| Oracle Communication and Mobility インストレーション・ガイド 10gリリース3(10.1.3) B50836-01 |
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この章では、バックエンドOracle RACデータベースで機能するようにOracle Communication and Mobility Server 10.1.3.4をインストールして構成する方法を説明します。このドキュメントでは、Oracle Communication and Mobility Serverで使用できるように、nノードのRACデータベースがインストールされて構成されていることを前提としています。このドキュメントでは、Oracle RACデータベースのインストールおよび構成方法については説明しません。内容は次のとおりです。
このドキュメントの説明は、Oracle Application Serverの既存インスタンスへのOracle Communication and Mobility Server 10.1.3.4のインストールに適用されます。Oracle RACデータベースの構成は、Oracle Communication and Mobility Serverのスタンドアロン(開発者)インストールではサポートされません。また、接続キャッシング、高速接続フェイルオーバー、およびOracle RACデータベースの高度な構成機能については、このドキュメントでは説明しません。
Oracle RACデータベースについて次の情報を取得する必要があります。
通常、本番環境のデプロイには、ホスト名の他に各DBノードの仮想IPアドレスも含まれます。インストールと構成の際には、通常のホスト名ではなく仮想IPアドレスに対応するホスト名を使用する必要があります。
次の手順を実行して、Oracle Communication and Mobility Serverをインストールし、バックエンドRACを使用するように構成します。
Oracle Communication and Mobility Serverをインストールする前に、Oracle Communication and Mobility ServerがRACデータベースに接続するために使用するデータベース・サービスをデータベースで作成する必要があります。このデータベース・サービスは、Oracle RAC環境のすべてのノードで使用できるように作成します。
いずれかのRACノードで次のコマンドを実行します。
cd $ORA_CRS_HOME/bin ./srvctl add service -d <database name> -s <service name> -r <comma separated list of ORACLE_SIDs for the RAC nodes>
作成したサービスのステータスを調べるために、次のコマンドを実行します。
./srvctl status database -d <database name> -s <service name>
次のようなレスポンスを受け取ります。
Service <service name> is not running.
新しいサービスが実行されていないことがわかります。次のコマンドを発行して新しいサービスを明示的に起動する必要があります。
./srvctl start service -d <database name> -s <service name>
次のレスポンスが返されます。
Service <service name> is running on instance(s) (inst. 1, inst. 2, etc.)
これで、Oracle Communication and Mobility Serverのインストールを開始することができます。
Oracle Universal Installerでは、インストール時にRACデータベースに対するOracle Communication and Mobility Serverを構成することはできません。ただし、次の方法を使用すると、Oracle Communication and Mobility ServerをRACデータベースに対して構成することができます。
既存のOracle Application Serverに対するOracle Communication and Mobility Serverのインストールを開始し(詳細は「Oracle Communication and Mobility Serverのインストール」を参照)、データベースの構成画面まで進みます。この画面で、作成したRACデータベース・サービスに含まれるいずれかのデータベース・ノードに対応する情報を入力します。
たとえば、次のDB構成画面(図4-1)には最初のDBノードに対応する情報が表示されます。
または、図4-2に示すようにデータベース・サービスの第2(あるいはその他)のノードに対応する情報を指定することもできます。
「次へ」をクリックすると、SDPデータファイルの場所を指定するための画面が表示されます。この画面で「いいえ」を選択して、バックエンドRACデータベースのデフォルトのデータファイルの場所(共有ネットワーク・ドライブ)にSDPデータファイルを作成します。
「次へ」をクリックし、Oracle Communication and Mobility Serverのインストールを完了します。
この時点で、Oracle Communication and Mobility Serverスキーマはデータベース・サービスのどのノードからもアクセスできます。これは、次のようにSQLPLUSを使用してデータベース・サービスの任意のノードに接続することで確認できます(この場合、マシンの名前はtesting1.us.example.com)。
cd $ORACLE_HOME/bin ./sqlplus /nolog SQL> conn userx_orasdpsds/myPassword1@testing1.us.example.com:1521/
sidneyOCMS.us.example.com SQL> select * from tab;
表が表示されたことを確認して、SQLPLUSを終了します。ここで、このマシンから他のノード、たとえばtesting2.us.example.comに接続します。
./sqlplus /nolog SQL> conn userx_orasdpsds/myPassword1@testing2.us.example.com:1521/
sidneyOCMS.us.example.com SQL> select * from tab;
この接続でも表が表示されることを確認します。
Oracle Communication and Mobility Serverインストールが正常に終了した場合は、Oracle Communication and Mobility Server環境が機能します。ただし、Oracle Communication and Mobility Serverからのデータベース接続は、RACデータベースの構成済データベース・ノード1つのみです。RACデータベースへのデータベース接続を変更するにはインストール後の構成手順が必要です。
Oracle Communication and Mobility Serverサーバー・マシンで次のコマンドを実行します。
cd $ORACLE_HOME/j2ee/ocms/config
この場所にあるdata-sources.xmlを編集します。
Subscriber Data Services、Location ServiceおよびXDMSに対して次のようなJDBC URLがあります。
url="jdbc:oracle:thin:@//testing1.us.example.com:1521/sidneyOCMS.us.example.com"
これを次のように変更します。
url="jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(LOAD_BALANCE=on)(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)
(HOST=testing1.us.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)
(HOST=testing2.us.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)
(HOST=testing3.us.example.com)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)
(HOST=testing4.us.example.com)(PORT=1521)))
(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=sidneyOCMS.us.example.com)))"
ホスト名、ポート番号、データベース・サービス名およびインスタンス数を、使用しているRACデータベースの対応する値で置き換えます。
data-sources.xmlを保存し、サーバーを再起動します。
Oracle Communication and Mobility Serverのデータベース接続がRACデータベースのすべてのノードに対して有効であることを確認するには、次のコマンドを発行します。
netstat -a | grep 1521
Oracle Communication and Mobility ServerサーバーからすべてのRACノード(この例ではポート1521上)に対して、TCP接続が確立されていることを確認します。
data-sources.xmlファイルを編集するかわりに、Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Communication and Mobility Server JDBCリソースを変更することもできます。
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