SunPlex Manager グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) は、Sun Cluster ソフトウェアを簡単に管理する方法を提供します。詳細については、SunPlex Manager のオンラインヘルプを参照してください。
次の手順に従って、SunPlex Manager をクラスタ上で起動します。
SunPlex Manager にアクセスするときに、クラスタノードの root のユーザー名とパスワードを使用するか、異なるユーザー名とパスワードを設定するかを決定します。
クラスタ内の任意のノード上でスーパーユーザーになります。
SunPlex Manager 経由でクラスタにアクセスするためのユーザーアカウントを作成します。
root システムアカウントを使用しない場合、SunPlex Manager にアクセスするには、少なくとも 1 つのユーザーアカウントを設定する必要があります。
SunPlex Manager のユーザーアカウントは、 SunPlex Manager だけで使用されます。Solaris システムのユーザーアカウントとの関連はありません。
ユーザー ID 名を作成します。
# /opt/SUNWscvw/bin/htpasswd -c /opt/SUNWscvw/conf/users userid |
プロンプトが表示されたら、ユーザー ID 用のパスワードを入力します。
プロンプトが表示されたら、確認用にもう一度パスワードを入力します。
クラスタ内の各ノードで、上記 a から c の手順を繰り返します。
すべてのノードで同じユーザー ID 名とパスワードを使用します。
ノードにユーザーアカウントが設定されていない場合、そのユーザーはそのノードからは SunPlex Manager 経由でクラスタにアクセスできません。また、アクセス権を持っている別のクラスタノードからも、そのノードを管理することはできません。
(省略可能) 追加するユーザーアカウントごとに、手順 3 を繰り返します。
クラスタ外にある管理コンソールまたは任意の別のマシンから、ブラウザを起動します。
ブラウザの Web プロキシを無効にします。
SunPlex Manager の機能は Web プロキシと互換性がありません。
ブラウザのディスクとメモリーキャッシュのサイズが、0 より大きな値に設定されていることを確認します。
ブラウザから、クラスタ内の任意のノード上にある SunPlex Manager のポートに接続します。
デフォルトのポート番号は 3000 です。
https://node:3000/ |