Oracle Content DBサービスは、サポートするプロトコル・サーバーおよびエージェント用のJava Runtime Environmentで構成されます。また、サービスは、JDBCを介したデータベースへの接続の管理も行います。3つのデフォルトのサービス構成オブジェクトを使用して、ノード上に新しいサービスを作成できます。
SmallServiceConfiguration
MediumServiceConfiguration
LargeServiceConfiguration
3つの構成テンプレートでは、サポートされる接続およびセッションの数が異なります。
この付録では、各サービス構成プロパティとそのデフォルト値を示します。
注意: 指定するプロパティの値を区切るために空白を使用しないでください。かわりに、デリミタにはカンマを使用してください。 |
表D-1 IFS.SERVICE.*
のプロパティ
プロパティ | 説明および使用方法 | デフォルト | 必須かどうか |
---|---|---|---|
|
サービスACLキャッシュにより、最近使用されていないデータの即時パージが実行されるキャッシュ・サイズ(ACLの数)。 |
600: 小 2400: 中 6000: 大 |
いいえ |
|
サービスACLキャッシュにより、最近使用されていないデータの低優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ACLの数)。 |
500: 小 2000: 中 5000: 大 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時のターゲット・キャッシュ・サイズ(ACLの数)。 |
400: 小 1600: 中 4000: 大 |
いいえ |
|
サービスのACLキャッシュの絶対最大サイズ(ACLの数)。サービスのACLキャッシュには、ACLの解決済アクセス・レベルが保持されます。 |
750: 小 3000: 中 7500: 大 |
いいえ |
|
サービスACLキャッシュにより、最近使用されていないデータの高優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ACLの数)。 |
550: 小 2200: 中 5500: 大 |
いいえ |
|
false |
いいえ |
|
|
オーファン・セッションの有無を確認する時間間隔(秒)。(アクティブなセッションでは、ハートビートが生成されます。オーファン・セッションとは、セッション・ハートビートが生成されないセッションを示します。サービスがオーファン・セッションを検出すると、そのセッションが切断され、セッションのリソースが解放されます。)確認のデフォルトの時間間隔は、60秒です。確認を無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
60 |
いいえ |
|
読取り専用接続プール内のデータベース接続の絶対最大数。 |
20: 小 40: 中 60: 大 |
いいえ |
|
読取り専用接続プールの現在のサイズが最大サイズに等しい場合に、割当て済でない接続が存在しないときにサービスが接続割当てリクエストを延期する最大時間(ミリ秒)。この時間内にデータベース接続が使用可能にならない場合は、割当てリクエストが失敗し、例外が発生します。 |
10000 |
いいえ |
|
2: 小 4: 中 6: 大 |
いいえ |
|
|
文のキャッシュがパージをスケジュールするキャッシュ・サイズ(文の数)。 |
150 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時の文のキャッシュに対するターゲット・キャッシュ・サイズ(文の数)。 |
120 |
いいえ |
|
読取り専用接続プール内のデータベース接続のターゲット最大数。 |
10: 小 20: 中 30: 大 |
いいえ |
|
読取り専用接続プールの現在のサイズがターゲット・サイズ以上で、最大サイズより小さい場合に、割当て済でない接続が存在しないときにサービスが接続割当てリクエストを延期する最大時間(ミリ秒)。この時間内にデータベース接続が使用可能にならない場合、新しい接続が作成されます。 |
1000 |
いいえ |
|
書込み可能な接続プール内のデータベース接続の絶対最大数。 |
20: 小 40: 中 60: 大 |
いいえ |
|
書込み可能な接続プールの現在のサイズが最大サイズに等しい場合に、割当て済でない接続が存在しないときにサービスが接続割当てリクエストを延期する最大時間(ミリ秒)。この時間内にデータベース接続が使用可能にならない場合は、割当てリクエストが失敗し、例外が発生します。 |
10000 |
いいえ |
|
2: 小 4: 中 6: 大 |
いいえ |
|
|
文のキャッシュがパージをスケジュールするキャッシュ・サイズ(文の数)。 |
200 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時の文のキャッシュに対するターゲット・キャッシュ・サイズ(文の数)。 |
160 |
いいえ |
|
書込み可能な接続プール内のデータベース接続のターゲット最大数。 |
10: 小 20: 中 30: 大 |
いいえ |
|
書込み可能な接続プールの現在のサイズがターゲット・サイズ以上で、最大サイズより小さい場合に、割当て済でない接続が存在しないときにサービスが接続割当てリクエストを延期する最大時間(ミリ秒)。この時間内にデータベース接続が使用可能にならない場合、新しい接続が作成されます。 |
1000 |
いいえ |
|
サービスの資格証明マネージャの構成。これらのプロパティはインストール時に設定されます。これらの値は変更しないでください。 |
適用なし |
適用なし |
|
サービスのデータ・キャッシュの絶対最大サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。サービス・データ・キャッシュでは、最近使用されたライブラリ・オブジェクトの属性値が保持されます。 |
7500: 小 30000: 中 75000: 大 |
いいえ |
|
サービス・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの低優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
5000: 小 20000: 中 50000: 大 |
いいえ |
|
サービス・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの高優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
5500: 小 22000: 中 55000: 大 |
いいえ |
|
サービス・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの即時パージが実行されるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
6000: 小 24000: 中 60000: 大 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時のターゲット・キャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
4000: 小 16000: 中 40000: 大 |
いいえ |
