クラスタ内の各ノードで次の作業を行います。
クラスタノードでスーパーユーザーになります。
Dynamic Multipathing (DMP) を無効にします。
# mkdir /dev/vx # ln -s /dev/dsk /dev/vx/dmp # ln -s /dev/rdsk /dev/vx/rdmp |
ノードの CD-ROM ドライブに VxVM CD-ROM を挿入します。
VxVM ソフトウェアパッケージをインストールします。
VxVM ソフトウェアパッチをインストールする場合は、VxVM ソフトウェアをインストールした後に再起動しないでください。
# cd /cdrom/volume_manager_3_0_4_solaris/pkgs # pkgadd -d . VRTSvxvm VRTSvmdev VRTSvmman |
pkgadd(1M) コマンドには、VRTSvxvm、VRTSvmdev の順に指定します。その他の VxVM ソフトウェアパッケージの詳細については、VxVM のインストールマニュアルを参照してください。
すべての VxVM インストールには、VRTSvxvm および VRTSvmdev パッケージが必要です。
CD-ROM を取り出します。
VxVM 用のパッチをインストールします。
パッチの入手方法とインストール方法については、『Sun Cluster 3.0 ご使用にあたって』を参照してください。
VxVM ソフトウェアパッチをインストールしたら、そのクラスタを停止し、クラスタの各ノードを再起動します。
クラスタの最初のノードを再起動する前に、scshutdown コマンドを使用してそのクラスタを停止します。クラスタノードをインストールモードから削除するまでは、定足数 (quorum) の確立に使用される票 (quorum vote) は、クラスタを形成する最初のノード (スポンサーノード) にしかありません。形成されたクラスタがまだインストールモードにあり、最初のノードが再起動される前にクラスタが停止していない場合、残りのクラスタは定足数を得られず、クラスタ全体が停止します。
クラスタノードは、「インストール後設定を行う」 の手順で scsetup(1M) コマンドを最初に実行するまでは、インストールモードのままです。
VxVM ソフトウェアのインストールの詳細については、VxVM のインストールマニュアルを参照してください。
「root ユーザーの環境を設定する」に進み、ルートユーザーの環境を設定します。