Statistics  目次

Statistics APIでは、Oracle Service Registryの使用に関する有効な情報が提供されます。

データ構造  目次

Statistics APIでは、次の構造が使用されます。

accessStatisticsDetail  目次

表24 属性

属性必須
enableはい

この構造は、0(ゼロ)個以上の apiStatisticsDetail要素用のコンテナです。enable属性は、戻されたデータに一貫性があるかどうかを判別する場合に使用します。falseに設定した場合は、統計インターセプタが実行されないように構成されており、戻されるデータは古いものとなります。

apiStatisticsDetail  目次

表25 属性

属性必須
apiNameはい
requestCountはい
exceptionCountはい
lastCallはい

この構造には、属性apiNameおよびそのメソッドに指定されたAPIの使用方法に関する情報が含まれています。また、この構造は、methodStatisticsDetail要素用のコンテナとしても機能します。

requestCount属性には、最後のリセット以降またはOracle Service Registryのインストール以降にこのAPIが使用された回数を示す数が保持されます。

exceptionCount属性には、APIのメソッドの実行に割り込まれた例外の数が示されます。

lastCall属性には、このAPIが最後に起動された時刻が含まれています。

methodStatisticsDetail  目次

表26 属性

属性必須
methodNameはい
requestCountはい
exceptionCountはい
lastCallはい

この要素には、属性methodNameに指定されたメソッドの使用方法に関する情報が含まれています。

requestCount属性には、最後のリセット以降またはOracle Service Registryのインストール以降にこのメソッドがコールされた回数を示す数が保持されます。

exceptionCount属性には、このメソッドの実行に割り込まれた例外の数が示されます。

lastCall属性には、このメソッドが最後に起動された時刻が含まれています。

structureStatisticsDetail  目次

この構造は、structure要素用のコンテナとして機能します。

structure  目次

表27 属性

属性必須
nameはい
countはい

structure要素は、name属性によって指定されたタイプのUDDI構造がレジストリに保存されている数が示されます。

操作  目次
get_accessStatistics  目次

get_accessStatistics APIコールは、Oracle Service Registryで選択したUDDI APIの使用方法に関する情報をフェッチする場合に使用します。filter要素は、戻されるAPIの統計を指定する場合に使用します。空にすると、すべてのAPIの統計が戻されます。

引数  目次
  • statistics:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。

  • statistics:filter: 選択したAPIを名前で一致検索するオプションの正規表現。 ワイルド・カード文字?および*がサポートされています。

戻り値  目次

正常に完了すると、accessStatisticsDetail構造が戻されます。

パーミッション  目次

このAPIコールには、org.systinet.uddi.statistics.StatisticsApiおよびアクションget_accessStatisticsに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。

get_structureStatistics  目次

get_structureStatistics APIコールは、Oracle Service Registryに保存されているUDDI構造の個数に関する概要情報を取得する場合に使用します。

引数  目次
  • statistics:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。

戻り値  目次

正常に完了すると、structureStatisticsDetail構造が戻されます。

パーミッション  目次

このAPIコールには、org.systinet.uddi.statistics.StatisticsApiおよびアクションget_structureStatisticsに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。

reset_accessStatistics  目次

reset_accessStatistics APIコールは、Oracle Service RegistryでAPI使用統計をリセットする場合に使用します。オプションのfilter要素は、影響を受けるAPIを制限する場合に使用します。設定されていない場合は、すべてのAPIの統計が削除されます。

引数  目次
  • statistics:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。

  • statistics:filter: 選択したAPIを名前で一致検索するオプションの正規表現。 ワイルド・カード文字?および*がサポートされています。

パーミッション  目次

このAPIコールには、org.systinet.uddi.statistics.StatisticsApiおよびアクションreset_accessStatisticsに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。

WSDL  目次

WSDL仕様は、ファイルstatistics.wsdlで確認できます。

APIエンドポイント  目次

Statistics APIエンドポイントは、http://<ホスト名>:<ポート>/<コンテキスト>/uddi/statisticsで確認できます。

Java  目次

Java APIは、WSDLから直接生成されます。詳細は、「org.systinet.uddi.statistics.StatisticsApi」を参照してください。