールを使用してLDAPからユーザーを削除した後でも、LDAPから削除されたデータはデータベースに残ります。この孤立したデータをデータベースから削除するには、clean_unusedAccounts操作を実行します。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションclean_unusedAccountsに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
delete_tModel APIは、Oracle Service Registryから1つ以上のtModelを削除します。UDDI Version 3仕様のdelete_tModelコールでは、tModelがデータベースから物理的に削除されるのではなく、tModelに非推奨とマークが付けられます。Administration Utilitiesのdelete_tModelコールを使用すると、このような非推奨のtModelをデータベースから削除できます。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
uddi_v3:tModelKey: 既存のtModelを表す1つ以上の必須のuddiKey値。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションdeleteTModelに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
データベース・キャッシュには、データベース内のv3 UDDI構造がオブジェクトとして保存されます。このキャッシュを使用すると、Inquiry v3のget_business、get_service、get_binding、get_tModelおよびfind_binding操作のパフォーマンスが向上します。ただし、キャッシュ同期では、主にv1およびv2のPublishing APIの操作に少し時間がかかります。キャッシュは、レジストリ・コントロールによって有効または無効にすることができます。デフォルトでは、キャッシュは有効になっています。キャッシュ機能を有効にするたびに、キャッシュは再構築されます。最初の再構築の後、save_xxx操作またはdelete_xxx操作をv1、v2、v3のPublishing APIで実行するたびに、キャッシュの増分が同期化されます。明示的な再構築は、rebuild_cache操作によって有効になります。この操作は、SQLコンソールで管理者がデータを変更する場合に適しています(ただし、このようなデータの変更は行わないことをお薦めします)。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションrebuild_cacheに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
replaceURL APIコールは、次のエンティティでURL接頭辞を置換する場合に使用します。
tModel: OverviewDoc URL
tModelInstanceInfo: overviewDoc URLおよびDiscoveryURL
binding template: accessPoint URL
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
oldURLPrefix: URL接頭辞の古い値。
newURLPrefix: URL接頭辞の新しい値。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションreplaceURLに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
replaceKey APIコールは、Oracle Service Registryで選択したUDDI構造のuddiKeyを変更する場合に使用します。このキーは、UDDI Version 3またはUDDI Version 2のいずれかの形式で指定する必要があります。オプションの要素であるuddiKeyNewV2およびuddiKeyNewV3に、選択したUDDI構造用のuddiKeyの新しい値が保持されます。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
uddiKeyOldV2: UDDI Version 2の形式での既存のUDDI構造のuddiKeyの値。
uddiKeyOldV3: UDDI Version 3の形式での既存のUDDI構造のuddiKeyの値。
uddiKeyNewV2: UDDI Version 2の形式でのuddiKeyの新しい値。
uddiKeyNewV3: UDDI Version 3の形式でのuddiKeyの新しい値。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションreplaceKeyに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
Oracle Service Registry内の各businessEntityのdiscoveryURLの値をデフォルト値に設定します。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションresetDiscoveryURLsに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
この操作は、keyValue分類のタイプまたは分類変換サービスの実装が変更されている場合に必要です。詳細は、「ユーザーズ・ガイド」の「分類: 原則、作成および検証」を参照してください。
uddi_v3:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
uddi_v3:tModelKey
このAPIコールには、org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApiおよびアクションtransform_keyedReferencesに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
このAPIに対するWSDL仕様は、administrationUtils.wsdlで確認できます。
Administration Utilities APIのエンドポイントは、http://<ホスト名>:<ポート>/<コンテキスト>/uddi/administrationUtilsで確認できます。
Java APIは、Administration Utils WSDLから生成されます。 詳細は、「org.systinet.uddi.admin.AdministrationUtilsApi」を参照してください。