| Oracle Content Database Oracle WebCenter Suite用アプリケーション管理者ガイド 10g（10.1.3.2.0） E05042-01 |
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この章では、Oracle Content DBのサイト・レベル管理の概念について説明します。次の項目について説明します。
サイト管理者は、特定のアイテムへのパブリック・アクセスを付与し、「サイト」フォルダ用のライブラリ作成リクエストを許可する権限を提供できます。サイト管理者は、使用可能とするユーザー・アクセス・ロールを指定できます。また、「共有」タブに表示されるロールの順序も指定できます。
ロール管理者は、ライブラリおよびフォルダ・レベルでユーザーが使用できるロールの順序を、追加、削除および変更できます。このロールが割り当てられたユーザーは、Oracle Content DB Webクライアントでの管理モードへの切替えの際に、「ロール管理」リンクを表示できます。
ユーザーは、Oracle Content DBにプロビジョニングされた後、アプリケーションにサイン・インできます。
ユーザー管理者は、サイト内のすべてのユーザーとグループを管理します。ユーザー管理者は次のタスクを実行できます。
サイト内のすべてのユーザーの検索
グループのメンバーの追加および削除
グループ・メンバーへのグループ・マネージャ・ロールの割当て
グループの作成および削除
ユーザー管理者は、サイト内のすべてのユーザーを検索でき、さらに次のユーザーのデフォルト・プリファレンスを設定および変更することができます。
「最近使用したファイル設定」レポートに表示されるファイル数をユーザーが変更することの許可
Web Distributed Authoring and Versioning（WebDAV）クライアントの使用時に、ユーザーにパスワードを要求する頻度の指定
WebDAVクライアントの使用時に、パスワードが要求される頻度をユーザーが変更することの許可
UTF-8が使用できない場合の、ドキュメントの言語、キャラクタ・セットおよびキャラクタ・エンコーディングの割当て
ユーザーは、カテゴリをファイルと関連付け、カテゴリの属性を変更して、情報を整理し、分類することができます。ユーザーは、カテゴリやカテゴリの属性に基づいてファイルを検索することもできます。
ユーザーは、ファイル・プロパティ・ウィンドウでファイルにカテゴリを適用して、ファイルを分類できます。構成管理者、ライブラリの管理者およびフォルダの管理者は、フォルダの必須またはオプションのカテゴリを除外または指定できます。必要な場合、ユーザーは、ファイルのアップロードまたはチェックイン時にこれらのカテゴリに関する情報を入力する必要があります。
カテゴリは、サブカテゴリに分けて、1つ以上の属性を持たせることができます。カテゴリは、カテゴリ管理者によってサイト用に作成および構成されます。カテゴリは名前に基づいてリストおよびソートされます。
カテゴリ管理者はサイト内のカテゴリを管理します。カテゴリ管理者は、サイトのカテゴリを作成し、サイト内でユーザーが使用できるカテゴリとサブカテゴリの階層を定義できます。さらに、カテゴリ管理者は、カテゴリの変更および削除、カテゴリ階層へのカテゴリの追加も行います。
カテゴリ管理者は、サイト内でカテゴリを作成、変更および削除できます。カテゴリの作成時に、それぞれに名前を指定する必要があります。
カテゴリ管理者は、カテゴリの属性を追加および削除することもできます。既存の属性に対して行える変更は、デフォルト値の変更と、その属性を入力必須にできるかどうかの変更のみです。
