この節では、Sun Cluster 3.0 U1 でサポートされるソフトウェアとメモリーの必要条件について説明します。
オペレーティング環境とパッチ - サポートされる Solaris のバージョンとパッチは、次の URL で参照できます。
詳細は、「パッチとファームウェアレベル」を参照してください。
ボリューム管理ソフトウェア - Slstice DiskSuite 4.2.1 と VERITAS Volume Manager 3.0.4 および 3.1
データサービス (エージェント) - サポートされるデータサービスとアプリケーションバージョンについては、ご購入先にお問い合わせください。 scinstall(1M) ユーティリティを使用してデータサービスをインストールする場合や、scrgadm(1M) ユーティリティを使用してデータサービスと関連付けられるリソースタイプを登録する際には、リソースタイプ名を指定します。
表 1-2 Sun Cluster 3.0 U1 でサポートされるデータサービス
データサービス |
Sun Cluster のリソースタイプ名 |
---|---|
Sun Cluster HA for DNS |
dns |
Sun Cluster HA for NFS |
nfs |
Sun Cluster HA for iPlanet Web Server |
iws |
Sun Cluster HA for Netscape LDAP |
nsldap |
Sun Cluster HA for Oracle |
oracle |
Sun Cluster HA for Oracle Parallel Server |
なし |
Sun Cluster HA for Apache |
apache |
Sun Cluster HA for SAP |
scsap |
Sun Cluster HA for Sybase ASE |
scsybase |
メモリーの要件 - Sun Cluster 3.0 では、通常の負荷を想定して構成されているノードに対しては、メモリーを追加する必要があります。追加するメモリーは 128M バイト + 10% となります。たとえば、スタンドアロンのノードに通常 1G バイトのメモリーが必要な場合、Sun Cluster 3.0 のメモリーの必要条件を満たすには 256M バイトを追加する必要があります。