Sun Cluster 3.0 12/01 の概念

定足数デバイスに対する DR クラスタリング

定足数デバイスとして構成されているデバイスに対し、 DR 切り離し操作を行うことはできません。DR のボード切り離し操作によって定足数デバイスに影響がある場合には、システムは操作を拒否し、操作によって影響を受ける定足数デバイスを特定します。定足数デバイスとしてのデバイスに対して DR 切り離し操作を行う場合は、まずそのデバイスを無効にする必要があります。

次の各手順は、定足数デバイスに対する DR 切り離し操作を要約したものです。詳細な手順については、『Sun Cluster 3.0 12/01 のシステム管理』を参照してください。

  1. DR 操作を行うデバイス以外のデバイスを定足数デバイスとして有効にします。

  2. DR 操作を行うデバイスを定足数デバイスとして無効にします。

  3. そのデバイスに対して DR 切り離し操作を行います。