クラスタ内の各ノードで次の作業を行います。
クラスタノードのスーパーユーザになります。
/etc/nsswitch.conf ファイルを編集します。
cluster が、データベースエントリの hosts および netmasks の最初の参照先になっていることを確認します。
この順序は、Sun Cluster ソフトウェアを正しく動作させるために重要です。scinstall(1M) コマンドによって、インストール中に cluster がこれらのエントリに追加されます。
(省略可能) データベースエントリ hosts および netmasks では、cluster の後に files が続きます。
(省略可能) その他のすべてのデータベースについては、files を参照順序の最初に配置します。
この手順を実行すると、ネームサービスが利用できなくなった場合の、データベースサービスに対する可用性を向上できます。
次に、/etc/nsswitch.conf ファイルの内容の一部を例として示します。データベースエントリ hosts および netmasks の参照順序は、cluster、files の順です。その他のエントリの参照順序は files から始まります。
# vi /etc/nsswitch.conf ... passwd: files nis group: files nis ... hosts: cluster files nis ... netmasks: cluster files nis ... |
クラスタのすべてのパブリックホスト名と論理アドレスを使用し、/etc/inet/hosts ファイルを更新します。
Solstice DiskSuite ボリューム管理ソフトウェアをインストールする場合は、「Solstice DiskSuite ソフトウェアをインストールする」に進みます。VERITAS Volume Manager ボリューム管理ソフトウェアをインストールする場合は、「VERITAS Volume Manager ソフトウェアをインストールする」に進みます。