|
このプロパティは使用されていません。 |
適用なし |
いいえ |
|
このプロパティは使用されていません。 |
適用なし |
いいえ |
|
このプロパティは使用されていません。 |
適用なし |
適用なし |
|
プリフェッチされる結果セットの行数。NULLまたは0(ゼロ)に設定すると、10行がプリフェッチされます。変更しないでください。 |
0 |
いいえ |
JDBCドライバ・タイプの指定。変更しないでください。 |
oci8 |
いいえ |
|
|
JDBCデバッグ情報を標準出力に送信します。変更しないでください。 |
false |
いいえ |
セッションによってネストされるトランザクションの最大数。 |
100 |
いいえ |
|
|
セッションが更新操作の実行時にデータベース・リソースをロックしようとして待機する時間(秒)。指定時間内に必要なデータベース・リソースをロックできない場合、更新操作はタイムアウトし、例外が発生します。 |
10 |
いいえ |
|
サービスが同時にサポート可能なライブラリ・セッションの最大数。デフォルトの0(ゼロ)は、無制限であることを示します。 この値で、すべてのユーザーにわたって未処理のユーザー・リクエストに対し、いくつのライブラリ・セッションが使用可能かを決定します。ログインできるユーザーの数は制限されません。 |
40: 小 70: 中 200: 大 |
いいえ |
|
ハートビートが生成されなくなったセッションがオーファン・セッションになるまでの時間(秒)。オーファン・セッションのタイムアウトを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
600 |
いいえ |
|
他のサービスからの受信イベントの有無を確認する時間間隔(秒)。サービス間のイベント・ポーリングを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
2 |
いいえ |
|
サービスのハートビート間の時間間隔(秒)。サービス・ウォッチドッグ・エージェントがハートビートを生成していないサービスを検出すると、Oracle Content DBリポジトリ内の障害が発生したサービスに関連付けられた情報がクリーンアップされます。 ハートビートを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
60 |
いいえ |
|
セッションのハートビートを生成するためにセッションによって使用されるイベント・ポーラー。 |
|
いいえ |
|
セッションのハートビートの時間(ミリ秒)。ハートビートを使用すると、サービスに対するセッション状態を示すのみでなく、アイドル・セッションで他のセッションまたはサービスによって生成されたイベントを処理できます。 |
2500 |
いいえ |
|
検索APIコールが終了する(コールが完了しなかった場合も含む)までの時間(秒)。これによって検索がタイムアウトした場合、この検索は終了し、例外が発生します。検索を実行するセッションは有効な状態のままです。検索のタイムアウトを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
60 |
いいえ |
|
Bean側のセッション・オブジェクト・キャッシュのターゲット最大サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。Bean側セッション・オブジェクト・キャッシュには、 |
750 |
いいえ |
|
セッションでフォルダ・パスの解決がキャッシュされるかどうか。 |
true |
いいえ |
|
セッションのフォルダ・パス・キャッシュの絶対最大サイズ(キャッシュされるフォルダ・パスの数)。 |
150 |
いいえ |
|
セッションのフォルダ・パス・キャッシュにより、最近使用されていないデータの低優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(フォルダ・パスの数)。 |
100 |
いいえ |
|
セッションのフォルダ・パス・キャッシュにより、最近使用されていないデータの高優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(フォルダ・パスの数)。 |
110 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時のターゲット・キャッシュ・サイズ(フォルダ・パスの数)。 |
80 |
いいえ |
|
サーバー側のセッション・オブジェクト・キャッシュの絶対最大サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。サーバー側セッション・オブジェクト・キャッシュには、 |
750 |
いいえ |
|
セッション・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの低優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
500 |
いいえ |
|
セッション・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの高優先度パージがスケジューリングされるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
550 |
いいえ |
|
セッション・データ・キャッシュにより、最近使用されていないデータの即時パージが実行されるキャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
600 |
いいえ |
|
パージ・サイクルの完了時のターゲット・キャッシュ・サイズ(ライブラリ・オブジェクトの数)。 |
400 |
いいえ |
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特定のOracle Content DBのAPIコールが終了する(コールが完了しなかった場合も含む)までの時間(秒)。これによって操作がタイムアウトした場合、この操作は終了し、トランザクションが終了して、例外が発生します。操作を実行するセッションは有効な状態のままです。セッション操作のタイムアウトを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
300 |
いいえ |
|
Trace Loggerチャネルの数。Oracleでは、 |
50 |
いいえ |
|
サービスによって生成されたトレース・データの送信先。 |
|
いいえ |
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サーバー側セッションで生成されたトレース・データの送信先。 |
|
いいえ |
|
Bean側セッションで生成されたトレース・データの送信先。 |
|
いいえ |
|
トレース・チャネルnに対するトレースの冗長性。Oracle定義のトレース・レベルのリストは、 |
なし |
いいえ |
|
すべてのトレース・チャネルに対するデフォルトのトレースの冗長性。トレース・レベルのリストは、 |
なし |
いいえ |
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送信前の送信イベントをバッファリングする最大時間(秒)。送信イベントのバッファリングを無効にするには、0(ゼロ)に設定します。 |
2 |
いいえ |