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Oracle Application Serverインストレーション・ガイド
10g リリース3(10.1.3.2.0) for Microsoft Windows (64-bit) on Intel Itanium

E05149-01
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F トラブルシューティング

この付録では、Oracle Application Serverのインストール時に発生する可能性がある一般的な問題の解決策について説明します。内容は次のとおりです。

F.1 ログ・ファイル

次のログ・ファイルは、インストーラによって書き込まれます。

デフォルトでは、inventory_locationは次のディレクトリです。

C:¥Program Files¥Oracle¥Inventory

F.2 一般的なトラブルシューティングのヒント

インストール中にエラーが発生した場合は、次のように対処してください。

F.3 インストールの問題および解決策

この項では、インストールに関する一般的な問題および解決策について説明します。

F.3.1 ログ・ファイルの場所

次の2つのセットのログ・ファイルがあります。

F.3.2 インストーラが表示されない

問題

setup.exeを実行してもインストーラが表示されません。

解決策

Oracle Database 10g がすでに実行されているコンピュータにOracle Application Serverをインストールする場合は、次のオプションを指定してインストーラを起動する必要があります。

E:¥> setup.exe -J-Dsun.java2d.noddraw=true -Dsun.awt.nopixfmt=true

F.3.3 失敗したインストールをクリーンアップできない

インストールに成功しなかった場合は、Oracle Application Serverを再度インストールする前に、失敗したインストールを削除する必要があります。詳細は、付録D「削除および再インストール」を参照してください。

F.3.4 ユーザー・インタフェースが希望の言語で表示されない、または正しく表示されない

問題

メッセージが希望の言語で表示されない、または正しく表示されません。

解決策

現在、Oracle Application Serverでは、インストール後の言語の追加または削除はサポートされていません。

英語以外の内容を表示する場合は、インストール時に、すべての必要な言語を追加してください。インストール時に言語を追加するには、「インストール・タイプの選択」画面の「製品の言語」ボタンをクリックします。デフォルトでインストールされている言語を確認する場合は、3.2項「追加の言語のインストール」を参照してください。

英語以外の内容を表示する場合、インストール時に「製品の言語」をクリックし忘れると、必要なフォントがインストールされないため、ユーザー・インタフェースが正しく表示されないことがあります。この問題を解決するには、必要なフォントについてOracle社サポート・サービスに問い合せてください。

F.3.5 ネットワークに接続されているかどうかに関係なくOracle Application Serverを実行できない

問題

コンピュータがネットワークに接続されているときにインストールしたOracle Application Serverを、ネットワークに接続せずに使用する必要があります。

解決策

ネットワークに接続されているかどうかに関係なくOracle Application Serverを実行する場合は、ループバック・アダプタをインストールする必要があります。静的IPアドレスを持つコンピュータでは、ネットワークに接続していない場合、Ethernetアダプタが停止します(切断されたケーブルがipconfigに表示されます)。ipconfigでこのIPは解決できません。

ループバック・アダプタの詳細は、2.8.6項「ループバック・アダプタのインストール」を参照してください。

F.3.6 Configuration Assistantの失敗: 一般

この項では、Configuration Assistantの失敗に対するトラブルシューティングでの一般的なヒントを示します。特定のConfiguration Assistantの失敗については、次の項を参照してください。付録E「Configuration Assistant」も参照してください。

問題

Configuration Assistantが失敗しました。

解決策

Configuration Assistantの失敗には、様々な原因があります。次に、確認可能な事項を示します。

コマンドラインでConfiguration Assistantの実行コマンドを実行しているときにConfiguration Assistantに障害が発生した場合は、Configuration Assistantの実行コマンドを再実行します。

ORACLE_HOME¥binディレクトリにあるconfigtoolcmds.plという名前で生成されたスクリプト・ファイルを使用して、失敗したConfiguration Assistantを再実行できます。configtoolcmds.plスクリプトは、インストーラを終了した後に生成されます。サイレント・インストールまたは非対話型インストールでは、Configuration Assistantが失敗した直後に、configtoolcmds.plスクリプトが生成されます。


注意:

この項の解決策は、Oracle Content DB Configuration Assistantには適用されません。Oracle Content DB Configuration Assistantが停止されるか、または正常に実行されない場合は、インストールを再度試行する前にD.3項「Oracle Content DBを削除する場合の追加手順」の手順を実行します。「再試行」はクリックしないでください。

Oracle Content DB Configuration Assistantのログは、次の場所にあります。

ORACLE_HOME/content/log/ContentConfig.log
 

F.4 関連ドキュメント

この付録で、発生した問題を解決できない場合は、次に示すドキュメントも参照してください。

発生した問題の解決策が見つからない場合は、サービス・リクエストを行ってください。


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